(速報)ミト(310)が開いてトミがでるその2 〜 瀬織津姫と走る旅 遠野〜山田〜宮古〜早池峰山 | かんながら

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旅の記録です

ムムちゃんには、山田に行くなって止められた。
なぜなら今日は311だからって。
重いからって。
 
 
あとになって、「そんなこと言ってない、一緒にいたかっただけだよ!」って言われたけどさ。
おかしいのよね。
オランダ島の写真をみてからずっと「行きたい」って言ってるのに「いけない」とか「ダメ」とかいわれてるんだもん。
 
 
でも今回ついにそのときが来た。
ずっと家に置いてもらおうかと思ったけど、やっぱり山田の海をひとめ見てから帰りたいもん。
なんと言っても遠い!!!
 
電車で行こうと思ったけど水沢から5時間かかるって出てきて、車で片道1時間半を選択。
で、いつものタイムズさん。

 

 

遠野を通って、釜石の道の駅でトイレ休憩したら、進む方向を間違えて引き返すことに。

30分ほどのロス。

 

 

山田の海ははじめてきたのに、懐かしかった。

 

まるで私と祖父の思い出がつまった五ヶ所湾。

そこは伊勢平氏おじさんの先祖だっていう維盛の子孫が竈方をやっていた船越集落があった場所(五ヶ所アゲイン(追記あり))。

 

伊勢平氏おじさんがあんなに嫌なやつでも、許せちゃうのは祖父の面影をみるからなのかな。

うちの祖父の方が背も高かったし、今の伊勢平氏おじさんよりずっと若かったけどね。

 

いや、そもそもうちの祖父は曲がったことは大嫌いで0.1ミリのズレでも絶対に許さないし、考えることは緻密でもやることは大雑把な伊勢平氏おじさんとは似ても似つかない。

 

 

 

心が折れそうになったけど、無事日が沈む前に辿り着いた織笠駅。

すずめの戸締まりの聖地(すずめの戸締まりの織笠駅 〜山田町は大神の街)。

 

 

記念写真だけ撮っておこうってホームにいったら、「電車が到着します」ってサインが。

 

「え?もしかして電車くるんですかね」って明らかに聖地巡りできたっぽい人に話しかけて電車を待ってたら、

「電車逆から来ますよ」って地元の人っぽい人から、教えてもらって

 

カメラを構えなおしてちゃんと撮れるという。

なんと絶妙なタイミング。

これが、ミシマ劇場。

 

 

あの釜石から遠野に間違えて戻っていなければ、このタイミングに出会わなかった。

30分後に電車来ますよ、って仮に言われても待つ私でもないしね。

 

ちなみに、隣駅は「船越」。

わたしが祖父と何度もいった伊勢の五ヶ所湾。伊勢では伊勢平氏おじさんの先祖が竈方をやっていた集落。

 

 

この扉が設置されてるってことも教えてもらい、記念撮影。

 

 

扉には鍵はかかっていなかった。

でもね、鍵は予告通り2本、上からみつかった。

なにわの審神者(さにわ)が、木にかかってるって言っていたが、まさかの大宰府の坂本八幡宮の梅の木にかかっていたとは((メモ)太宰府と令和 〜梅の小枝の蕾は道真公の愛しい女?)。

 

 

 

わたし、あの世から戻ったよ。

海の彼方へと旅立った人たちと一緒に。

 

わたしだって、あの阪神淡路大震災のあと、生きたまますっかり隠り世住人になってしまったからね。

 

どうも阪神淡路大震災のあと、わたしみたいに黄泉の国の住人になってさすらいの旅人になった人多いんだって。

パートナーが見つかって今は幸せに暮らすようになった、ってきくけど、

わたしなんかせっかくパートナーがみつかったのに、それも取り上げられてふたたびさすらいの旅人に戻らされた。

 

 

ま、面白いじゃないの。伊勢平氏おじさんがわかっててやったのか、やらされたのかしらないけど、

わたしは「美志摩かな」ってペルソナを繰り出してそれを記録するっていう特殊な体験ができたからね。おじさんはわたしを多重人格障害って思っていたみたいだけど、わたしはただのうつ病らしくて、その時の記憶、それなりに覚えてるんで。

 

 

そのおかげで精神が崩壊しそうになったけど、この「かんながら」を書くことで自分はバランスをとってきたから、「美志摩かな」視点でのストーリーは残せたよ。

忘れる前に記録しないと、って必死になってたから、こんな乱暴な人からみたらわからない記録になっちゃったけど。

 

 

どうしても、宮古を走ってみたかった。

 

奈良のみやこの三輪山と、沖縄のみやこの大神島がつながったら、やっぱり三輪山や大神島にそっくりな形の島をもつ北の宮古もいかなければ、って思うもの。

で、ドライブ。

 

途中、早池峰山の脇を通り抜けるルート。

 

ようやく前回の旅(夏越の大祓はくくりの旅へ 〜盛岡 三ツ石神社と 遠野(メモ的に))が結ばれる気がする。

 

そして、次は「摩耶」らしい(謎)。

摩耶山は神戸にある。

そして摩耶とは、マーヤでお釈迦様のお母さんである。

 

image

 

駅に飾られていた米俵。

その心は稲荷。

 

 

東京駅。

 

 

そこに千と千尋とアルテミスの話題。

 

アポロンはどこにいるんだろうね、っていう。

 

 

 

 

月は新月に向かっている。

 

 

かかりつけの医師に、あきらかになにわの審神者(さにわ)や伊勢平氏おじさんが関わっていたとしか思えない思想のグループを示唆される。グノーシスとか、シュタイナーとかそういうやつ。

黙示録。

最後に伊勢平氏おじさんがわたしに告げてきたのもロレンスの黙示録(森羅万象を貫くひとすじのひかり 〜新嘗祭と新しい世界「神」が宣言する 〜欠けたピースを探す旅)。

 

ただの偶然なのか、陰謀なのかわからないけど、わたしの世界はできすぎなくらいのシンクロニシティで成り立っている。

 

 

 

赤い龍、か。

こんな記事((メモ) 赤い龍と八ヶ岳と諏訪とアカルヒメ ”田村麻呂将軍と赤大蛇の内緒話”)がでてきたりとか、

 

こんなことも思い出したりとか(安曇の庭から琉球へ 〜瓢箪から駒は出るか?!その1 天上界の神様)。

赤い龍、青い龍、白い龍。

今帰仁の不思議おじさん。

 

あと赤い龍って、わたしが伊勢平氏おじさんとの最初の山で「龍田川」を聞いたけど

竜田川の赤い龍の表現は、平家物語の壇ノ浦の段にでてくるもよう(諏訪の神ふたたび〜珠洲と美保 その先にあったもの)。

 

海上(かいしょう)には赤旗赤印(あかじるし)、切り捨てかなぐり捨てたりければ、竜田川の紅葉葉(もみぢば)を、嵐の吹き散らしたるに異ならず。汀に寄する白波は、薄紅(うすぐれない)にぞなりにける。

 

 

 

 

そこにちらりとみえる、

「出雲」の前は「諏訪」だった。

 

諏訪は建御名方神(タケミナカタ)。宗像と安曇は近くにいるんだって(謎)。

 

 

セントパトリックデー。

3月はずっとこの旗が出ている気がする。

ずっとわからなかったが、しろくまさんとバイクにのってるとき「なんの旗?」って聞いたら「セントパトリックデー」ってすぐ教えてくれた。

 

聖パトリックはアイルランドにキリスト教を布教した聖人。

 

16歳のときアイルランドの海賊にさらわれ、奴隷として苦しい時期を過ごした経験を持ち、脱走した後ヨーロッパ大陸に渡って神学を学んだ帰国後に「自分を虐待したアイルランド人にキリスト教を伝道する使命を与えられた」としてアイルランドに渡り、キリスト教を広めたと伝えた。

聖パトリックを守護聖人とする「聖パトリック大聖堂」はアイルランド最大の教会。また伝説によるとアイルランドから蛇を駆逐したとされており、現在でもアイルランドには蛇がいないそうである。

 

 

なかなか意味深。

地を這うミミズを30年近くやってわかるいろいろ。

 

 

2025年がきたら30周年なんだな、わたしのミミズ生活も。

2025年から何かが変わるっていう人たちがいるけど、本当にそうかもね。

わたしは、ミミズのまま鳥に食われて死ぬのか、龍になれるのか。

 

 

(関連記事)

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安曇の庭から琉球へ 〜瓢箪から駒は出るか?!その1 天上界の神様

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