政治資金問題で舛添都知事が辞職して、来月に都知事選挙が行われることになりました。猪瀬氏と舛添氏がお金の問題で辞職したことから、次の都知事にはお金にクリーンな人物をという声が上がっています。

 

また、知名度が高い候補者ではなく、実務面で期待できる人物が求められているという意見も多く聞かれます。

 

しかし、マスコミの報道を見ていると、また同じような過ちを東京都民がしてしまうような気がします。そもそも、知名度が高い候補者が当選してしまうのは、各候補者が都知事に必要な資質を多くの都民が知らないまま投票してしまうことが大きな理由です。

 

各有権者が、それぞれの候補について十分に調べてから投票をするべきなのですが、一般の人にそれを求めるのは酷というものです。そこで、多くの人に各候補者の資質などを知らせる役目を負っているのがマスコミです。

 

今回の舛添氏の数々の疑惑も、マスコミが調べて報じたことで、舛添氏を辞職に追い込むことになりました。疑惑の多くは都知事になる以前の国会議員時代のものであったので、本来であれば前回の都知事選の前にこれらの疑惑をマスコミが伝えていれば、舛添氏が都知事になることはなかったと思います。

 

舛添氏の政党交付金の私的流用は、都知事になる前から一部マスコミで報じられていましたし、母親の介護をほとんどしていないのに、熱心に母親の介護をしたことを介護行政に活かすという嘘なども週刊誌などで報じられていて、地元に少し取材すれば分かったことです。

 

舛添氏の前の都知事である猪瀬氏についても、彼がどのような人物なのかをマスコミは投票前に多くの人に知らせるべきでした。櫻井よしこ氏の「改革の虚像」や田中一昭氏の「偽りの民営化」から、猪瀬氏が政治的にどのような人間なのかが分かります。

 

結果として、これらの人物を都知事に選んでしまったのは東京都民ですので、東京都民に責任があります。しかし、多くの有権者は彼らの実態を知ることがないどころか、実際とは異なる虚像に期待してしまって投票してしまった人が多かったと思います。

 

その虚像というのは、マスコミが作り上げたものではないでしょうか。舛添氏も猪瀬氏も、パフォーマンスは非常に得意でしたから、それをそのままマスコミは伝えて彼らの誤った姿を多くの人に植え付けたのだと思います。

 

有権者のうち多くの人は、主な情報源がテレビや新聞だったと思います。このブログを読んでいる人であれば、テレビや新聞は信用できないと考えていると思いますが、世間一般では主な情報源がテレビや新聞で、そこからの情報を鵜呑みにしてしまう人は少なくありません。

 

特に、首都圏のテレビ局は本当のことを伝えることができていないので、東京など首都圏の人というのは日本の中でも情報弱者が多い地域になってしまっています。

 

 

次の都知事選でも、マスコミが同じ過ちをすることが予想されます。次期都知事候補について、民進党の参議院銀の蓮舫氏の名前をマスコミが挙げていたことが、それを証明していました。

 

マスコミでは、お金にクリーンな人というのを次期都知事の条件のようなことを言っていましたが、それであれば蓮舫氏は全く当てはまらない人物となります。

 

舛添氏は自宅にある事務所に賃貸料としてかなりの額を計上していましたが、一応一部は事務所となっていて、事務所の看板も掛けていました。

 

蓮舫氏も自宅を事務所と称して事務所の賃貸費を計上していましたが、事務所の看板などは全くなく、家族だけが住んでいる完全な生活のための家で、事務所として使用している形跡が全くありませんでした。

 

また、蓮舫氏は民主党政権時代に行政刷新大臣をしていましたが、途中で退任しています。日本のマスコミでは退任の理由をほとんど報じませんでしたが、中国網日本語版(チャイナネット)では、違法薬物使用で脱税をしていた犯罪者との不倫が原因で退任したと報じられていました。

 

蓮舫氏はこの不倫相手から献金を受けていたようで、参議院予算委員会で自民党の西田昌司氏から追及されていました。

 

更に、北朝鮮や中国共産党工作員疑惑がある高野孟氏と蓮舫氏は深い関わりがあると言われています。高野氏は、蓮舫氏の媒酌人をつとめ、北京大学に留学した時も手助けをしていたようです。これらのことから、蓮舫氏はクリーンなどと呼べる人物ではなく、グレーというよりも真っ黒な政治家と言っていいでしょう。

 

マスコミは次の都知事に「クリーンな人物を」と主張するのであれば、都知事候補として蓮舫氏の名前が挙がった時に、真っ先にこれらのことを報じるべきではないでしょうか。

 

また、蓮舫氏のこれまでの政治家の実績として、事業仕分けによって多くの予算を削減したということが挙げられています。実際には財務省の振り付け通りのことをしていた操り人形だったのですが・・・

 

事業仕分けで災害対策費などを削減し、それが東日本大震災や昨年の関東豪雨での被害を拡大させた可能性がありました。もし、蓮舫氏が都知事になってしまったら、東京都の防災対策費を削減してしまい東京都民を危険に晒してしまったかもしれません。

 

幸いにして、現時点で蓮舫氏は参議院選挙に出馬せず、都知事選には出馬しないと言っています。もしかしたら、都知事選に出馬したら、上記のスキャンダルを根掘り葉掘りされるかもしれないと考えたのかもしれないですね。まあ、参議院選でも上記のスキャンダルをマスコミは多くの人に伝えるべきだと思いますが、蓮舫氏は反日勢力ですので、同じ反日仲間のマスコミは決して報じることはないでしょうね。

 

という訳で、次の都知事選でもマスコミは東京都民をミスリードしてしまう可能性は大いにあるような気がします。反日極左の都知事が誕生しないことを、今は祈っています。


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