現在、国会では参議院で安全保障関連法案について審議中です。衆議院では野党側に質疑の時間をかなり与えましたが、中身の本質的な議論は行われていませんでした。参議院では与党の質疑時間を増やしたので、衆議院の審議よりもまともな議論が行われていますが、相変わらず野党からは本質から外れた質問ばかりとなっています。

 

野党は議論をするどころか、参議院に問責決議案、衆議院に内閣不信任決議案を提出して法案について議論をすることさえ拒否をする構えです。

 

しかし、野党の足並みは揃うかどうか疑問が持たれ、野党はバラバラで全く力を発揮できていないと野党内からも声が挙がっています。まあ、多くの野党には与党の法案への対案はありませんし、野党間で意見が調整できないため力を結集できるはずがありません。

 

最大野党の民主党は、党内の意見がバラバラですから、安保関連法案について党としての方針さえ出せない始末です。

 

維新の党が分裂状態になり、野党再編が加速すると言われていますが、今のままでは単なる野合となることは明らかです。なぜなら、野党の基本理念や主義がバラバラだからです。

 

そもそも政党とは、共通の政治的な主義主張を持つ者によって組織される集団です。野党間はおろか、政党内でも政治的な主義主張が一致していないので、野党を再編しようなどというのは夢のまた夢のような気がします。

 

民主党や維新の党の大阪系以外の議員は、政治的な主義主張が一致して集まっているというよりも、選挙に当選するために政党に属している議員が多いのが実態です。

 

維新の党で民主党と連携しようとしている議員達は、多くが元は民主党に属していました。民主党では当選するのが難しいと見て、橋下徹氏のところに擦り寄り維新の党を結成しました。今度は維新の党のままでは次の選挙で戦えないと考え、連合など民主党の支援団体の組織票をあてにして、再度民主党に合流しようとしています。

 

民主党の中でも保守系と称している議員がいますが(実は多くは偽装保守のような気がしますが・・・)、彼らが自分達の主張とは正反対の方を向いている民主党にいるのは、民主党から出てしまうと選挙で当選できるかどうかが不安だからでしょう。

 

 

このようにどうしようもない状態の野党ですが、次世代の党を除いた野党の主義主張を一致させるものがあります。それは「反日」です。

 

反日を政治的な主義主張にすると、多くの野党が同じ理念を共有できることになります。反日を旗印の下に結集すれば、政策的な違いも少なくなりますし、これまでバラバラだった反日の野党は、一致団結するのではないでしょうか。

 

反日を掲げると、民主党辺りからは一部の議員が離脱する可能性があります。しかし、現在のように野党がバラバラになる状態は、かなり解消されるのではないでしょうか。

 

また、反日という立場を明確にすると、多くのマスコミからは現在よりも更にサポートが厚くなると思います。特に、NHKTBSなどを筆頭にしたテレビ局、朝日新聞や毎日新聞などの多くの新聞社からは絶大な支持を得ることができます。

 

それだけでなく、日教組や労働組合、弁護士会、中核派や革マル派などの国内テロ組織、中国や南北朝鮮からの支援も更に得られるかもしれません。

 

 

野党が結集して反日党を作ると、日本派の日本人にとっても恩恵があります。反日党が結成されれば、WGIPによって反日カルト教に洗脳されている日本人であっても、そのような政党を支持しないと思い始める人が出てくるでしょう。

 

従って、反日によって利益を得ている工作員のような日本人以外からは、反日党は支持を失っていくようになります。そうなれば、国会から反日の議員を消滅させていくことができるようになります。野党には、日本の国益のためにも是非「反日党」を結成してもらいたいですね。


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