昨年、経済産業大臣に就任したばかりの自民党の宮澤洋一参議院議員の資金管理団体が、過去にSMバーに政治活動費を支出していることが分かり、野党やマスコミから大きな批判を受けました。宮澤氏は、政治資金として相応しくない使い方ということで、政治資金収支報告書を訂正しました。

 

当時、民主党の菊田真紀子衆議院議員は衆議院本会議でSMバーについて「口にするのも汚らわしいところ」と言って、宮澤氏を糾弾していました。

 

 

その菊田氏が所属する民主党ですが、宮澤氏に負けず劣らず不適切な政治活動費の支出をしていました。

 

江田五月参議院議員や川端達夫衆議院議員など5議員の政治団体が、キャバクラやニューハーフショーパブなどのへの支払が見つかりました。ちなみに、現在維新の党の代表を務めている松野頼久衆議院議員も含まれており、この時の5人の国会議員は「キャバクラファイブ」と呼ばれました。

 

 

そして、最近になっても民主党議員の政治活動費の不適切な支出が明るみに出ています。

 

まずは民主党を代表する反日国会議員である福山哲郎幹事長代理の資金管理団体が、ガールズバーの飲食代を会合費の名目で支出していました。

 

福山氏の事務所は、マスコミ関係者数名との懇談で使用し、先方が待ち合わせ場所として指定があったため、ガールズバーに行ったと説明しています。

 

そして、ガールズバーで政治状況についての意見交換をしたので、会合費としての支出は適切だと考えているようです。

 

福山氏と懇談する時には、ガールズバーなどのようなところでも指定すれば来てもらえるようですから、これから福山氏と懇談を要望する人が増えるような気がします。



また、ガールズバーで懇談を希望したマスコミ関係者というのが一体誰なのか、明らかにしてもらいたいですね。

 

 

次は小見山幸治参議院議員です。小見山氏の資金管理団体は、「結果にコミット」のCMでおなじみのRIZAP75万円を支出していました。ジムは小見山氏本人が利用しており、複数回利用していたようです。

 

小見山氏の事務所は、ダイエットが目的ではなく政治活動の一環で問題はないと認識していると説明をしています。

 

ジムの利用については、政治家としてスポーツ振興などに取り組んでおり、肉体を絞ることを体験することで、スポーツをしている人達とより身近になれ、政治活動に活かせると考えているということです。

 

ちなみにスポーツをしている人は、あまりRIZAPは利用することはないような気がします。スポーツをしている人というのは、肉体を絞るよりも肉体を鍛えることが多いからです。小見山氏は、果たしてスポーツをしている人と何人くらい身近になれたのでしょうか。

 

 

最後は、「クイズ王」こと小西洋之参議院議員の登場です。小西氏の関連政治団体が、小西氏の自著の購入代として約319万円を支出していました。

 

小西氏は、政治活動としてあえて自費出版をしたと自身のツイッターで説明しています。この本は12千円ですので、1,500冊を超える本を購入したことになります。こんなに多くの本を購入して、一体どうするつもりなのでしょうか。

 

ちなみに支持者に本を配れば、利益供与になる可能性が非常に高く公職選挙法違反となります。うちわの配布なんてかわいいものですよね。

 

 

それにしても、普段は政治と金の問題にうるさいマスコミは非常におとなしくしていますね。民主党は将来消えてなくなるかもしれない政党だから、ニュースとして取り上げる価値はないと考えているのでしょうか。


関連の記事)
○意味がない集団的自衛権に関する世論調査
○集団的自衛権でのデタラメな議論
○憲法や集団的自衛権で欠けている論点
○憲法解釈の権限を巡る発言
○まだ目覚めていない日本人が大多数
○学生の政治に対する意識
○与那国島の住民投票で陸自配備推進派が勝利

○安保法制への理解不足はマスコミのお陰?
○学生運動参加者は騙されやすい?
○集団的自衛権行使を容認しない方が徴兵制になる?
○高学歴者に反日の人が多い理由
○安保関連法案は反日ホイホイ?
○安保法制反対デモ参加の学生は就職に不利?
○集団的自衛権行使容認に反対する人は軍拡派?
○反原発運動でハングルや簡体字がある理由
○野党が結束するには反日党を作ればいい
○自民党総裁選を悪用する人達
○安保関連法案反対集会の参加者の正体
○弁護士会は憲法違反をしている?


こちらをクリックしてください!