よしもとばななさんの日記シリーズ第二弾。
といっても順番に読んでるわけではないので、この巻で妊娠発覚したり、自分のなかで自制がよくわからなくなっているが、そこは問題ではない。
私にとってよしもとさんの日記を読むのは、よしもとさんの視点を借りて、この世を見つめ直すような作業なのです。
第二弾ということで、たぶん書籍化の予定もない頃の日記だと思うんだけど、本当にただの日記で、でも食に対する恨みは、このころから変わってなくて笑った。まずい寿司屋に行っちゃあ怒り、まずい飲茶を食べちゃあ怒り。
けれども、そういう店には二度と行かないようにするとか、「そういうことでしか、自分の人生の時間を守ることはできない」のですよね。
自分の人生の時間をかすめとっていくものから、自分を守っていくことの大切さよ。