な~んにも食べる気がしないけど、お茶漬けならさらさらっと食べれるな~みたいなときってありますよね。


私にとって、よしもとばななさんの日記はお茶漬け的な本だと思う。だしさえしっかりきいてれば、どんなに活字欲ないときでも大丈夫みたいな。


小説はもうちょっと、読み切るまで気合がいるっていう感じなんですけど、日記はどこからどれだけ読んでも自由だし。


そんでまただしのように、気づいた人だけ味わえるごほうびみたいな文章がたくさんあるんだこれが。


一番ハッとしたのは、本についてのことば。


「必要としている人には、時間をかければ必ず届く。たとえ書店においてなかろうが、Amazonで品切れだろうが、いつかなぜか届くのだ」


うーん、これはえらいことだ。なんつーか、焦ることぜんぜんないんですね。




 
 
●よしもとばななさんの本(隠居の本棚より)
 
~日記~
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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~エッセイ~
 
 

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