ジョン・キムさんとよしもとばななさんの対談本。


同じことを語ってるのにキムさんの言葉がぜんぜん入ってこなくてビックリした。


いいえ、とてもわかりやすいんです。平易な言葉で論理的に説明されているんだけど、同じことを違う言葉や表現で言ってるだけなのに、こんなに入ってこないとは。


吉本さんの話は、全体的に言葉のチョイスとか組み立てが雑なんだけどだしがしっかりきいてて、大事なとこは外さない感じ。


うん、これ完全に好みの問題と思う。人は自分に伝わりやすい方法を選んで、いろんなことをわかっていくのでしょう。


とか考えながら読んだら、おもしろかった。ふたりの作家が、今ここで自分を生きているだけで幸せと思えるようなものの見方のコツを教えてくれる対談、って感じ。難しくないしページ数も多くないのでサクッと読めます。


あ、入ってこないのは話し言葉だからっていうのもあるかも。キムさんの本も読んでみよ。






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