vol.319 富良野トレイルラン | 神社仏閣旅歩き そして時には食べ歩き

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還暦を過ぎて体にトラブルが出始めて、ランニングを楽しめなくなりました。近ごろはウォーキングに軸足を移して道内の神社仏閣を巡り、御朱印を拝受したり霊場巡礼を楽しんでいます。いつかは四国八十八ヶ所巡礼や熊野詣をすることが夢です。by おがまん@小笠原章仁

 先週の日曜日、洞爺湖マラソンが行なわれました。昨年は当日朝の土砂崩れという不測の事態が発生して、当日は距離短縮など混乱した状況だったようですが、今年は好天に恵まれて、参加した皆さんは2年分楽しまれたかと思います。北海道で最初に行なわれるフルマラソンの洞爺湖マラソンが終わると、いよいよ北海道にも本格的なランニングシーズンがやってきたと思うのは、僕だけではないと思います。


 その洞爺湖マラソンも、今年は6千人を超える参加者があったとか。マラソンブームはどこまで行くの?という状況ですが、マラソンと同時に大きなブームとなっているのがトレイルランですね。トレイルランの代表格といえばハセツネカップが思い出されますが、5月18日から20日にかけて、富士山の山麓や登山道、林道などを歩きつないで富士山のまわりを1周するというウルトラトレイルマウントフジ、通称UTMFが初めて開催されました。興味のある方はアルファベットのUTMFで検索すると公式サイトにヒットしますので、ぜひご覧になってください。


 そんなトレイルランですが、道内でも次々と大会が誕生しています。今日紹介するのは、今年3回目を迎える富良野トレイルランです。


 開催日は6月17日、サロマの前の週です。小学校高学年以上を対象とした3km、初心者向けの10km、中級者向けの15km、そして中上級者向けの30km、これは15kmコースを2周するのですが、この4種目があります。


 会場はどこかというと、富良野スキー場なんですよ。そのスキー場内を駆け巡るコースとなっていまして、高低差は1,000m近くあります。そんなコースを30kmは2周するのですから、気が遠くなってしまいそうです。


 この大会のサブタイトルがふるっているんですよ。


 「試練という言葉の意味を知りたくはないか」


 というんですね。ランナーにはマゾが多いと言いますが、そういう心を刺激してくれるキャッチフレーズだと思います。エントリーは5月31日まで受け付けていますので、試練という言葉の意味を知りたい方はぜひエントリーしていただきたいと思います。詳しくは「富良野トレイルラン」で検索していただくと、公式サイトにヒットします。


 さてこのトレイルランですが、一般道路で行なわれるマラソン大会をトレイルに置き換えただけかというと、ちょっと違うと思います。というのは、トレイルランのコースというのは、文字通りのトレイル、山の中の小道を使うことが多いですね。そういう道というのは、もともと走ることを想定して整備されていないところが多いですから、舗装はされていませんし狭いところが多いですね。そのため、トレランの大会を行なう場合でも、細かな制約を設けている場合が多いんです。これはUTMFの公式サイトを見ていただくと、非常に細かく定められているのがわかると思います。


 自然の中に設けられたコースですから、自然の中の一員として走らせてもらうという姿勢が必要だと思います。自然の一員として、自然を感じながら、自然の大切さを感じるのがトレイルランだと思います。定められたコースをちょっと外れるだけで植生を踏み荒らすことになってしまいますし、もちろんゴミを捨てることなんてとんでもないことです。そうしたランニングマナーをより要求されるのがトレイルランだと思います。


 ですからトレイルランに関心がある方は、日頃のランニングにおいてもそうしたランニングマナーについて意識して走っていただければと思います。


 以上、おがまんレポートでした。


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 FMアップル アスリートの風は、毎週木曜日の夜20時から21時に76.5MHzで放送されています。コミュニティ放送のため聴取可能範囲は限られています(札幌市内の一部)が、インターネット放送 も行われているため、全国から聴取可能です。


 この番組は「走る」パーソナリティ、市民ランナーのHITOMIさんが送る、札幌初の現役ランナーによるマラソン情報番組です。マラソンに関するあらゆる話題を取り上げ、毎週、各分野でマラソンに関わっている走ること大好き人間をゲストに迎えています。かくいう私も、2005年の11月に出演 して以来、準レギュラー兼旭川支部長を拝命することとなりました。


 2006年の2月から大会インフォメーションの中におがまんレポートのコーナーを作っていただくこととなり、最初はメールを送って読んでもらうというコーナーでしたが、そのうち電話レポートをすることになりました。ただ、どうしても時間が足りなくなることも多く、巻きが入ってしまうことがほとんどです。一時は無理やり収めるように短くしようと思いましたが、最近では無理に縮めることなく、HITOMIさんのグルグルを楽しんでいます。


 自分としては、一リスナーとしてレポートをしていたつもりでしたが、100回記念放送 の時はスタッフの一員として参加させて頂き、2006年の10月に創刊されたプログラムピックアップ誌・ピックアップル の中でもレポーターとして紹介されるようになりました。第4号のピックアップル でも、ムコレンジャーが載っているし、第9号のピックアップル でも250回記念としてアスリートの風が紹介され、私の姿も載っています。そして第13号のピックアップルでは、アスリートの風300回記念特集、第17号のピックアップルでは350回記念特集が組まれ、またまた私の姿とコメントも載っています。


 招待選手としても、2007年8月16日の放送 では、家族で2度目のゲスト出演、そして2008年1月10日 には3度目、9月4日には4度目2009年3月19日には5度目8月6日は6度目2010年2月11日には7度目9月16日には8度目2011年4月28日には9度目12月1日には10度目 、2012年5月3日には11度目のゲスト出演を果たし、最近では半年に1度ずつ招待選手として呼んでもらっています。


 あっという間に7年目に突入したこのレポート。2008年4月からは転勤に伴い、帯広支部長として3年間やらせていただきました。そして2011年4月からは、再び転勤に伴い、留萌支部長としてやらせていただいています。


 これからも皆さんに興味を持って聴いていただけるレポートをしたいと思っていますので、もしも「こんなレポートを聴いてみたい」という意見等があれば、ぜひお聞かせください。


 みなさん、木曜夜はアスリートの風を是非聴いてくださいね~!



Let's Run with a Smile!