2022年2月のオンライン鑑定、
満員御礼です!

 

 

 

 

 

占い師のゆーこです。

 

 

 

 

 

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「生月中殺(せいげつちゅうさつ)」という

宿命の要素があります。

 

例えばこんな命式。

 

この命式は子丑天中殺で、

月柱に丑があるので

「月柱」に「天中殺」がある

=「生月中殺」となります。

 

生月中殺は、

「月柱」が示すものに対して

天中殺の影響が出てきます。

 

月柱は

社会・組織・家系・仕事・子供(未来)・自分自身

などなどを示す場所です。

 

そこに天中殺があるので、

ざっくり言うと

  • 社会や時代に馴染み難い
  • 人生が波乱含み

みたいになりやすいです。

(環境によって粒度に差があります)

 

なので、生月中殺は

「枠の外の方が合う」とされるのです。

 

 

 

それなら最初から

「枠の外の生き方」をしたらいいじゃん、

その方が宿命と環境がマッチするんでしょ?

 

と思う方がいるかもしれません。

 

いや、そっちじゃないんだ。

 

生月中殺を持つ人は

「社会」にどっぷり入って

「社会」を経験した方がいいんです。

(特に若いうちに)

 

理由は、

「自分を知り、生き方を考えられる」から。

 

 

 

生月中殺は社会に対して

宿命的に不自然なので、

自分の感覚と社会の間に

ギャップを感じたり

社会の中で孤独を感じたり

社会から逆のことに意識が向かったり

しやすいです。

 

この経験が必要。

 

  • 自分は何を感じるのか
  • 自分は何ができる/できないのか
  • 自分は何がやりやすい/やりにくいのか
  • 自分は何が分かる/分からないのか

このような「自分のポジション」を

知ることが大事なんです。

 

枠を知っていないと、

枠を経験していないと、

「枠の外」が分からない。

 

社会のどこに馴染めて

どこに馴染めないのか、

それを把握していないと

社会の中でも外でも

やっていくのが難しくなります。

 

※今更補足。

「社会」ってワード、めちゃくちゃ包括的で

使いやすいから使ってますが、

「仕事」とか「組織」とか「一般性」とか「マジョリティ」とか

そういうニュアンスで読んでください。

 

 

 

早いうちに「社会」に目を向けて

実体験しながら生きると、

「自分と社会との違和感・乖離」

を把握できて、

「社会的な『枠』の内外の境界」

「人の多様な生き方・選択肢」

「自分と社会をフィットさせる知恵・価値観」

というものも早く知ることができる。

(だから生月中殺の子供は

 「社会の子」として育てるといいよ、

 と言われているのです)

 

自分というものを知り、

自分がどのように処していくのが

自分に合うのかを早めに知った方が、

生月中殺の波乱含みの人生を

自分も他人も幸せになれるように

生きていけるんです。

 

「生月中殺だから

 社会の枠から飛び出して

 自分ルールで生きていこう!」

ってやっちゃうと

自分本位な生き方になって

周囲と調和できなくなっちゃうからさ。

 

 

 

というわけで、生月中殺を持つ方。

「社会」を経験するの、いいですよ。

 

「社会、どーしても分からん!

 もしかして私がズレてるの?

 ズレてる私が悪いの?」

なんて思わないでください。

 

悪いわけないんですよ。

ただ「持って生まれたもの」が

反映されているだけです。

 

この世には「社会」というものがあって、

そこには「秩序」や「人間関係」や

「規則」や「大衆意識」などの

根底を流れる独自方針があります。

そこに迎合しにくいことは

苦悩や葛藤、孤独を生むことでしょう。

 

でも、

全部が全部迎合できないわけじゃない。

自分と社会が融和できるポイント、

自分と社会の距離があるポイント、

どちらもあるはずです。

 

それをぜひ、知ってみてください。

 

「社会」と関わり体験していくことで

「自分」の輪郭の解像度が高まります。

 

そうすると、「生き方」の幅が広がります。

 

社会の枠の中・枠の外、

どの程度内側なのか外側なのか、

自分の生きる場所の選択につながります。

 

生月中殺を持つあなただからこそ、

できる生き方があります。

見せられる生き様があります。

(特に精神的な分野で)

 

 

 

私も生月中殺を持つ一人です。

「社会って、普通って、

 よー分からんとこあるなぁ」

と思いながら、

自分と社会の関わり方を

選んでいこうと思います。

 

 

 

 

 

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今回も読んでくれてありがとうございます!