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占い師のゆーこです。
Henti Smith / 1/365 : The gate
ふと「絶」という星が
頭に浮かびました。
「絶」とは十二運星のうちの1つで
人の一生であらわすと
「あの世」の星です。
(一生っていうかもう生きてないやん)
肉体から離れた魂が宇宙に戻り、
宇宙の気に融合していくために
魂が分裂していくのが
「絶」の状態です。
集まる・固まるのではなく
離れる・細かくなるので、
絶は「瞬間の星」とも言われています。
継続はしないですが
その時々の一瞬に
最大火力の爆発力を出せるのが絶。
この世の一般的価値観では
語れないのが絶です。
私が生きてきた中で
「この人、最高に絶だな」
と感じた人がいます。
昔、一緒に仕事をさせてもらった
とある責任者の方です。
その方は本当につかみどころがなくて、
- 何を考えているか分からない
- できることとできないことの差が激しい
- 常に忙しいのに淡々としている
- 普通の人とテンポがちょっと違う
という感じの人でした。
その方は
- 自分がやること
- 自分がやらないこと
を明確に分けていました。
やろうと思えばできることでも
これは自分はやらないと思ったことは
それができる人(部下とか)にやってもらい、
「自分がやること」に集中していました。
その方は
自分のやりたいことを諦めませんでした。
(自分のやりたいことというより自分が成したい・作りたい世界、かな)
どれだけ劣勢でも、
どれだけ前例がなくても、
どれだけ辛辣なことを言われても、
「やりたいこと」からぶれませんでした。
そして、
「やりたいこと」を実現させるために
必要なことに特化してやっていました。
(いわゆるステータス全振りですな)
(ステータス振ってないところは完全に無なので、
賛否ある評判の人でしたね)
その結果、
とある事業を当てるんです。
その方を思い返すと、
- 「やる」と「やらない」の切り分け
- 「やる」と「やらない」へのフルコミット
- 残すものと捨てるもの
この辺りをガチでやるのが大事で、
これは「絶」ならではかもしれないな~
と思わされました。
ちなみにその方は
- 下格
- 南天運の主星偏財
- 日干を生じる五行なし
- 生日中殺
- 才能の剋線が点欽の型(偏官に剋線多)
という命式なので、
「0→1(ゼロイチ)」ができる人であり、
いわゆる「賭け」ができる人です。
そのうえで月柱「絶」なので、
宿命を活かした結果が出たな、
と思います。
(事業が当たった年・売上に反映された年は、
この方にとって天剋地冲でした)
絶という星は、
十二運星という12個の星の中で
一番エネルギー数値が低い星です。
帝旺が一番高くて12、
絶は1です。
現実的に発揮できるエネルギーが
非常に少ないということですね。
(その分精神的エネルギーが強いのだけど・・・)
だからこそ、
やるとやらないをはっきり分けて
「やる」に集中することをおすすめします。
絶はバランスよく、満遍なく、均等に、
というタイプではないです。
「何をやるのか?」という問いとともに
「何をやらないのか?」という問いも
自分にしてあげてください。
「やらない」ことを決めることは
ときに怖いことでもあると思います。
それでも、「やる」と「やらない」を決めて
「やる」に集中する自分を許し、
一番の味方になってあげてください。
絶は宇宙の気です。
「普通」「一般」の枠に
自分を入れすぎることなく、
今に集中して
あなたの「やりたいこと」を成してください。
それは「絶」を持つ人だからこそできる
特別な生き方なのだと思います。
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今回も読んでくれてありがとうございます!
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