2021年1月のオンライン鑑定、
満員御礼です。
いつもありがとうございます!

 

 

 

 

 

占い師のゆーこです。

 

 

 

 

 

gato-gato-gato / skater

 

 

 

 

 

大運天中殺のことを考えていました。

 

 

 

大運天中殺とは読んで字のごとく

「大運に巡る天中殺」のことで、

原則としては20年間天中殺となります。

 

具体的に言うと・・・

 

 

この命式の人の大運を割り出すと、

 

大運

 4~13歳 壬子

14~23歳 辛亥

24~33歳 庚戌

34~43歳 己酉 ●

44~53歳 戊申 ●

54~64歳 丁未

 

こういう感じになって、

「●」がついているところが

上記命式の人の大運天中殺期間。

 

上記命式の人は「申酉天中殺」で、

申と酉の大運は大運天中殺となります。

 

※大運天中殺がない人もいます。

※大運天中殺の移動条件とかそういう細かい話は置いときます。

 

 

 

大運天中殺はどういう時期かというと、

その期間中は「枠」がなくなる

と言われています。

 

人は持って生まれた運の枠があって、

その枠(上と下が設定されている)の中を

時間の経過とともに進んでいくのですが、

天中殺はその枠がなくなる時期。

 

今まで上と下があったのに

いきなり取っ払われて

無の空間に放り出されるため、

「不安定」にはなる時期です。

 

ただ、

必ず不安定になるわけじゃない。

 

何か現実的行動、もっと言うと

損得や利害が絡む

「直接現実利益」につながる

行為行動をすると、

「不安定」が顔を出すということ。

 

 

 

ちなみにここでいう「不安定」は

「うまくいかない」ってことではないです。

 

波があるよってことね。

うまくいくときはどこまでもうまくいくし、

うまくいかないときはどこまでもうまくいかない。

 

この上下の差が激しいということ。

 

だから大運天中殺とか

年運天中殺とかに入っていたとしても、

爆発的に躍進する場合はありますよ。

 

 

 

「不安定」を最小限に抑えたい場合は、

「精神的」なことをするとか

(勉強・奉仕・先祖供養等)

「受動的」に過ごすとかが

(誰かの願いをかなえる・助けになる等)

おすすめです。

 

 

 

で、私が考えていたのは、

大運天中殺が終わるときのこと。

 

 

 

四柱推命では、

大運天中殺の終わりの「5年間」は

運気がかなり不安定になるので注意、

と教わりました。

 

算命学の教科書でも、

大運天中殺の終わる5年前から

大きな衝撃・試練が起こりつつ

運の枠に戻るような動きになる

的なことが書かれています。

 

終わる5年前のどこかで

「お知らせ」があるのだそうです。

 

教科書には5年前と書かれていますが、

ぴったり5年というわけではなく、

大運天中殺が終わる前の5年間の

どこかで「お知らせ」があるんでしょうね。

 

 

 

私の大運天中殺は実は40年あるので、

まだまだ終わらないのですが、

私の友人はあと1年ちょいで

大運天中殺が終わります。

 

友人の話を聞いていると、

間違いなく「お知らせ」は来ている。

 

でも、友人は仕事で

大きな目標(売上)を持っていて、

それを達成するために

仕事を拡大させようと頑張っているのです。

 

私は「占い師」としてではなく

「友人」として話を聞いているので、

占い的なアドバイスは一切しません。

友人も望んでないですし。

 

でも、考えてしまいます。

 

 

 

大運天中殺の間、

自分の運の枠よりも

現実面が伸び栄えていた場合、

終わりの5年に差し掛かって

「お知らせ」がやってきたときに

「あ、もう手じまいだな」って

潔く自分のポジションや業務から

離れていける?

 

これまでも十分成果出してきたけど

もっと仕事頑張って

大きな目標を成し遂げるぞ!

って躍起になっているときに

「終わりの5年」に突入して

「あ、いったん終わりですかね」って

退くことができるのか??

 

 

 

大運天中殺の

「枠」のない時期に成功し、

その時の自分が本来の自分の

運とか実力だと思っている場合、

「大運天中殺終わりの5年に退く」

なんて選択肢は本人の中にないはず。

 

でも、時間の経過とともに

大運天中殺は終わりに向かっていき、

上昇していた現実面もそれに合わせて

ガタガタと不安定な事象を伴いながら

「元の運の枠」に戻っていく。

 

運気の道はときに無慈悲で、

どんなに頑張っても形にならないとか

どんなに頑張ってもうまく進まないとか

そういう時期はある。

 

「自然」というのはそういうものだけど、

歯がゆいなぁ、

悔しいなぁ、

やるせないなぁ、

と、私は思ってしまう。

 

 

 

・・・上記はあくまでも

大運天中殺が好転して

自分を取り巻く現実面がかなり上昇し

物質的豊かさの中を過ごした、

という場合の話ですけどね。

(いわゆる大運天中殺の陽転ですね)

 

 

 

「栄枯盛衰」という言葉があるように、

栄えるとき衰えるときがあるのが

この世の常。

 

栄えるときに活躍し、

衰えるときに引いて下がると

自然の流れに合致して生きていける。

 

でも、人の「情」というのは

衰えたくないし

引きたくないし

下がりたくないんだよなぁ。

 

 

 

自分の人生は

自分がコントロールできるわけじゃなくて、

環境とか関係とかそれこそ運気とか

いろいろなものの影響があって

成り立ち進んでいくもの。

 

運気によって想定外に伸びたなら

運気によって想定外に縮むのは

自明の理だよね。

 

 

 

自分が進む運気の道が

自分の思惑と違っていたとしても、

抗って、歯を食いしばって、

波乱の中を挑戦し続けながら

歩んでもいいし、

「お知らせ」を真っ直ぐに受け取って

自分の想定外の運の収斂を感じながら

粛々と対処していってもいい。

 

 

 

「私ならどうするか」の

明確な答えがまだ出ないけど、

その時に携わっていることの

邪魔とならないように

前もって心づもりと準備をしておきたいな、

と思います。

 

 

 

もし、友人から

「占い師から見てどう思う?」

と聞かれることがあったら、

「無理はしない方がいい」

「誰かに入ってもらうのはどうか」

って答えるかな・・・。

 

理由を聞かれたら、

「呪い」にならない程度に

大運天中殺の話をするだろうな。

(運が味方する時期ではないかな、的な)

 

友人を補佐する人が

周りにいるはずなので、

周りの助言や手助けを受け入れつつ

自分の範囲を見極めながら進んでほしいな

と思います。

 

(歯切れの悪い締め方ですみません・・・)

 

 

 

 

 

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今回も読んでくれてありがとうございます!