式内社、伊佐具(イサグ)神社 | (又)おだわらぐらし はじめました

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 背広を脱いだ夫と 結婚以来ずっと専業主婦の私との
「新しい日常」を綴って参ります

さてそういう訳で(?)

近松公園の北のー
↓住の堂公園_

(青い象の滑り台、ちょっと不思議で面白い形^^)

_の その又北の_

伊佐具(イサグ)神社へ行ってみました。

ここは式内社_つまり延喜式神名帳に載る古社。

まずは手を清めましょう。

↓お、屋根の裏に三つ巴。

(Narutoの大蛇丸のナンチャラ印に見えちゃうアタクシ^^;)

説明板。

祭神は伊狭城入彦(イサギイリヒコ)皇子。
「当社は朝廷より神酒を賜る例になっていたといわれ、また神酒を上坂部(カミサカベ)で醸造したため 酒部(サカベ)といったともいわれています。さらに一説では、神崎(カンザキ)の地名が当神社の前という意味の「神前(カンザキ)」から起こったと伝えられています。」(←坂部、神崎の地名の由来が色々ある、とわかる記述ですね?/ 因みに坂部の由来には この辺りが坂合部連(サカイベノムラジ)の居住地であったことから~ という説もあります)

ではお参りいたしましょう。

市の神社案内というサイトの伊佐具神社の頁によると_
http://www.ama-jinja.org/30-isagu.html
社殿は「古墳の上」に建てられているとの事。/ 被葬者は御祭神:伊狭城入彦皇子でしょうか? (社伝では伊狭城入彦皇子は景行天皇の御子で日本武尊の弟_日本書紀の五十狭城入彦皇子と同一人物とされているようです。 )

↓拝殿の破風の上に龍の飾り瓦が。立派だなあ~。


社殿の右(東)には お寺のお堂のような建物が。

白龍稲荷神社だそう。

お稲荷さんの社には見えないなー と思ったら_
ここは元観音堂だそうです。(あーやっぱりー)
明治の神仏分離令で神社境内に仏教系の施設は置けなくなり、観音様には 境内の外に新しくお堂を建ててお移り頂き_ 空いたお堂にお稲荷さんを迎えた、のですってー。

↓境内の西の鳥居_

↓でこちらが 西の鳥居の傍、境内に隣接する場所に 新しく建てられた観音堂。横にはお地蔵様も。

御由緒書。

元は「福円山浄徳寺」というお寺だったんですね。何やらおいたわしい・・・。


(↑神社退出後 駐車場の方へ向かっておりますー)


さて、 (この)伊佐具神社も (先に見た)伊居太(イコタ)神社も 古墳の上に建つ神社ですが、 この辺りでは こうした祀り方が一般的なのかな?
次に訪ねる稲野駅の西の「御願塚(ゴガヅカ)古墳」も塚の上に「南神社」という神社が建っていました~。

つづく



<おまけ>
伊佐具神社 近松公園付近で見たマンホールの蓋の絵を貼りまーす。
↓「まげ」ですな。と思いましたが 「「マゲ」と尼崎市のローマ字の頭文字「a」を デザイン化したもの」だそうです・・・。(aか~ みやぶれなかったぜ)

↓尼崎城

(資産家の寄贈により去年模擬天守が完成した!んだそうです)
↓虫や魚

(これが一番よく目にするタイプの蓋、ですね)
↓水道仕切弁の蓋

花(市の木:ハナミズキと 市の花:キョウチクトウ 市の草:ベゴニア、のようですね) と尼崎市の市章(「ア」と「マ」を組み合わせたデザイン、ですってー)。

尼崎に「1」詳しくなっちゃった?