(5)パニック障害で経験した症状とパニック障害を治した方法 | パニック障害をこうやって治した私のパニック日記

パニック障害をこうやって治した私のパニック日記

2021年11月の2回目のコロナワクチン接種後に体調を崩し
翌年1月にパニック障害と診断されました。
1年半ほど闘病してほぼ自力で完治させ体験を書いています。

メインブログはこちらです
https://vaccine-panicdisorder.hatenablog.jp/

私がパニック障害になった経緯はこちらです↓

 

 

注)下記に書いている「パニック障害をほぼ完治させた方法」というのは

「パニック障害を治したい」と思って取り込んでいたわけではなく

抗うつ薬の副作用で悪くなった「心肺機能を改善させたい。期外収縮を止めたい」

との思いで取り組んでいたらパニック障害が治ってしまったという経緯です。

 

 

 

パニック障害で経験した症状

パニック発作と聞くと一般的には

(1)「電車に乗れない」

(2)「人の多いところに行けない」

(3)「過呼吸」だけが

と考えられがちですが、そうではありません。

私は、↑この3つは経験していません。

 

 

 

 

しかし、↓こんな症状を経験しました。

(1-1)吐き気(吐くというより、えずくという表現が正しいかもしれません)

(1ー2)睡眠中や座っているだけで脈拍が130/分になった。

(1-3)手の震え

 

(1-4)嫌なことが頭から離れない

自律神経系の病気になると嫌なことが頭から離れなくなります。

しつこい油汚れのようなものです。

元々嫌だったこと、というより、その場で嫌になってしまったこと。

というのが正解かもしれません。

匂い、味、光景、色々なものがトラウマのようになります。

私の場合、「不眠」だったので、家族の朝の行動がダメになりました。

家族が起きてくることで「朝だ。また朝が来た。寝られなかったのに・・・」

という感じです。

あとは、とある洗剤の匂いもダメでした。

 

(1-5)倦怠感(自宅で下の階に下りることも苦痛で、体が本当に動きませんでした)

 

 

 

 

(1-6)鳩尾、胃の痛み

 

 

 

(1-7)重い物がお腹に乗っている感覚だったので、呼吸時にお腹を膨らませることができなかった

 

(1-8)不整脈

速いタイプと飛ぶタイプ(期外収縮)を経験しました。

 

 

 

 

(1-9)右半身を下にして眠ると脈拍が速くなり、左を下にするとまあまあ寝られました。

なぜ方向によって違いがあるのかわかりませんが 右側を下にして眠り30分ぐらいすると

心拍数が速くなり起きてしまうという症状でした。

 

(1-10)昼食後だけ、ひどい倦怠感。眠くて座っているのもしんどかったです。

 

(1-11)動悸(一日中音楽を聴いているような状態でした)

 

 

 

(1-12)落ち着かなくて歩き回る(アカシジア?)

 

(ここから下は、抗うつ剤の副作用で出た症状です。

薬を止めた理由は、胸やけがひどくなったのと

期外収縮の数が増えてしまったので心臓がおかしくなると思い一気に止めました)

 

(2-1)倦怠感の増大

体を動かすということが困難になりました。
 

(2-2)不整脈の数が増える(期外収縮が増え、さらに徐脈っぽい症状もでました)

(不整脈関連で、読んで参考にしていた書籍はこれだけです)

 

 

(2-3)嚥下障害(喉がうまく動かない状態になってしまいました)

 

 

 

 

(2-4)一日中息苦しく感じる

ドラッグストアで売っている携帯用?の酸素ボンベを買いに行くぐらいでした。

どれだけ大きく息を吸っても、何回吸っても

「酸素が足りない。酸素が足りない」という状態になっていました。

コロナ禍になってから、酸素飽和度を測る機器を買っていたので

何度も測りましたが正常値でした。

 

(2-5)夜の8時~10時になると決まって首を絞められている感覚になり

呼吸しにくくなる

(2-6)上の症状に関連しますが、呼吸の仕方を忘れる

とくに、吐き切った後に「え?この次にどうやって吸ったらいいの?」という状態になりました。

 

<パニック障害改善のために試したこと>

(改めて書いておきますが、厳密に言うと、パニック障害を治そうとしたのではなく

心肺機能を改善させようと思い取り込んでいたら、パニック障害が治ってしまった。

という経緯です)

 

(3-1)散歩

最初は15分程度から始めて、最終的には10キロぐらい普通に歩けるようになりました。

 

 

 

 

(3-2)ストレッチ

パニック障害目的というより期外収縮を止める目的でしていたものですが

結果的にパニック障害にも効果あったように思います。

映像をユーチューブで探し実践しました。

(詳細は、カテゴリの「体調と運動」に色々投稿しています)

 

 

(3-3)食事の見直し

ひどい食生活をしていたわけではないですし、アレルギーもないですが

食べ物にかなり気をつけました。

 

 

 

 

 

(3-4)思い込む

(あくまで一般的に考えて)体に良さそうなものを「これは良い物なんだ」と

思い込むことで、体を良い方向に行かせてようとしました。

 

(3-5)音楽療法

α波等の音楽を、ユーチューブで探し片っ端から聞いていました。

50曲ぐらいリストに入っています。

本当に一日中流していました。

もちろん他の動画を見るときも、流していました。

 

 

 

 

 

 

(3-6)心地よいと思うことを探す

今までの総合的な話になってしまうかもしれませんが

「これをやっているときは心地いいな」というものを見つけて

それを実践していました。

例えば、散歩に出かけた時に、空を見て「あ~なんか心地いいな」と思ったら

その感覚を忘れないようにして、散歩を楽しんでいました。

心地よいことを探すのは重要だと思います。

もちろん散歩だけの話ではなくて、本を読んでいる時、動画を観ている時

寝ている時、色んな場面で「心地よい」と感じれる気持ちがあると思います。

それは、朝から晩まで体に沁み込ませていくように生活するということです。

 

ちなみに心地よいからと言って、体に悪そうなことをするのはNGです。

あくまでも心地よいと感じれる物を見つけて欲しいということで

「趣味を見つけてください」と言っているわけではないです。

 

 

 

 

 

(3-7)漢方薬の服用

これはパニック障害を治すためというより

嚥下障害を治したいとの思いから、再度服用を始めました。

1月に飲んだ時は、副作用を思わされる腹痛に悩んでいたので中止しましたが

この時は、問題なく飲めるようになっていました。

 

(3-8)サプリメントの摂取

これは、期外収縮を止めたいとの思いから接種をしていました。

 

(3-9)深呼吸

これは、パニック障害というより不整脈を治したくて始めたことですが

落ち着くという点で、パニック障害に効果あったように思います。

 

(3-10)病院にいき、その他の疾患でないことを確認する

「試したこと」に分類していいのかわかりませんが

あちこちに症状が出ていたので、1年間の間に15軒の病院を回りました。

どの病院でも「異常なし」と言われたので

結果として「これは自律神経の病気なんだ」という確証がもてたので

それだけを治せばいいんだ。治すしかないんだ。という思いになりました。

何もわからない状態だと、どこから手をつけていいのかわからない状態にもなりかねないので、原因を潰す意味で検査をすることはいいことだと思います。