たくさん使って、たくさん間違えて、たくさん使う | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

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中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

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小4娘の『2歳からのホームモンテッソーリ♡ときどき英語』。

よろしければ自己紹介もご覧ください。 

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現在小学4年生の娘。

 

初めてのクラブ活動、選択したのは文芸部

高学年の先輩たちの書く文章に大きな憧れを抱いています。

 

そこで目にした新しい語彙。

自分も使ってみようと、即実践。

 

ただよくよく聞いてみると、間違えた使い方もしばしば(笑)。

 

訂正したくなる母ですが、幼児期以上にプライドの高い小学生には、「間違ってる」と言うよりも、正しい使い方を見せ続けることが何よりも効果的であることは、実証済み^^

 

たくさん使って、たくさん間違えて、たくさん使う。

そんな流れが定着しています。

 

彼女が語彙を拾う場面は、日常にも溢れています。

 

登校前のニュースの天気予報で流れてきた「放射冷却現象」という言葉。
ちょっと調べてみると、「絶対温度」「熱力学温度」という新たな言葉にも触れ、これはもう少しリサーチが必要だと我が家のワンダーウォール行き(笑)。
 
ここに集められた語彙をシャッフルして、学んだ語彙がどれくらい記憶に残っているかをゲームするのが好きな娘。彼女のこの語彙ゲームのベースになっているのは、乳幼児から取り入れられる「セガンの3段階の名称練習」と呼ばれるものです。
 
 
子どもに新たな名称を伝えたいとき、モンテッソーリ教育ではフランスの医師、エドワード・セガンが創案したと言われる「3段階で行う名称練習」という手法を使います。
 
第1段階:「これは◯◯」(物と名称を結びつける)
例)「これはお箸」「これはスプーン」「これはフォーク」
 
第2段階:「◯◯はどれ?」(名称を聞いて結びつきを確認)
例)「お箸はどれ?」「スプーンをくれる?」「フォークを取って」
 
第3段階:「これは何?」(物の名称を聞く)
例)「これは何?」
 
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まさにこの3ステップで多くの語彙を獲得してきた娘。
 
モンテッソーリ教育と出会う前は、ついつい娘が知っているだろうと当たり前のように、「これは何?」を連発して、答えられない我が子にショックを受けたこともありました(笑)。今思うと第1段階も第2段階も飛ばして、2歳児にテストを課していたあの頃。ただただ反省しかありません。
 
今でも、ついつい「これ何ていう名前だっけ?」などと娘に聞くと、「ママ、第2段階が飛んでいるよ」などと言われる母(笑)。
 
そう、第3段階は本当の最終ステージで、語彙を学ぶ上で何よりも大切なのがこの第2段階。
娘が新たに獲得した語彙を何度も聞く機会を与える。
そんなちょっとした意識が、小4の今でも有効だと感じています。
 
数日前は「撤退」と「撤回」がごっちゃになっていた我が家の10歳。
この時期ならではの言い間違いが愛おしい母です♡
 
たくさんのいいね!ありがとうございます♡

 

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