答えを与えるよりも見守る姿勢!?(Wonder Wallの活用) | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

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中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

昨日の我が家の「Wonder Wall(ワンダーウォール)」(9歳9ヵ月)

 

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小4娘の『2歳からのホームモンテッソーリ♡ときどき英語』。

よろしければ自己紹介もご覧ください。

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写真は娘作の「Wonder Wall(ワンダーウォール)」(笑)。

読んで字の如く、気になったものをペタペタと貼っていく場所です。

 

新聞やニュースはもちろん、おしごと中でも、学校の宿題でも、ふと疑問に思ったことや意味が不確かなものでいっぱいのWonder Wall。

 

小学4年生の娘。

最近は学校の授業でもリサーチをすることも増え、PCを使う場面も多くなりました。

 

Google、Siri、Alexaなど。

母の子ども時代には考えられなかった便利なツールが溢れる世の中。

 

調べれば数秒で回答が手に入るこの時代だからこそ、大事にしなければならないと感じているのが「思考のプロセス」です。結果よりも、プロセスを大切にするモンテッソーリ教育において、特に抽象的思考力が育ってくる小学生時代は、この「考える」という作業と驚くほど丁寧に向き合います。

 

 

答えを与えるよりも見守る姿勢は幼児期も学童期も同じ!?

 

そのスタンスは…。

 

洋服を前後に着ていても

お水をこぼしてしまっても

靴を左右逆に履いていても

 

「ママが直してあげるね。」

 

そう飛びつきたい心をぐっと抑え、自分でやり直しができるようちょっぴりヒントを与えた後は、温かい目でしっかり見守る。

 

幼児期と全く同じです。

 

知識欲が旺盛となってくるこの6歳〜12歳という年齢。

 

とにかく身の回りには知りたいことだらけ。娘から、四六時中飛んでくる質問に、一時は冷や汗をかきながら、必死に答えようと試みた時期もありました。

 

「学童期も幼児期もスタンスは全く同じ。」

 

モンテッソーリアンの恩師からのこの一言に、大きなヒントを得た母。

答えを与えることが大切なのではなく、答えにたどり着くまでの過程が大切であるということを再確認した瞬間でした。

 

学童期の子どもが知りたいのは答えだけではない!?

 

気になったものは今答えが欲しい。

けれども、知りたいことを寝かせる時間も必要だと悟りました。

 

「学童期の子ども達は、答えを知りたいだけではなく、人はどう考えどう解決に導くのか。そこを理解したがっているの。」

 

忘れられない恩師の言葉。

 

娘が疑問に思ったことには、疑問に生じるまでのストーリーがあります。

学校で先生から聞いた話なのか、新聞で目にした話なのか。

そんなバックグラウンドを聞きながら、一緒に探っていく時間が大切な時間になっています。

 

教師養成講座のエレメンタリー課程の学習を始めた時、あまりにも膨大な学習内容に戸惑いを隠せませんでした。

 

「どうやってこんな膨大な知識を…」

 

でも、実際にはすべて知ることが求められるわけでもなく、それを子どもに教えることが求められるわけでもありません。大人の役目は、正しいリソースへの橋渡しのお手伝い。

 

昨日の子ども新聞で、日本で国勢調査が始まったのは明治時代からと知った娘。

 

「江戸時代末期に開国した日本」というくだりを受け、「あれ、開国ってどういうことだっけ?」そんなところから始まり、Wonder Wallには「開国」の文字が…。

 

 

「歴史の本にヒントがあるかも…」そんな母のヒントで取り出してきたのが、「おはなし日本の歴史」シリーズ

 

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インターネットで調べればあっという間に出た答えでしょうが、久しぶりに手にしたこのシリーズ。残された休校中、再読したいそうです。

 

知りたいことと丁寧に向き合うと、さらに知りたいことが生まれてくる。

これも学童期の子ども達の特徴なのかもしれません^^

 

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