ホームモンテッソーリ★最適なおしごと場所とは!? | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

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中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

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小4娘の『2歳からのホームモンテッソーリ♡ときどき英語』。

よろしければ自己紹介もご覧ください。

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数日前、「ホームモンテッソーリの陥りやすい罠」として家庭における環境設定についての記事を書きました。
 
あの頃は、とにかく教具を教具棚に寄せ集め、「おしごと部屋」と呼んでいた子ども部屋でおしごとをすることが我が家のルーティーンでした。しかし、長年娘の日々の動線を観察し続けた結果、特に小学生以降は、おしごとをするスペースを決めてしまうのではなく、活動の種類によって、目的別に分けた方が動きやすいことが分かりました。
 
娘の主な活動を大まかに分けると以下の5つ。
 
①絵を描く以外にもペンや色鉛筆など創作を伴う活動
②文章を中心とした書く活動
③算数教育を中心とした教具を使った活動
④調理、アート、実験など水を使う活動
⑤外からの物を持ち込んだ活動

 

以前は、クレヨンが必要なら教具棚に置かれたクレヨンをテーブルに持ってくる。水が必要なら、キッチンまで水を汲みに行き、テーブルに持ってくるといった形の活動を行っていましたが、小学生になり徐々にそれぞれの場所で活動をする形が定着してきました。

 

①元々は、リビング学習のための学習机ですが、今は完全なるアートエリアです(笑)。

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②の宿題を含め、文章を書く活動は、ダイニングテーブルで行っています。

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③の教具を使用した活動は、小4の今でも絨毯を敷いてで行います。

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④の粘土作りや実験などお水が必要な活動は、キッチンに潜入してきます。

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⑤土を使うサイエンスの活動などはベランダ中庭で行います。

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要は、彼女の活動は家庭内のALL OVER THE PLACE(笑)。

 

この形は、背丈も140cmほどになった今だから出来るのかもしれませんが、娘には、最も動きやすい形のようです。

 

モンテッソーリスクールのような息を呑むような空間ではなくても、一番落ち着ける家庭だからこそのメリットはあると感じています。

 

以前恩師からモンテッソーリスクールが目指している空間は、『家庭的な空間』と伺い、驚いたことがあります。子どもにとって最も心地良いのは、家庭。だからこそ、モンテッソーリスクールの読書スペースにはソファーを置いたり、キッチンスペースには子ども用のキッチン道具を一式揃えたり、スナック時間のためにコーヒーテーブルがあったりと、家庭的な雰囲気を出すための努力が常に行われているといいます。

 

家庭をモンテッソーリ園にすることは出来なくても、学びの環境は整えられる。

勉強机、ダイニングテーブル、フロアー、キッチン、ベランダはすべて学びの場所となってしまう。

この8年間の間に色々と試行錯誤しながら行き着いた結論。

 

娘の成長に合わせて、常に流動的な我が家ですが、こんな時期もあと少し。寂しさばかりが込み上げてくる毎日。だからこそ、皆さんのホームモンテッソーリから幸せのお裾分けを日々いただいているのかもしれません♡

 

ご訪問、誠にありがとうございますハート