私の防災・その636 地形に左右される台風被害 | もえもえ育児ほぼ終了日記と障害児家族の防災ブログ

私の防災・その636 地形に左右される台風被害


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元々は娘の子育て中の記録として始めたブログですが、現在は主に障害児(者)家族の防災ブログとなってます


今回の台風25号では私にも縁がある多くの場所で被害が出ました。

家族旅行で訪れた鎌倉では内水氾濫で観光の中心地では主に冠水。
家族全員お気に入りの歴史民俗博物館がある佐倉市では河川氾濫で大規模な冠水。

ちなみに歴博自体は高台の城址公園内にあるので建物の被害はありませんでしたが、
何しろ最寄駅の1つであるJR佐倉駅周辺含め大規模冠水してますし、
城址公園の法面が一部崩れたりしていることから、
安全面を考慮して一週間休館だそうです。
大学のゼミで調査実習で滞在した鴨川市では複数の土砂災害。

鎌倉は元々三方を山に囲まれた天然の要害(地形的に外敵が攻めにくい場所)であることに目を付けた源頼朝が幕府を置いたと言う土地の成り立ちがあります。

今回冠水した中心部は山に囲まれた土地の中でも特に低い場所ですから、周囲の山々を始め周辺に降った雨水が集まる場所でもあります。

これ迄も台風の時などここまで大規模ではなくても冠水した事は何度もあるようです。

佐倉市の方も佐倉城址公園の辺りは城が建っていた位ですから高台なのですが、今回冠水した辺りへ歩いていくとぐっと低くなっているのがわかります。

市内を流れる高崎川が溢れたら一気に水に浸かるだろうとは思っていました。

また、川の合流地点と言うのは水が集まる場所なので氾濫が起きやすく、今回も合流地点から水が溢れ出たようです。

ただ、氾濫が起きても本来なら水が引くのはもっと早い筈です。

今回は高崎川の水が流れ込む先である下流の印旛沼の水位が高く、水が流れ込むことが出来ない為に冠水が長引いているようです。


印旛沼の堤防も決壊して浸水被害が拡大しているようです。

https://mainichi.jp/articles/20260923/k00/00m/040/002000c


印旛沼は元々水害が多く起きてきた過去があります。

印旛沼からの排水は利根川への自然排水と東京湾へ進行的に作られた印旛放水路の2経路あります。

印旛放水路は印旛沼の水位が高くなった時だけポンプで水を汲み上げて人工的に作られた水路の新川から花見川に排水して東京湾へ排水します。

もう一方の利根川ですが、基本的には自然排水なのですが、現状では利根川の水位も高く自然排水が出来ないのでポンプによる強制排水が行われています。


つまり、印旛沼の水位が下がらなければ高崎川の水が流れ込まず佐倉市の冠水が解消されないのに、印旛沼の排水も排水ポンプ頼りで充分とは言えない状況なのですね。

今のところ、溜まった水の行き場が無いのが現状。

利根川の水位が下がって印旛沼からの自然排水が出来るようになれば冠水の解消に繋がるのでしょうか。

ともあれこれ以上被害が拡大しないことと早い冠水の解消に期待したいところです。

最後に鴨川市の土砂災害ですが、鴨川市は海と山がとても近いと言うのが印象に残っています。

古くから住む方々から土地のお話を聞いて回る実習でしたので、個人宅にお邪魔することも多かったのですが、狭くて急な道を上っていった先に家があると言うことが多かったです。

住宅の裏手がすぐに山(斜面)と言うのも良くある立地だったと思います。

今回は台風の大雨が土砂災害を引き起こしましたが、既に千葉豪雨以来続いた雨で土の中の水分量は飽和状態だったのだろうと思います。

そこに台風の強い雨風でとどめを刺された形なのでしょう。

つまりは少なくともここで取り上げた3ヵ所に限っていえば、
全く予測不可能な被害ではなかったと言えます。

今回の台風で亡くなられた方の殆どは土砂崩れの被害で亡くなられた方が殆どです。

特に一階にいた方が亡くなられています。

報道でも一階部分に土砂が流れ込んでいることがわかる映像が多いです。

土砂災害の危険が迫った時に出される緊急安全確保で
「2階以上の崖や斜面から離れた部屋で安全を確保してください」
と言われる理由がはっきりとわかりますね。

今回は先月の千葉豪雨と異なり、水没した車内で亡くなられた方はいらっしゃいません。

と書いている最中に水没した車のそばで亡くなられている方が発見されたとの報道が出ましたが、それでも今のところお一方だけです。

今回は急激に状況が悪化して事前の行動変容が出来なかった千葉豪雨とは異なり、
事前に予測して行動を安全確保できる方へ変えられる余裕がある台風だったからだと思います。

土砂災害で亡くなられた方々も自宅を離れて避難されていたら、せめて2階で過ごされていたら結果は違ったのかもしれません。


念のために書き添えておきますが、
亡くなられた方を責める意図は一切ございません。
心からご冥福をお祈りいたします。


私が言いたいのは
正確な情報に基づいて
行動を変えることが
生命を守ること
被害を減らすことに
直結する
と言うことです。

自然災害への備え

佐倉市の大規模冠水の範囲もハザードマップとほぼ重なるそうです。

自分達の住む場所のリスクを知ることから始めてみませんか。


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 我が家は大きな河川のそばで河川氾濫したら2階も無事ではすまない可能性を知った上でこの場所に自宅を建てました。


その代わり木造ではなく頑丈な造りのメーカーで
堤防より高い屋上を作ることで
最低限生命だけは守れるようにしたのです。

皆さんはご自宅や学校、職場のリスクをハザードマップで確認したことはありますか。

ハザードマップを確認して
リスクを把握して
「その時」
生命を守るために出来ること
今から考えておいて下さいね❗


非常時の備えしてくださいね!

特に災害弱者と呼ばれる方ほど備えは必要です。


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