私の防災・その472 災害時のトイレのゴミ
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元々は娘の子育て中の記録として始めたブログですが、現在は主に障害児(者)家族の防災ブログとなってます
先日の防災講習会で出た障害のある無しに関わらずとても大切な話題が災害時のゴミの分別と保管について。
大きな災害が起きるとゴミの収集も儘ならなくなります。
当然、ゴミは自宅で管理するしかなくなります。
更に断水や下水管の破損等でトイレを流せなくなると、使用済みの非常用トイレのゴミが大量に出ます。
ゴミの回収がすぐに再開されれば良いのですが、そうはいかないと覚悟を決めておく必要があります。
非常用トイレのゴミはかさばりますし、何よりも適切に処理しないと悪臭問題が発生します。
我が家は防臭効果の高い非常用トイレセットを備えています



更にまとめて入れておけるように大きめサイズの防臭袋も準備してあります

保管するのは密閉出来る蓋付き大型プラスチックケースの予定。
室内保管できるかわからないので外に置いても出来るだけにおいを出さない&カラス等に攻撃されて破れる危険を避けておきたいですからね。
さて、先日の防災講習会で出た大事な話題と言うのは、
この使用済みの非常用トイレのゴミは一般のゴミとは別に回収する
と言うことです。
つまり
非常用トイレのゴミは一般ゴミと一緒にゴミ袋に放り込んではダメ❌
と言うことです。
上で生ゴミと分別しやすいように色違いの防臭袋を準備しているのはその為です。
この話、私は知っていたのですが、参加した方の殆どが知らなくて、これは災害時に大変なことになるのではと思いました。
ゴミの回収車は皆さんご存じの通り、回転する板でゴミを押し潰しながら中に取り込みますよね?
使用済みの非常用トイレのゴミがその中に入っていたら、特にお腹を下した方のゴミが混じっていたりしたら、どの様な惨劇が起きるか、ちょっと考えればわかりますよね。
断水して掃除も洗濯も手洗いも儘ならない時に糞尿が撒き散らされる事態は絶対に避けなければなりません。
こう言う事をイメージする、想像して備えるのが講師の方の仰る「防災想像力」だと思います。
- トイレが使えない事態に備えて→非常用トイレセットを準備する
- ゴミ収集が停止した時に備えて→匂わず衛生的に保管する方法を確保
- ゴミ収集の再開に備えて→適切にゴミ出し出来る分別管理を
災害時にも衛生的で健康的な生活を守るためにも
非常用トイレセットを備えて終わりではなく、ゴミとして出す迄が防災と考えて備えを
してくださいね。
非常時の備えしてくださいね
特に災害弱者と呼ばれる方ほど備えは必要です。
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