草退治に明け暮れた田んぼのササシグレたち。
長い稲穂がまっすぐ上を向いているので現在の草丈は1mをかるく超えています。
株元には草もなく、そして水もなく・・・^^;
でも、中干ししていないので土はじっとりしてて水分が多いです。
昨年・今年のように時期をずらした栽培の一番の問題は水です。
▼地表はアオミドロが覆い尽くしているので少しは保水効果も期待できるかも。
草もこの状態では生える事も難しいでしょう。
この効果を意図的に作り出す事ができたら除草の手間も大きく省けるのですが・・・
お布団農法とかってありましたが、それってこのアオミドロがヒントかな?
▼昨日はほとんど何もせずぼーっとしていました。
手塩にかけて育ててきた稲たちを見ながら、ちょっと早めの晩酌。
知らない人が見たらなんとも寂しい人に見える事でしょう。(笑)
お酒のつまみは稲の生育と田んぼの生き物。
田んぼの生き物といってももうアメンボもミズカマキリもメダカもいません。
やっぱり体の大きい方がオスかな〜?
それにしても、この上の方のカメムシ、体に大きな傷が・・・
傷というか何かに食べられている???
カメムシを食べる生き物なんかいるんですね・・・臭いのに。
じーっと見ていましたが、あんまり繁殖されるのも嫌ですから手ではらい落としました。
思いっきり払い落としたのに・・・2匹はまだ合体したままです。
びっくりして離れられなくなったのかも・・・^^;
かえるさんもまさかカメムシを食べたりしないでしょうけど、思いっきり凝視しています。
ここで田んぼをあとにしましたが、
このあとカメムシカップルはどうなったのでしょう・・・?
ところでカメムシの天敵ってなんだろう?
という事で色々調べてみました。
1. カマキリ
2. 鳥
3. アリ
4. クモ
5. 寄生蜂
この中でカメムシが放つ悪臭を物ともせずに外部からカメムシを食べるのはカマキリだそうです。
寄生蜂の幼虫は内部からカメムシを食べるそうです。
そして、カメムシの天敵は他にもいて、それはなんと!カメムシだとか?
カメムシは自分や仲間の放つ匂いで気絶したり死んだりするようです。
カメムシの匂いの成分はアルデヒドという成分だそうでこれは毒性があるようです。
普通は自分の毒で自分がやられるなんて事はないようですけど、カメムシって面白い。
このアルデヒドを田んぼに散布すればカメムシはいなくなる?死ぬ?
でも、毒性があるなら駄目ですね・・・それにメッチャ臭そうですから。^^;