今年も性懲りもなく無肥料で野菜を育てています。
これはゴボウ。
スローな生育ですけど、生命力を感じます。
一昨年は春に種をまいたゴボウが予想以上に無肥料でよく育ったので今回は秋まきにチャレンジ。
秋まきのゴボウは過去にも失敗したことがあります。
でも、昔と今ではこの畑の土の状態も随分と変わっています。
今度こそ!
▼発芽が比較的早かったものはこれくらいの大きさ。
決して大きいとは言えませんが順調だと思います。
▼しかし、発芽の遅かったものはまだこれくらい。
こういうのは間引く運命ですね・・・
全体に見て生育は芳しくありませんけど、ゴボウの場合は栽培期間を長くして収穫してみます。
しかし、そうも言っていられない野菜もあります。
▼それはニンジンさん
ゴボウと違って本格的な春になると筋が入ってしまいます。
筋といっても大根のような生易しい筋ではなくって魚の骨(?)のような筋。
早く大きくしなければ・・・と、焦るのは例年のこと。
▼まだこんなに小さいんですよね・・・
適期に種をまけば無肥料でも大きくなりますが、今年は特に種まきが遅かったのでこんな感じ。^^;
無肥料栽培は野菜の本能?生命力?に任せての栽培なのでその力を引き出せる時期に蒔かなければです。
種を遅く蒔いてもほんの少しの菜種粕とか米ぬかを使えば見違える生育。
▼これがそれ。菜種粕と米ぬかを少し与えた人参ですが・・・全然違うでしょう?^^;
草丈も葉の色も何もかも・・・
こういうのを見ると無肥料栽培の人参さんにも菜種粕とか与えようかな?
とも思うのですが、やっぱりそれでは自分自身の成長がありません。
▼今年の高菜は特に生育がいいです。
もしかして大量の稲わらを条間に入れているから?
この稲わらはこの圃場で育った稲のワラです。
もしこの稲わらの力を借りたとしても、
よそから持ち込むわけではないので肥料を入れたってことにはなりませんよね。
▼ということで、稲わらを条間に中入れすることにしました。
使うワラは畑に放置してきた雨に晒しまくられてきた稲のワラ。
倉庫に保管して遮光している青々とした稲わらに比べれば見た目は変ですけど、役に立ってくれそうです。
▼雨ざらしだったのでワラが腐熟しはじめています。
菌糸もかなり伸びています。
きっと悪玉菌をやっつける善玉菌?
今すぐに役立たずともきっとそのうち力になってくれそうです。
結果なんて、急がず慌てずゆっくりと。
急ぐとロクなことはありません。
▼中入れ完了~♪
稲わらさんとそこに住む微生物さん!!
菜種粕にはない神秘な力を人参さんに授けたまへ~~!!m(_ _)m
今年はダメかもですが、いつかきっとこの繰り返しで素晴らしく美味しく安全な人参ができますように♪