今冬一番の期待野菜、無肥料白菜を初収穫しました。
今年は有機肥料栽培、無肥料栽培その2つの栽培方法で同じ種の白菜を作っています。
有機の方はすでに収穫全盛期。
お世話になってる方にもお裾分けしましたが、好評の様です。
この白菜の品種は松島新2号白菜。
それは仙台白菜という品種群の1つであるとされています。
また、仙台白菜とはどんな白菜かというと・・・
以下、wikipediaから引用
仙台白菜
仙台白菜(せんだいはくさい)は、ハクサイの品種群の一つで、日本の宮城県で生まれ、主にそこで栽培されている。最初の品種松島白菜(まつしまはくさい)とそれを元にして作られた松島純一号(まつしまじゅんいちごう)、松島純二号(まつしまじゅんにごう)などの総称、商品名である。中国の白菜から1920年頃に作り出され、20世紀半ばまで全国に送り出された。現在は仙台市など地元を中心に消費されている。
歴史
仙台白菜の起源は、日露戦争に出征した第2師団の兵士・庄司金兵衛が、大陸で白菜の種を得て郷里の友人に配ったことにあると言われる。育てられた白菜は好評だったが、採取した種が親の性質を引き継がないという障害があった。これを品種として確立させたのは、宮城県農学校(後の宮城県農業高等学校)と伊達家養種園(後の仙台市養種園)に勤務した沼倉吉兵衛であった。白菜が他のアブラナ科の植物と交雑しやすいのが原因であったため、沼倉は松島湾の馬放島で隔離栽培して種を得た。
その種を宮城県農会を通じて県内の農家に配り、栽培させた。白菜は1921年(大正10年)に初めて東京市場に出荷されて好評を博し、それからたちまち普及して全国に送り出された。県内では特に名取郡で栽培が盛んであった。
その後、松島白菜をもとに渡辺顕二が改良を進め、松島純一号、松島純二号などの改良種が生まれた。
仙台白菜の全盛期は20世紀半ばまでで、その後は栽培が難しい、柔らかくて傷がつきやすいといった理由で他の品種にとってかわられた。21世紀初めの現在は、仙台の伝統野菜として見直されている。
引用終了
松山新2号白菜とはその松島純2号白菜の改良品種で、
ある種苗メーカーの情報では1943年の発売とされています。
さらに、その松島新2号白菜を無肥料でも結球する様に、
無肥料栽培の大家、関野幸生さんが6年間かけて育成し、無肥料でも結球するよう育てた逸品。
漬物、煮物、鍋物など白菜料理すべてに。歯切れよく柔らかい味の良さは天下一とされています。
種を蒔く前に上記の様な事を調べていたので、収穫の時がとても楽しみでした。
現在私の畑では殆どの白菜が無肥料で結球しています。
「無肥料で結球なんかするものか!」周囲の農家さんに鼻で笑われながらの栽培。
私自身もまさか、本当に結球するとは思っていなかった訳で・・・
でも、本当に良かったです。
▼今回収穫したのはこの白菜。
外葉の形や葉脈の感じが他の白菜となんとなく違っていました。
そして、比較的虫食いが少ないんです。
交雑覚悟で自家採種するつもりなので、
こういう純粋ではなさそうな白菜から食べることにしました。
▼引っこ抜いてみました。
思ったよりも根が張っていません。
無肥料なので肥料を求めてやたら根を張っていると思ったのですが・・・
▼外葉を取るとこんな感じ。
外の葉を取ると至ってフツーの白菜になりました。
ただ、同じ時期に播種した有機栽培に比べてかなり小さめです。
▼虫食いの葉を取るとさらにミニサイズに・・・^^;
しかし、問題は味です。
まずかったら大きくても意味がありません。
しかし・・・小さくてマズかったらどうしようか・・・(; _ _)ノ
そんな不安がない訳でもありません。
▼適当にぶった切ってみます。
ちょっと切れ味の落ちた包丁で切ろうとすると割れてしまいます。
しかし、固いのではなく「モロい」・・・そんな印象です。
▼蛍光灯に透かしてみました。
一見、何の変哲もないフツーの白菜です。
それを口に入れてみます。
バリ!ザクザク・・・・ん???
口に入れるなり、甘さがひろがる。そう予測していましたが、大きく期待が外れました。
無味無臭とはいきませんがアッサリし過ぎ。
そして、味が2つ感じられます。
1粒で2度美味しいグリコのアーモンドキャラメルではありませんが、
アッサリし過ぎている分、もうひとつの味がよくわかります。
その味は言い表しようのない不思議な味です。
昨日の午後に収穫したのですが、この白菜を食べようとしたのが今朝の3時すぎ。
ブログ仲間である、スーさんおすすめの白菜サラダで頂くにはちょっと苦しい気温です。
▼というわけでタジン鍋に登場してもらいます。
タジン鍋はご存知の様に、水分を殆ど必要とせずに、具材を蒸焼きに出来る鍋です。
今回も水を使わずに白菜の水分だけで蒸焼きにします。
▼セット完了♪
【材 料】
無肥料の松山新2号白菜:1個
冷蔵庫にあった残り物ベーコン:ありったけ
藻塩:大さじ1/2
コショー:少々
以上です。
至ってシンプルなこの味つけ。
ベーコンが本物のおいしいベーコンなら尚さら良かったのですが・・・。
とんがり帽子の様なフタをして蒸焼きにする事10数分。
▼出来上がりました!
このとき、午前4時過ぎ。
眠くて眠くて仕方なかったのですが、この香りで一気に私の五感のすべてが覚醒しました。
とんでもなく良い香りがします。
香りまで甘い!そういう例えがピッタリです。
まったく水を入れなかったので少し焦げています。
しかし、その焦げすら甘い香りで包まれています。
▼そして初試食!その味は!!!
梅宮辰夫氏が食いしん坊万歳でのコメントでスゴク印象に残っている言葉があります。
「人は本当に旨いものを食べてる時には無口になるって本当だね。」
まさにその通りである。
もっとも、真夜中のダイニングで1人で「旨い!」と、大声を上げるのもいささか問題ではあります。
味の印象ですが、生で食べた時に感じた2つの味が一体化している。
とんでもなく甘い!もちろんベーコンの甘さではない。
この味を表すのに良い言葉が見つかりません。本当にコレ最高な白菜です。
来年も無肥料で作ります!
今年の松島新2号白菜の無肥料栽培から料理までを
松任谷由実さんの曲「やさしさに包まれたなら」に乗せて拙い動画作ってみました。
来年もブログ続ける事にしました。今後ともよろしくお願いします。
では皆様よいお年をお迎え下さい。m(_ _)m
メッセージをくださった方、
おかげで思いとどまる事が出来ました。
どうもありがとうございました。