9月1日(日)曇り時々雨
1日と21日は聖護院の修験講習が有りまして、この日も京都へ🚋
この日は昼イチで梵字講座も有ったので
京都に着いたのが午後三時をまわったから
せめて1箇所だけでもと地下鉄に乗り換えてテクテク歩く
台風の影響で気温はさほど高くはないけど湿度と小雨に髪の毛はグルングルン
この頭で講習会は恥ずかしいけど仕方ない
(結局、講習会は中止でしたが)
で、到着したのはコチラ
京の通称寺
こぬか薬師
正式名称は
薬師院(やくしいん)
小さなお寺ですが由緒正しい素適な寺院
道路沿いの幟には
~福こぬか寿こぬか~
だって
縁起が良さげです
寺標
由緒記
先に
〜由緒〜
782年、伝教大師が16歳の時に自作した薬師如来像が御本尊で当初は横倉に医徳堂を設けて安置していたが後、戦国時代に織田信長が当地に移転した。
1688年、衰弱していた薬師院を鉄面禅師が再興、天台宗から黄檗宗に改宗される。
再興後は現在の数倍もある大きな境内を有していたが幕末の蛤五御門の変で焼失。
明治に入り黄檗宗萬福寺塔頭寺院の緑樹院笠丈禅師・北三井家・近衛家により再建される。縮小したが井戸から大黒様が現れ大国町となった裏門を正面として現在に至る。
by、由緒記とかネットとか
へぇ~
岐阜の横蔵なら最近行きましたです即身仏の横蔵寺の近くですね
そう言えば横蔵寺の由緒に昔は修業の地として栄えていたって書いてあったっけ
そちらからいらっしゃった御本尊様なのですね~
お外には小さな
地蔵堂
おん、かかか
漢字で書くとこうなるのか
メモ代わりにパシャリ
境内には
本堂
山号 医徳山
宗派 黄檗宗
御本尊 薬師如来
京都十二薬師霊場第9番札所
京の通称寺の会(こぬか薬師)
地蔵堂のご真言もそうですが、本堂にも詳しく説明を貼って下さっていました
凄く有り難いし、こういう事が出来るって素敵な方がいらっしゃるんだろうな~
本堂脇には家◯婦は見た風味の通称寺の幟
さて、インターフォンを鳴らすと女性の方が出てきて下さって、雨にも関わらず外で色々と説明して下さった
御本尊を写真で飾っているから大きなサイズに見えるけれど、実はめっちゃ小さいって事や
昔々に疫病が流行った時、住職の夢枕に薬師如来が現れて
{一切病苦の衆生も我が前に来たら諸病悉く除くから、来ぬか~来ぬか~?
って言ったからこぬか薬師と呼ばれるようになったってお話とか
一年に一度、萬福寺から僧侶の方が沢山来られて一般の方も御本尊様を拝観できるって事や織田信長の事や色々
凄く素適な優しい笑顔の方で
多分、きっと説明を貼って下さってるのはこの方なんじゃないか
って思いました
そんな小さな境内には
燈籠
手水鉢
お水は入ってないけれど・・
良く見たら鯉が居とる
シールの絵はカボチャじゃなくてお薬師さんの持っている薬壺で~っす
そんな感じで
スイッチが入ったので時間ギリギリまで近くを徘徊しました。
次回に続く
薬師院(こぬか薬師)
住所 京都府京都市中京区釜座通二条上る大黒町694
アクセス