遠野の神社を検索しておりますと、聞いたことのない神名がたくさん出てきます。
民俗信仰で祀る神のなんと多いこと。
民俗学者が遠野に惹かれる気持ちがよくわかります。
民俗学者でない僕ですら一泊でドハマりしてますから。
多賀神社からさらに歩いてきまして、卯子酉神社へ。

小さな神社なのですが、ここから遠野らしさがぐっと増していきますよ。
地元では卯子酉様と呼ばれているようです。
稲荷っぽい鳥居

御祭神は、卯子酉大明神です。

境内は独特すぎます。

異空間ですよ。

遠野物語拾遺第35話にも登場し、男女の縁を結ぶとされています。
まだ遠野物語拾遺は読んでませんのでどのように書かれてるか申し上げることはできませんが。
赤い布を左手だけで結ぶ独特の奉納の仕方だそうです。
赤い布の初穂料は100円でしたが、やりませんよ。
でも奉納品コレクションとして買って帰るのはアリだったかも。
そう考えたら、他にもそういうのいっぱいありましたよ。
しくじったかも。
社殿

社殿内の本殿

卯子酉大明神を祀っています。
かつて一帯は大きな淵でそこに淵の主が住み、その主に男女の縁を祈願すると不思議に叶い、特に信仰の篤い者には時として主自らが姿を現したとされています。
岩手県下閉伊郡普代村の鵜鳥神社からの分霊だそうです。
祠の傍らにある小池には往時は片葉の葦が生えていたといいます。
鵜鳥神社の御祭神は、鵜葺草葺不合命、玉依昆売命、海神と、海に縁のある御祭神ばかりです。
これら三柱は卯子酉大明神としたのなら、山神を信仰する土地に、海の神を入れたということになりやせまいか。
実に面白い。
そして、良縁といえば、後につづくのは子宝ですよね。
てことで何かないかと社殿内をじっくり探してみましたら、ありましよ。

これだから、民俗信仰の根強いとこ好き。
神仏の板

鏡文字なので版画の凸版でしょうね。
社殿裏にもぐるりと赤い布が。

水神を祀る祠と思う。

愛宕神社

御由緒

台座は近年のものですが、双身道祖神を連想してしまいます。
縁結びだけだとリンクしないのですが、奉納品のおかげでリンクすることにします。
