日日是好日　～50歳からの挑戦～

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08Jun
- イタリア旅行記　～アッシジ編～
  1998年2月23日　雨フィレンツェ最後の朝は、雨だった。ホテルでゆっくりと朝食をとる。窓際の席に案内され、フィレンツェを流れるアルノ川を眺めながら、バイキングの朝食を楽しんだ。今日からアッシジへ向かうことに決めた。アルゼンチンの女性はシエナに向かうと言っていたので、もう一度会いたい気持ちもあったが、やめておいた。午前8時30分、フィレンツェ駅に到着し、アッシジ行きの切符を購入。出発まで約2時間以上あったため、日本の様子が気になり、日本経済新聞を購入。そこで長野オリンピックで日本が金メダルを5個獲得し、22日にオリンピックが終了したことを知った。また、両親へ2回目の手紙を書いて送った。午前11時15分、アッシジ行きの列車に乗り込む。アッシジに到着したのは午後1時32分だった。アッシジは、これまでの旅行の中で最も小さい駅だった。荷物を駅で預け、市街地へ向かう往復バスのチケットを購入し、バスに乗り込んだ。バスには、列車で一緒だった男性もいた。教会近くの広場で降りた。教会の前で、日本人らしき老人の神父さんを見かけた。教会の外観は工事中で見れなかったが、中に入ることはできた。しかし、教会の中は暗く、絵もよく見えず、地下もあって、なんとも表現しがたい怖さを感じ、すぐに出た。アッシジには、教会らしき建物が3つあったが、いずれも工事中だった。丘の上には、ゴシック様式で知られるサンフランチェスコ聖堂も見えた。おなかがすいたので、途中で昼食をとるため店に入り、前回の反省を生かして今回は定食を避け、いろいろなものを食べたかったが、24,000リラのツーリストセットに目が留まり、店の前で老人から「good and very cheap」という後押しを受け、それに決めた。ミートスパゲッティとハムのように切られたローストビーフ、そしてほうれん草のような野菜。それから、ちょっと甘ったるいケーキと地酒のワイン。今回は美味しかった。アッシジはとても人が少なくひっそりとしていて、人が住んでいる気配もない。しかし、雨も上がり、霧でかすんでいながらも、丘から見下ろす街はとてもきれいだった。観光も一通り見終わったので、バス停で駅まで戻るバスを待っていたところ、日本人から、このバス停からローマへ向かうバスが出ていることを知り、次の目的地がローマだったので、これ幸いとローマ行きの長距離バスに乗り込んだ。バスは乗り心地が良く、隣に座っていたイタリアのおばさんも英語を話し、明るい人だった。バスに乗って10分くらい経ったところで、アッシジの駅に荷物を預けていたことを思い出し、焦った。おばさんが通訳してくれ、事情を説明したところ、運転手は頭を抱えながらも途中で降ろしてくれた。しかし、それからが大変だった。今いる場所がどこか全く分からず、バス停もタクシーもない。アッシジという標識を頼りに、バスが走ってきた方向に走ったが、どのくらいの距離なのか全く分からなかった。現在時刻は午後5時15分。ローマ行きの列車はアッシジ駅発が午後6時4分。とりあえず、人に聞こうと思ったが、人は一人もいない。ヒッチハイクを試みるも、誰も止まってくれない。それでもアッシジ駅に向かい走りながら、車を見かけると手を挙げていたところ、一台のBMWが止まってくれた。話が通じたか分からなかったが、どうやら乗せていってくれるようだ。助かったと思うと同時に、ヒッチハイクで有名になった『猿岩石』や『ドロンズ』もこんな気持ちだったのだろうか。車は20分近く走ってくれた。あのまま走っていたらとても間に合わなかっただろう。車に乗っていた二人の男性にお礼を言い、駅で預けていた荷物を取って、列車は予定時刻どおりに出発した。午後8時ちょうどにローマに着く予定だったが、30分遅れて到着した。駅で7,900リラのビッグマックセットを買い、電話で駅近くのホテルを予約。1泊6万リラ。シャワーとトイレは別だった。しかし、シャワーを浴びようとすると蛇口が壊れてしまった。結局、顔だけ洗って、速攻で寝てしまった。
- イタリア旅行記　～フィレンツェ編（その３）～
  まずはお互いの自己紹介。僕が英語をあまり話せないことを知っても、彼女は嫌な顔ひとつせず、ゆっくりと話してくれた。彼女の名前は、アナ（仮称）と言った。アルゼンチン出身。女性ということもあり、年齢を聞くのは失礼かと思い、最後まで聞けなかった。話の流れからして、20代前半なのは間違いない。見た目では20歳くらいに見える。背丈は、155センチくらい。アルゼンチンの女性としては低い方だろう。イタリアを旅行していた理由は、大学を卒業する前に世界を見てみたいということで、僕と同じ考えだった。将来の夢については、「veterinarian」と答えたが、単語の意味が分からず、持っていた辞書で調べようとしたところ、「doctor of animals」と獣医師であることを教えてくれた。旅行中、一緒にいた男性は、旅行中に出会ったブラジル人で、その男性とは、フィレンツェを訪れる前まで一緒に旅をしていたようだった。これから、彼女は観光と革の靴を買いたいということだったので、一緒に行動することにした。まずは、すでに観光したが、ウフィツィ美術館の前で写真を撮ったり、ポンテ・ベッキオ橋近くの店でイタリアンジェラートを買って食べたり、ドゥオモも一緒に観光した。それから、彼女の目的である革の服と靴を買いに出掛けた。フィレンツェは、革製品で有名ということを知り、同じ店で僕も革靴を買った。それから、友達の手紙を探しに、点在しているユースホステルを探して回ることに付き合ってもらったが、結局手紙を見つけることはできなかった。アルゼンチンの彼女との行動はここまでだった。別れ際、彼女の方から抱擁を求められたが、こういったこと（挨拶）に慣れていなかった僕は、なんともぎこちない抱擁となってしまった。淡い思い出である。その日の夜は、一人で駅近くのレストランに入った。店内に入り、しばらく座っていたが、店員や他の客がじろじろと変な目で見てくるので、そこで、その店がセルフサービスの店だということを知った。いつものように、カルボナーラ（9,000リラ）と水（1,500リラ）を注文。味はまあまあだった。それから、ホテルへの途中でパンを購入し、ホテルで食べ、アルゼンチンの彼女との抱擁を思い出しながら就寝した。
02Jun
- イタリア旅行記　～フィレンツェ編（その２）～
  1998年2月22日（日）　晴れ午前6時起床。朝からシャワーを浴び、ホテル料金に含まれていた朝食も取らずに、早速アカデミア美術館に向かう。というのも、日曜日は、どの美術館も午後２時までで、明日の月曜日にはほとんどが休館ということもあり、今日中に行きたかった美術館に行かないと、明日は見れないからだ。アカデミア美術館の目的は、ダビデ像のみ。午前８時30分に入館し、美術館を出るまで、たった20分間の滞在だった。次に訪れたのは、ウフィツィ美術館。名前はここを訪れるまで知らなかったが、フィレンツェで一番有名な美術館だ。なんといっても、ここには、あの『ミロのビーナス』が飾られている。午前9時30分頃から列に並び、入館できたのが10時15分。たくさんの絵画の中で、『ミロのビーナス』だけがカメラのシャッター等による絵の劣化を防ぐためのシートが設置されており、厳重に警備されていた。ウフィツィ美術館を出た後は、再びポンテベッキオ橋を渡り、ピッティ宮のパラティーノ美術館を40分ほどかけて回り、ポーボリ宮殿に行く。そして、さらに川沿いをかけ上りあがり、ミケランジェロ広場へと向かう。ここからは、フィレンツェ市内を一望でき、眺めは最高だった。このミケランジェロ広場には、ダビデ像が設置されており、アカデミア美術館のダビデ像と合わせて2体見たことになった。それから、ユースホステルへと向かった。目的は泊まるためではなく、先にイタリアを訪れていた日本の友人からの手紙を受け取るためだった。この当時、携帯電話というものはなく、お互いの連絡手段は大使館（領事館）への置手紙くらいしかなかったので、旅行前に、もし連絡事項があれば、各地のユースホステルに置手紙をしておこうというのが共通の認識事項だった。しかし、ここに置き手紙はなかった。仕方なく宿泊先のホテルに帰ろうとすると、僕と同じ年齢位で背丈の小さな金髪の女性から声を掛けられた。ヴェローナのユースホステルで初めて出会った女性で、実は、ヴェニスのユースホステルでも出会い、挨拶を交わしていた。聞けば、それまでブラジルの男性と一緒だったが、今は一人旅だということだった。僕たちは、その日、１日だけ行動を共にすることにした。（続く）
- イタリア旅行記　～フィレンツェ編（その１）～
  1998年2月21日　晴れフィレンツェ駅に到着。パドヴァから約1時間45分ほどの道のりだった。フィレンツェ駅に着くと、その日からの宿泊先を探す。しばらく、ユースホステルばかりに泊まって、だいぶ疲れが溜まっていたので、安くても安心して泊まれるホテルに泊まりたかった。1件目は、あいにくの満宿。2件目にして、空室が見つかったが、1泊11万リラ。今まで宿泊した（ユースホステル）料金の4倍以上の値段だった。疲れに勝てず、そこに2泊することに決めた。早速、荷物を部屋において、フィレンツェの街へと繰り出す。まずは、川沿いを歩き、フィレンツェで一番有名な橋、ポンテヴェキオ橋に向かった。ポンテベッキオ橋付近では、お土産屋ばかりだった。橋を渡ってすぐの店で、イタリアンジェラートを買った。値段も3,000リラと安かったが、イタリアで、一番おいしかった。そこから、ドゥオモへ向かった。ドゥオモに圧倒され、カメラに収めようとしたが、カメラの画角に収まり切れないほどの大きさだった。人も多かった。近くに、蚤の市らしきところを発見した。『新市場のロッジア』という市場で、『地球の歩き方』にはスリが多いところで有名と書いてあったので、バッグや財布など盗まれないよう警戒しながら観光を続けた。夕食は、久しぶりにマクドナルドに入って、世界共通ビッグマックを注文。セットで7,900リラ。味は想像通り。辺りは、すっかり暗くなっていた。駅近くの地下街で、CDショップに立ち寄った。店員に、イタリアの有名な曲を選んでもらい、イタリア民謡集を買った。ホテルに戻り、疲れを取ろうと風呂に入ろうとしたが、バスタブの蛇口からお湯が出ず、シャワーの湯圧も最低だった。結局、お風呂には入らず、疲れでそのまま寝てしまった。
- イタリア旅行記　～パトヴァ編～
  1998年2月21日　晴れユースホステルを出発し、サンタルチア駅へと向かう。ヴェネツィアを離れ、目指すはパトヴァ。パドヴァでは、これと言って目的はない。ユースで知り合った日本人に、あと2日間使えるヴァポレットのチケットを渡し、サンタルチア駅で別れた。駅で、3,800リラの乗車券を買いもとめ、列車に乗り込む。ヴェネツィアからパドヴァまでは距離的に近く、30分でパドヴァ駅へと到着した。お決まりのインフォメーションセンターに立ち寄り、『Padova today』と地図を入手し、観光に出かける。情報誌を見るも、それといって観るところもなく、ショニーリ広場で市場を散策し、パドヴァ大学の近くで店に入り、ラザニアとパンケーキを購入。サンアントニオ教会まで行き、その教会の前のベンチに腰掛けながらラザニアを食べた。ラザニアは器に入っているが、フォークなしでは食べにくく、仕方がないので手と口の周りを汚しながら食べた。教会では、結婚式の最中だった。教会の周りは、イエス・キリストの銅像がお土産として売られていた。駅からかなり歩いてきたので、駅まで戻る体力もなくなり、1,400リラ支払ってバスに乗る。パドヴァ駅に戻ってきた。そういえば、日本を出発して、ちょうど1週間が過ぎた。たまには親に電話をしようと思った。公衆電話で国際電話をするには、1,000リラ以上入れないと電話が掛けられなかった。1万リラのテレフォンカードを買って、約3分間、元気でいることを親に伝えた。そして、一路、イタリア最終目的地、フィレンツェへ向かうため、37,500リラのチケット買い、午後2時10分、ユーロスターに乗り込んだ。ユーロスターは、外見もカッコよく、乗り心地も最高だった。（続く）
30May
- イタリア旅行記　～ヴェニス編（２日目　その２）～
  サンマリノに戻ってきた。リストランテで昼食を摂る。9,500リラのシーズンズピザ１枚と、3,000リラのカプチーノを注文したが、店員の態度がすごく悪い。チップは払いたくなかったが、支払い明細を見て、すでにサービス料をしっかりと2,000リラ取られ、ちょっとむっとした。気分を変えるため、次は、サンミケーレ島へ向かうことにした。もちろん、何の情報もなし。島に到着すると、島全体が墓となっていることを知る。お墓は、ブロックのように上に重ねられ、所々、きれいな花が飾られている。島全体が静かで、神聖な場所だった。昼食でちょっとむっとしたが、ここでは心がきれいになったのを感じ、次にムラーノ島へ渡る。この島は全体的にこじんまりとしており、お店もたくさんあった。その中の一つ、「ビートたけし」の写真を見つけた。イタリアでは、「北野武」の方が正解なのだろうか。先に上映された「HANABI」で『世界の北野武』となった。同じ日本人として誇らしい。島全体は、ガラス細工の街という感じだった。その日の観光を終え、ユースホステルに戻った。14,000リラで、トマトスパとビーフポーク、チョコレートゼリーを食べおなか一杯。食後の散歩で、サンマルコ広場まで出かけ、祭りの様子を見に行った。祭り本番ではなかったが、なにかの踊りの練習をしている緑色のドレスの子がかわいらしかった。午後11時、就寝。
29May
- イタリア旅行記　～ヴェニス編（2日目・その１）～
  1998年2月20日（土）快晴ヴェニスのユースホステル午前7時30分起床。今回の旅行の中では、最も遅く起きた時間だ。寝ている間に、自分の荷物が盗られないか、リュックだけは抱いて心配しながらも、結局は熟睡していた。朝食は、パンとカプチーノの簡単な食事で済ます。ユースホステルは、値段が安い分、男女の部屋は別々。そして、食堂だけが男女が出会える場所となっている。朝食を済ませ、観光に向かう。まずは、サンマルコ広場へ向かい、正面にたたずむサンマルコ寺院をしばし眺める。入場したいが、これからの旅を考えると入場料がネックとなり、入場を断念。また、いつかここに来られた時の楽しみのために取っておくとしよう。サンマルコ寺院を正面にして、右側に行くと、左手にはドゥカーレ宮殿が見えてきた。ドゥカーレ宮殿には、「ため息橋」が架かっている。この「ため息橋」の由来は、ドゥカーレ宮殿を通って牢獄へとつながる橋からの眺めが、囚人が投獄される前に見ることができる最後のヴェニスの景色ということで、囚人がため息をつくというところからきているらしい。ため息橋の下には、ヴェニスのゴンドラの姿も見られた。ゴンドラを運転する「ゴンドリエ」が、歌を歌いながら、橋の由来を乗客に説明しているのだろう。スキアヴォーニ広場を通り、巨大な手のモニュメントを見たあと、バポレットに乗って、島に渡ることにした。目指すは、リド島リド島が、何の島なのか、どこに位置しているのか全く知らず、とりあえず上陸してからインフォメーションセンターへと向かい、情報を得ようと思う。どこの観光地もそうだが、まずはその土地のインフォメーションセンターに行くことをお勧めしたい。しかし、リド島に来て、すぐに分かった。ここは、カンヌ映画祭、ヴェネツィア国際映画祭が開かれる場所だと。しかし、今日は２月。人の気配は全くなく、あるのはホテルと海だけ。砂浜は掘り返され、とても奇麗とは言えない。でも、きっとシーズン中はきれいなんだろうな。アドリア海を背にして見えるホテル群も、今日はほとんどが閉まっていた。サンマルコへ戻ることとした。（続く）
27May
- Facebookの投資名目の広告を見て欲が出て、登録してしまった結果・・・・
  50歳の僕には、InstagramのSNSよりも、Facebookの方が頻繁に使っていますが、ここ数か月の間に、頻繁に広告表示されていた「有名人なりすまし詐欺」広告が、減ってきたように感じます。例えば、前澤友作さん、ホリエモンさんといった写真を使って、Aiで加工して、あたかも彼らが推薦する方法を使ってお金をお儲けようという広告。政府も、本腰を入れて詐欺被害防止に取り組み始めた感じですね。かくいう私も、実害はありませんが、その前段階で、被害にあいそうになりました。まずは、私の経緯の履歴を見てください。これは、ほんの一部ですが、相手にしなかったら、はじめは毎日。徐々に回数は減ってきていますが、電話による攻撃がほんの２～３分の間に20件くらい電話がかかってきます。まず、どうしてこのようになったのか。そのことから説明したいと思います。お金が欲しい、お金が増やしたい！まず、これが正直な気持ちです。そして、そのような中で、Facebookの広告に、ファーストリテイリングの創始者「柳井正」さんの記事（偽物ですが）が掲載されていました。株若しくは仮想通貨の売買を、AIによる自動売買をしてくれることによって、はじめに500ドルを投資すれば、毎晩、毎日お金を自動的に稼いでくれるというものでした。AIによる自動売買は、実際には見たことも触ったこともないのですが、今はやりの「Chat GPT」で、そのソフト名を検索したところ、そういったツールがある（かも）という回答が返ってきました。それで、半信半疑でしたが●まあ、500ドル位なら、損失を被っても、そんなに生活に影響しないし、一日に、数千円でも儲けることができればいいなという軽い気持ちで、その詐欺広告をクリックしてしまいました。そして、次に表示されたのは、lineへの誘導。そこで、氏名、メールアドレス、携帯の電話番号の個人情報を入力してしました。そして、『OK』ボタンを押します。すると、5分もせず、アメリカ（＋０１から始まる）1本の電話がかかってきました。怪しい日本語を話す女性。会社名は名乗らず。興味がありますか？興味があって、登録してきたんですよね。などと言って、まずは、500ドルを、相手が指定する口座に振り込みをするよう要求してきました。この時点で、私の心は完全にシャットアウトしてしまい、電話を切ってしまいました。そして、電話の嵐。電話は、香港、カナダ、イタリア、イギリス、シンガポール　などなど世界中から電話をしてきているのかと思えるほどの、たくさんの電話番号からかかってくるので、着信拒否では間に合わず、私の携帯電話の設定で、電話帳に設定していない番号からの電話は、通話音が鳴らない設定にしています。夜中にかかってくることはありませんが、相手は、仕事中やプライベート中を問わず、しつこく電話をかけてきます。まだお金を振り込んでおらず、実際に被害にあっていないからまだましですが、実際に被害にあった方から話を聞きますと、●　実際にお金を振り込んで、はじめはお金が増え、還付金ももらえるそうですが、その後、さらに入金し、お金が増えたところで、実際には日本円に換金できず、お金を下ろしたくても下ろせないそんな状況に陥るそうです。すべてが詐欺だというつもりもありませんが、お金儲けの話に、旨いはなしはないという気持ちを忘れないでもらいたいと思います。
- イタリア旅行記　～ヴェニス編～
  1998年2月19日（金）　快晴ヴェーローナのユースでの朝食コーヒーとミルクを大きな茶碗に入れ、硬いパンと食す。今日は、ヴェニスへと向かう。ヴェニスでは、車などの車両は乗り入れ禁止のため、ヴェローナの駅からヴェニスの駅まで列車で向かう。所要時間は約1時間半の道のりだ。午前10時にヴェニスに到着。駅を出ると、さっそく目の前に運河が広がる。運河の色は緑っぽい感じだ。15,000リラを払って、一日乗り放題のヴァポレットのチケットを買って、まずは荷物を預けるため、ここでもユースに向かう。ユースホステルは、蛇の形をした運河の海寄りに位置し、観光地でも有名な「サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂」の近くに位置する。ユースに到着したが、あいにく午後1時半から受付のため、しばらくの間、付近で時間をつぶすことにした。入り組んだ路地裏というのだろうか、普段の生活道路なのだろうか、歩いていると女性からmake up（メイク　アップ）と声をかけられた。その女性は顔にペインティングをしている。そういえば、通行人にちらほら仮面を被った人たちが目に留まる。そう、毎年この時期は、「ベネチアカーニバル」が開催されていたのだ。せっかくなので、僕も顔にペインティングをしてもらうことにした。声をかけてもらったベネチア美女とは別の男性に1万リラを支払い、メイクをしてもらった。普段は、1都市1泊となんとなく決めていたが、せっかく祭りの時に来たのだから、ヴェニスには2泊しようと決めた。これが、個人旅行の醍醐味だ。ユースの受付時間となったので、ユースに戻りチェックイン。ユースでは、大部屋にパイプベッドがいくつも並べられ、一人に一つのロッカーが与えられている。ロッカーには、南京錠はなく、すりの多いイタリアでは、南京錠持参が必須だ。寝ている間は、靴も取られることがあるというので、靴は、パイプベッドの足で踏み、盗難防止措置を図った。幸い、相部屋は日本人だった。フィレンツェに彫刻で留学しているようだったが、お互い気をつかい、干渉しないことにした。荷物を置いて、再び観光に出かける。が、再びヴァポレットに乗ろうとしたが、1日乗り放題チケットが見当たらない。落としてしまったのだろうか。明日もここに宿泊予定だから、もったいないが3日間乗り放題のチケット（3万リラ）を買うことにした。これまで、何度か日本円からリラに両替をしていると、手数料を気にするが、ガイドブック「地球の歩き方」にも持っていた『Banco Itaria』が利率がいいという情報を得て、そこで両替することにした。ヴェニスには、もちろん車などはなく、荷物の搬送などは、主に船（ヴァポレット）が主流だ。道も狭いが、あちこちにお土産屋やレストランが並んでいる。その中の一つ、レストランに入ることにした。メニューは、当たりはずれのない、「ツーリストセット」が定番となった。一人25,000リラを支払い、別途カプチーノを注文。チップはなし？料理は、トマトスパに魚（にじます）のグリル。魚は、日本人の僕の口には合わず、結局ポテトだけ食べた。もう、ツーリストセットは頼まない。隣に座っていたオランダからのご婦人と会話が弾んだ。世界中を旅しているということであり、5か国語を話した。英語を話せない国民は、日本人だけのように感じた。レストランを出た後、サンマルコ広場に行き、仮面の祭りを楽しんでユースへと帰宅した。
26May
- イタリア旅行記　～ヴェローナ編～
  1998年2月18日（木）　晴れ極寒この日の目的地は、イタリア北部の湖、ガルタ湖（別名ベナー湖）湖のそばに古城がたたずむ写真を見て憧れ、その景色をぜひ見たかった。朝からバス停に向かい、行き方を聞いてバスに乗り込んだ。ガルタ湖に着くと、人が全くいない。ここは観光地か？またも嫌な予感がする。時季外れで、観光船が出ていなったのだ。旅行に、こういったことは付き物とガルタ湖観光はあきらめ、市内観光に気持ちを切り替える。といっても、どこに行くのか全く目的はなく、結局は、遺跡のようなところへ行きそこのモザイクが美しいと感じるものの、何の説明も書かれておらず、何なのかよく分からない。丘の上の城に行くも、中は工事中で入れなかったが、唯一、そこからの眺めが良かったのがせめてもの救いった。これ以上、見るところもなかったので、ヴェローナに戻る前に、もう一度ガルタ湖のそばまで行き、しばし眺めていた。ヴェローナに戻り、ヴェローナ観光をする。コロッセオに似たアレーナ（闘牛場）を見つけたが、中には入らずそのまま通過する。目的は、ジュリエッタの家。途中で、シニョーリ広場に立ち寄り塔に上り、その屋上に上がり市内を一望できた。ジュリエッタの家に行くと、ジュリエッタの銅像があった。ジュリエッタの銅像は、そこを訪れる観光客が右の胸だけを触っていくので、そこだけが色が変色している。触ると、幸せな結婚ができるそうだ。触っておこう！！カステルベッキオへ行き、橋を渡る。まだ午後3時30分。観光する時間があったので、サンゼーノ、アッショーレ教会へ。入館料が4,000リラと書いてあったが、タダだった。いや、出口から間違って入ってしまい、お金を払っていなかっただけだった。（いつかまた、ここに戻ってきたときには、2倍の料金を払います。ごめんなさい）アレーナ近くに戻ってきたところで、疲れもピークに。近くのレストランに入るが、値段が高かったのでコーラのみを注文。それでも6,500リラもした。そこで、絵葉書を見つけ、友人と両親宛てに手紙を書く。コーラを飲んで少し元気が戻ってきたので、ドーモ、サンタナスシア教会、ローマ劇場を観光。辺りもすっかり暗くなり、そこからの夜景が、イタリアに来て一番きれいだった。涙が出た。そこから、ユースホステルまですごく近かった。夜ご飯は、ユースで食べ一人12,000リラ。カルボナーラと鶏肉、ワイン。すごく量が多い。フランス人のカップルと会話が弾んだ。横では、ブラジル人？の男女もいて、挨拶だけした。この旅の途中で、女性はアルゼンチンの女性と分かった。後日、この女性と再会することとなった。（続く）
- イタリア旅行記　～ミラノ編～
  1998年2月17日（水）　晴れ昨日、テルミナ駅で予約したミラノ行きのユーロスターに乗る。午前6時35分発ユーロスターは時間どうりに出発し、到着予定時刻は午前10時30分。所要時間は、3時間55分その間、ミラノでの行動予定を立てる。朝が早く眠たいが、荷物を盗まれるといけないと思い、なかなか眠ることもできない。しかし、移動中の列車から逃げることはできないだろうから、盗まれることはないかと気を切り替え、少し眠ることとした。無事に駅に着くと、そこで荷物を預け、まず目指すは、レオナルドダヴィンチの「最後の晩餐」がるサンタ・マリア・デッレ・クラツィエ教会教会が見えると、嫌な予感。足組が組まれ、幕がかけられている。なんと！！改装中につき閉館疲れがどっと来た。気持ちを切り替え、スフォルツエスコ城に来たものの、疲れがまさり、中に入らず。次に、ブレラ美術館に向かう。その途中で「cafe SANs-EGAL」という店を見つけ、パスタと水を注文。普通のパスタの4倍くらいはあろう大きさのパスタで、いままでのなかで一番おいしかった。ブレラ美術家は、ルネサンス期を中心とした北イタリアの海外が充実していると聞き、・・・といろいろ聞いたものの、特に知っている絵がなかったので、そもそも道を間違え断念。そして、スカラ座の正面を通り、ガレッリアを通り抜けると、ドゥオモが見えてきた。そこで、たくさんのハトがいたので、写真を撮ろうとすると、一人の怪しい人が、ハトを持って近づいてきた。その鳩を、僕の腕に乗せてきたので、写真を撮ろうとすると、money money!!と言ってきた。これが、この男の商売だったのだ。そういえは、外務省やガイドブックでも、こういった商売でお金を吹っかけてくる輩がいるから気をつけろと注意喚起がなされていたことを思い出した。その場から逃げるため、NO NOと言いながら、ダッシュでその場を後にした。気を取り直して、ミラノで一番の目的地、ドゥオモに入る。8,000リラを支払い、エレベーターで屋根の上まで上がり、その彫刻のすばらしさにしばし感動するとともに、昔どこか懐かしい風景でもあった。ドゥオモの周辺は、高級ブティック街だった。バックパッカーとして貧乏旅行だったので、もちろん買い物はできなかったが、アイスクリームだけ購入。これからの予定として向かうヴェローナに向かうユースホステルの予約だけを電話で済ませた。その日の夜ご飯は、ユースホステル近くのバルに入って、ピザとコーヒーを注文。ピザが塩辛い。店の中でテレビを見ると、「長野オリンピック」をやっていた。日本はどうなっているのか、知らなかった。少し物足りず、おなかもすいていたので、おいしそうな店を見つけ、肉のような肉ではない、トウガラシの入ったものを巻いた食べ物（3,500リラ）を買って温めて食べた。
18May
- 0800-222-3824からの電話　　　～　ひかりコム？　詐欺？　～
  今日（５月18日）の午前と午後、０８００－２２２－３８２４から、「ひかり（光）コム？」という会社を名乗る男性（オザキ）から電話がかかってきました。内容は、〇　現在お住いの地域が、「auひかり」に統合されることとなり、ドコモ光を使っている家庭は、現在お使いのNTTから配分されている機械を、Ipv6使用の機械に交換することにより、今よりも回線速度は速くなり、手数料として毎月NTTに支払っている1,500円は支払う必要はなくなり、その分、毎月1,500円ほど安くなります。〇　工事費はかかりますが、乗り換え手数料は、当社が負担いたしますので、実質の負担は全く無くて、回線速度も上がり、料金も安くなります。〇　ただ、現在契約しているドコモ光との契約を解除する必要がありますので、それだけは、お客様がしていただくことになりますといった内容の電話でした。毎月1,500円安くなり、回線も早くなるのであれば良いかも、と思ったのですが、〇　そもそも、なぜ「ひかりコム」という会社が、私の電話番号を知ってるのか、〇　NTT（ドコモ？）からの委託を受けて、電話をかけてきたのか。〇　相手の電話番号が、固定電話ではなく、なぜフリーダイヤルなのか。という疑問が残り、そのことについて質問すると、相手は、〇　NTTから光回線を契約している家庭を聞いて、こちらから情報提供を行っている。〇　（私が名前と住所を名乗ってしまったが、）そもそも、私の名前や住所自体、最初から知らなかった。〇　ドコモとの契約内容も知らず、「アハモ」を契約していると伝えると、「アハモ」だとドコモ光を契約していても、そもそも特典としての割引きはないから、この際、乗り換えた方がお得だということでした。そこで、ますます不審に思い、〇　契約前に、契約書を自宅に送ってくれと相手に伝えたところ、〇　それはできません。書類を送るのは、契約後となります。ということでした。当初は、回線速度も速くなり、料金も今よりも毎月1,500円安くなるのなら、この際乗り換えても良いかなと思って契約をしそうになり、相手も、〇　工事の日程と現在取り付けているNTTの機械を取り換える必要がありますので、その日程調整のため、後刻（午後7時半ころ）、業者の方から再度かけさせますということで、私も了解して待っていたのですが、一向に電話がありません。結局、折り返しの電話があったのは、同日午後8時ころでしたが、相手は、先ほどと同じ担当者で、〇　遅くなって申し訳ありません。業者に問い合わせましたが、なにせ、工事が立て込んでおり、連絡が取れず、代わりに私から業者に伝えておきます。という始末。この時期（5月）に、業者が立て込んでいるって本当か？３～4月なら分らんでもないが・・・とますます不信感が募っていきました。そこで、万が一、契約後に解約することがあれば、どうなるか尋ねたところ、〇　3年以上は使ってもらう必要がある。〇　3年以内で解約する場合、違約金が発生する。ということでしたが、この情報は、こちらから聞かなければ、一切教えてくれませんでした。そこで、結論的には、契約はしないと相手に伝えました。その後、ネットで、電話番号と会社名を検索しましたが、会社名は出てこず、電話番号からも「詐欺？」としか、載っていませんでした。結論から言うと、料金は本当に安くなるのかもしれません。相手の言葉遣いについては、非常に丁寧で、詐欺と断定はできませんが、一度よく考えたうえで決断してください。皆さん、気をつけましょうね！！
15May
- イタリア旅行記　～ローマ編～
  1998年2月16日（火）晴れ前日からの疲れも多少感じ、それでも少し早起きして、8時半、ヴァチカン美術館に到着。すでに、入り口には行列ができていた。入場制限にかからないかとひやひやしながらも、15分で館内に入ることができた。。入場料は15,000リラ。中に入ると、ウォークマンによる日本語の説明があったので、8,000リラを追加で払い、イヤフォンで聞きながら入場する。美術館の絵画や彫刻に圧倒されるが、目的は「最後の審判」もともと至りに来る前に、黒木薫出演の「失楽園」を見て知った。壁面一面に描かれていた「最後の審判」に終始見とれ、日本人の団体客が、急ぎ足で通り過ぎていくそばで、ベンチに座ってゆっくりと鑑賞した。それから、昨日と同じナボーナ広場へ行き、昨日見れなかったコロッセオへ。圧巻昼ご飯は、近くの「アンジェリーナ」という店で、一人16,000リラのツーリストセットを注文。ラザニア、野菜のスープ、水、パンこれがツーリストセット。！ホテルへ向かう途中、せっかくイタリアに来たのだからと、コートを購入。（これが、これから北部地方をたびするときに、役に立った）帰り、昨日は見つけることができなかった友人が止まったと思われるホテルを見つけた。コインランドリーを見つけ、洗濯夕食は、ホテル近くの「Alfredo」という店。ここでも、一人20,000リラのセットの定食トマトスパ、４分の一の鶏肉、ブロッコリーのサラダそして、よくわからないアンティパスト。昨日の店ではタダだったのに、今日はお金を請求された。
- イタリア旅行記　～ローマ編～
  １９９８年２月１５日（日）バンコクを４０分遅れで離陸したので、ローマには４５分遅れの午前７時に到着した。入国手続きを済ませ、空港を出たのは、午前７時２０分空港から、15,000リラ払い、電車に乗り込み、30分でテルミナ駅についた。駅で1,500リラを払って荷物を預け、1,500リラで地下鉄の切符を買い乗り込んだ。向かうはバチカン。サンピエトロ広場を取って、サンピエトロ寺院へ。壮大さと威厳に圧倒される。ヴァチカン美術館に行こうとしたが、日曜日は閉館だった。サンピエトロ寺院から出ると、車での販売車が止まっていたので、ピザと奇妙な色の3色のアイスクリーム、それと水を買った。アイスは、黄色、緑色の部分はまずい。何味だろう。それから、サンタンジェロ城の前の橋を渡り、ナヴォーナ広場へ。子供たちが、いろいろな服を着ていた。お祭りなのだろうか。芸術の街だけあって、似顔絵を描いている人もいる。似顔絵を描いてもらいたかったが、アジア人はサル顔に描く人もいるのでやめた。パンテオン神殿、ヴエネツィア宮、真実の口、フォロノマーノ、カラカラ浴場そしてコロッセオに行くと、中に人がいるのが見えるが、午後5時を過ぎていたので入れてもらえなかった。そこで、コロッセオの横で、コーラと水、ピザを買って食べた。いったんテルミナ駅に戻り、前もって聞いていた宿を探すが見つけきれなかった。「地球の歩き方」を頼りに探し、たまたま入ったホテルは、大沢たかおのドラマ「深夜特急」で、ドラマでは出ていなかったホテルだった。そのご、トレビの泉、スペイン広場に。いまは、アイスを買ってスペイン広場に行くのは禁止だった。夜ご飯は、「TAPAS」というスパとカルボナーラを注文。カルボナーラは、すごく塩からい。アンティパストでいろいろとセルフサービスのような前菜が一番おいしかった。アンティパストは、値段がタダだった。料金のシステムが良くわからない。今日は、よく歩いて疲れた。おかげで、すぐ眠りについた。
- ローマ行き飛行機編
  １９９８年２月１４日（土）　タイ航空午後１１時５５分、バンコク発ローマ行きアジア人は一人もいない。隣には、イタリア人男性、さらに隣には、そのフィアンセという並びだった。男性は、バチカン市民の新聞記者だった。年齢は、２０歳前半だろうか。女性も同じくらいだろう。英語で話が弾み、隣の女性とはまだ結婚していないが、今後のことについて思い切って尋ねてみたところ、「分からない。でもいつかは結婚したい。」と言った。年齢を知りたかったが、結婚観については聞けたのに、年齢は聞けなかった。彼らは、僕がこれからイタリアの旅をすること話すと、Don't belive in first impression.と伝えたのが、頭に残った。この飛行機内で、その後もずっと話していたので、映画も食事も覚えていない。（続く）
12May
- タイ旅行記
  １９９８年２月１４日（土）　タイ　猛暑午後６時４５分、タイの街、フォアランポーン駅に到着した。タイを観光するには、今回のトランジットだけでは余りにも時間がなさ過ぎたので、今回は駅周辺だけを見ることにした。機内食を食べていただけで、おなかがすいていたので、３０バーツのラーメンのようなものを食べた。麺は、水餃子の皮のような触感で、形はきしめん２倍くらいはあろう大きさ。それに、かまぼこのような肉団子が入っていた。その店だけでは、胃が満たされなかったので、また、駅周辺の店に入った。そこでは、そぼろの形をした大きな食べ物と、タケノコの炒めもをご飯に乗せて食べた。おかずが１種類だけだと３０バーツ（約８５円）。２種類で３５バーツ（約９９円）。すごく辛く、味もまずい。しかし、そこで働いていた、どう見ても未成年の少年の「テー」と「タナコン」と仲良くなり、日本語を教えてあげた。午後８時には、フォアランポーン駅に戻り、８時１０分に再び空港へと向かう。座る椅子はなく、扉が閉まらない出入り口付近にずっと立ちながら同じく旅をしている中国人の青年とこれからの旅の予定を話した。汽車が止まったので、空港の駅に着いたと思い、降りようかと思ったが、辺りは草むらだった。「ここでいいの？」とつたない英語とジェスチャーを交え聞いたら、青年がうなずいたので、僕は飛び降りた。そのとたん、汽車が汽車が再び走り出しので、急いで汽車にに飛びつき、かろうじて汽車に乗ることができた。（続く）
- イタリア～タイ～ベトナム旅行記（１９９８年）
  １９９８年２月１４日（土）雨～曇り　日本徹夜で旅の荷造りを終え、朝5時半に自宅を出発した。昨夜からの雨は上がったものの、天気は曇り。タクシーを拾って駅へ向かい、6時発の福岡行きのバスに乗り込む。徹夜の疲れが効いたのか、福岡に着くまでの2時間、ぐっすりと眠った。福岡国際空港に到着し、チェックインを済ませると少しワクワクしてきた。いよいよ旅の始まりだ。2時間後、定刻通り飛行機に乗り込むが、天候の影響でなかなか飛行機は動き出さない。結局50分遅れの午後0時50分、ようやく飛行機が離陸した。今回の旅行の飛行機はタイ航空。機内ではウーロン茶2杯、ワイン2杯、コーヒーと紅茶をそれぞれ1杯ずついただいた。食事は、中華麺の上に赤ピーマンと人参が入った牛肉炒め、中華風ハムとレタス、日本そば、ロールパンがセット。デザートはチョコレートケーキだった。映画は『ホームアローン3』の字幕なしで上映されていたが、冷房が効きすぎていたためか少し熱っぽく感じた。風邪をひいたのだろうか、それともワインのせいか。5時間のフライトを終え、タイに到着。タイの空港は初めてで、エキゾチックな雰囲気に心が躍った。イタリアへのトランジットまで時間があったので、思い切ってタイの繁華街に出てみることにした。空港で3000円を両替し、1058バーツを手に入れる。空港を出ると、すぐに蒸し暑さが体にまとわりついてきた。日本を出たときの服装、Tシャツにカッターシャツ、カーディガンでは暑さに耐えきれない。ジーンズを脱ぎたかったが、替えを持っていなかったのでそのままにした。空港から徒歩で駅へ向かう。異国の街並みを見ながら歩くのは新鮮で楽しい。しかし駅に着くと、汽車が来る気配もなく、切符も売り出されていない。オンライン化されていないため、時刻表も分からない。不安を抱きながらも、ようやく切符売り場が開き、切符を購入して10分後に汽車に乗り込むことができた。汽車に乗り込み、窓から見える景色は全てが新鮮で、見たことのない風景が広がっていた。汽車が途中の駅に停車すると、１４～１５歳くらいの少女がバケツの中に水とストロー、そして氷を入れて売りに来た。窓の外では、老婆がパンのようなものを売っている。汽車の中から見るタイはすごく印象的だった。たくさんの野良犬。上半身裸の子供たち。凧を揚げている大人。タバコを吸っている少女。日本と比べるとすごく貧しく見えるが、その顔に暗さはない。逆に、真の子供らしさを感じる。この先の旅に期待が膨らむばかりだった。（続く）
03Jul
- ANAアメックス・プレミアムカードへの切り替え申込書が送られてきた
  現在、ANAカードを使って数年が経とうとしていたのですが、突然、プレミアムカードに切り替えませんかって封書が送られてきました。　中身を見てびっくり！！年会費１５万円？！！！！！んーーーー。ちょっと無理です。
29May
- ２回目のU-NEXTに失敗
  一通りの案件をこなした（FX案件はまだですが・・・）後に、U-NEXTの２回目も、登録アドレスとクレジットの番号を変えれば、登録ができるという記事を見つけ、その通りにしたのですが、翌日、ポイントサイトのポイントを確認したところ、「無効」ということに！！　なぜ？なかなか、ポイントって貯まりませんね。もうしばらくして、高額なポイントを稼げるFX案件を挑戦してみようかと思います。
26May
- まずはSPGのカードから
  陸マイラーを始めて、初めて作ったクレジットカードがこちら。　ANAとJALの両方のマイルがいっぺんに貯まるとの触れ込みで、早速契約しました。　現在は、日々の生活でこれをメインで使っています。でも、年会費が３１，０００円プラス消費税と、決して安くはありません。　しかし、２回目の年会費を支払うと、SPGグループのホテルに無料で１泊宿泊できる権利が得られるとういことで、今は、３万マイル貯まった分で飛行機で旅行し、渡航先のホテルに宿泊できることが楽しみですが、海外旅行にはまだまだ及びません。　さて、次はマイル獲得のために何をしようかな。もしこのクレジットカードに興味があられる方がいらっしゃれば、こちらから（↓）入ってみてください。http://amex.jp/share/hideapcfa?XLINK=MYCP

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