「骨盤底や会陰の操作について、いつ(「まといのば」では)気づかれたのですか?」というようなご質問をいただきました!
というわけで、Matoinoba-AI(通称MatoinobAI)に聞いてみました(いや、冗談です。ブログ内検索をかけました)。
すると、2012年にこんな記事がありました。
アラベスクを脚だけで行おうとするのはさすがに安易です。
脚を高く上げればアラベスクだろうというのは素人考えでしかなく、そういうアプローチではいつまでもどれほど努力しても上がるようにはなりません。
デリエールへは股関節の柔軟性だけでは15度程度しか動きません。それはギエムだろうがシルク・ドゥ・ソレイユだろうが同じです。
元々は四足動物であり、我々はその末裔です。ということは普通に二足歩行で立っているときは、すでに、後ろ足(足)は十分に後ろへ伸びているということです。それ以上は行きません。せいぜい15度程度です。誤差みたいなものです。
だからこそ、骨盤を操作して高さを稼ぎます。
実際、プロのダンサーの写真を詳細に見てみれば分かりますが、骨盤を90度倒しています。寝かせた状態にしています。もっと倒している人もいます。その上で少しアラべゴンへ開いています。骨盤は3D方向へ回転させています(単純化するために、前傾や後傾しか議論しませんが)。
この記事を虚心に読むならば、今のMATLASやBodyDesiginBootCampのBallet-ishのはるか先へ行っているのが分かるはず。
足を回しながら上げる感覚を得るために、わざとアラべゴンと揶揄される方法で上げます。アラベスクとアラセゴンの組み合わせた造語です。アラベスクは真後ろ、アラセゴンは真横とされます。その中間の斜めのラインにあげて行きます。
バレエの先生はやってはいけないと言うでしょうが、プロの舞台ではそのようなアラベスク以外を見ることが稀です。
ここでもプロの基準とアマチュアの基準は正反対です。
どちらを採用するから本人の選択ですし、自由です。いつまでも上手にならない基準を採用するか、プロが普通に使っている基準を採用するかという二択です。
そうすると関節がスルッと抜けたようにどんどん上に上がります。
バレエルーム講座でもやりましたが、パンシェのように180度まで上がる人もいます。先日の「はじめての気功」講座でもそのような方がいました。
アラべゴンにして、その感覚を覚えたら、アラベスクの位置へ戻します。そして次からはアンディオールを使って、アラベスクのまま上げる術を覚えることです。
解剖学的に考えれば、実際は骨盤からすれば全員アラべゴンです。しかし腰椎を回転させることで、あたかも正しい形のように見せています。
そして、最後の仕上げが「腸腰筋」です。腸腰筋を使って、身体を持ち上げます。これはアラベスクでも同様です。そして、頚椎の1番2番を意識して頭蓋骨を吊り上げ、鼻筋を傲慢に反らせます。男性ダンサーの憧れのKさんのようにです。
僕自身もこれらを自分で見出したのではなく(見出したものも少なくありませんが)、先生や先輩方、仲間から教わりました。
そしてこれが圧倒的なスタンダードであることを(それも一流の方々のスタンダード)知りました(人数的にはそうではない「常識」を知り、実践している方が多いのも事実です)。
そしてそれを一人でも多く深く早く教えたいと思っています(教えます!)。
身体操作のみならず、考え方や学び方、生き方に関しても、無償でアクセスできる社会的洗脳と完全にクローズドでその存在すら知られていないことの多いゲーテッドコミュニティの中でしか通用していない知識があるのです。
「まといのば」はそれを伝えたいと思っているのですが、一方で伝える人は選ばなければならないという原則もあります(「聖なるものを〜」です)。
c.f.聖なるものを犬にやるな。また真珠を豚に投げてやるな。 2015年02月12日
無償版、スカラーシップ、フリーミアムモデル、、、なんと呼んでも良いのですが、そのようなカタチで広く知識を伝えようと思っていたのですが、有償の壁を築くことにしました。
叩けよさらば開かれん
と聖書にもありますし、自由意志とかWant toということを信じるならば、こちらから強制するカタチは避けたいのです。こちらから提示して、それを受け取るというのはNaturalではありません。
むしろパターナリズムの誹りを免れません(そうであっても必要なことだと、今春までの僕は思っていました)。
むしろ、学ぶことを強く望んでくださった方に提供したいと思っていました。
学びたいけど、現実にがんじがらめになっているけど、意欲は強くあるという人にコンテンツを提供したいと思っていました。
望んでいる人がゼロというわけではありませんが、膨大な時間と資金とエネルギーを投入してここで学び続けている方と天秤をかけたときに、意欲ある若者はいなかったと言わざるを得ません。
僕にとっては残念ですが(思い違いということも含め)、それが現実である以上は、それに従おうと思います!
というわけで、当面はハワイ大学医学部解剖実習、そしてBodyDesiginBootCamp、MATLASBootCamp、オイルBootCamp(シン・フェイシャルBootCamp??)、そして追加開催が決まったGood-RayMATLASスクールに全力を注ぎたいと思います!!!
コンテンツがたまっているので、ゲリラ的にセミナーも開催します!「まといのば」講座です。
あ、誰も引き継がなかった「はじめての気功」も「まといのば」で開催しようかとも思っています!
「しまった!(手を挙げれば良かったのか)」と思った方は次のチャンスをお待ち下さい。
c.f.友人だからというのでは起きて与えないが、しきりに願うので、起き上がって必要なものを出してくれる 2014年12月01日 テーマ:寺子屋
ちょっとの勇気と決断と行動があなたの人生を大きく変えるのです。
そして彼らに言われた、「あなたがたのうちのだれかに、友人があるとして、その人のところへ真夜中に行き、『友よ、パンを三つ貸してください。
友だちが旅先からわたしのところに着いたのですが、何も出すものがありませんから』と言った場合、彼は内から、『面倒をかけないでくれ。もう戸は締めてしまったし、子供たちもわたしと一緒に床にはいっているので、いま起きて何もあげるわけにはいかない』と言うであろう。
しかし、よく聞きなさい、友人だからというのでは起きて与えないが、しきりに願うので、起き上がって必要なものを出してくれるであろう。
そこでわたしはあなたがたに言う。求めよ、そうすれば、与えられるであろう。捜せ、そうすれば見いだすであろう。門をたたけ、そうすれば、あけてもらえるであろう。
すべて求める者は得、捜す者は見いだし、門をたたく者はあけてもらえるからである。