私は中国を見てきましたが指数関数的な成長が急速に減衰していないのを見た事がありません(レビット) | 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ

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*アメンバー解除しました(2021/01/02)

 

アフターコロナと言うにせよ、ポスト・コロナというにせよ、どちらでも良いのですが、数字を見る限りは、その時代はすでに始まっています。

(ポストというのは、ポスト・モダン=脱近代?などでお馴染みですが、以後という感じですね。アフターですね)

 

(*というか、今回は「ポストコロナのビジネスモデルというセミナーをやります!」という紹介記事の予定でしたが、、、、、コロナに席巻されました!!(TOT)

5月28日です。ちなみに5月21日には「アーユルベーダ」についてセミナーをします。これもかなりやばい内容です!お申し込みはこちら!

 

数字に関しては何度か示していますが、正確に読み取ることで、ノイズキャンセリングしましょう。

 

数字を信じないという人もいますが、、、その人には本質的にはコロナの問題は生じていないのです。データは捏造されているとか、PCR検査が少ないとか(バカの一つ覚えのように)、、、。

 

そのような批判を避けるために、ここではとりあえず死者数を分子に、人口を分母にすることを薦めています。

分母を感染者数にしたり、抗体検査の結果を外挿したりするのは(僕は構わないと思いますが)、議論の余地が多少生じます(感染者は低く抑えられているとか、PCR検査が足りないとか、抗体検査なんて信じない、、とか)。

 

 

ですので、デュルケームのように死者数で議論したらどうかと思います。それを人口あたりで見るのです。

 

 

と言いながら、とりあえずお馴染みの東洋経済オンラインさんがまとめてくれている日本の感染者数です(もちろん数字をまとめてくれているのは厚生労働省、それを東洋経済さんがグラフィックにしてくれています。ありがたいことです)。

 

 

 

そもそもピークとされているのが600名程度です(4月12日の714名)。

 

 

そして死亡者数。

 

 

 

ちなみに肺炎はかつての死因の第3位でした(いまは第5位)。

何人死んでいるでしょうか、、、

 

誤嚥性肺炎をのぞいて、年間10万人です(96 841人:平成29年)。(誤嚥性肺炎は第7位で3万5千人。

【厚生労働省】第6表 性別にみた死因順位(第10位まで)別 死亡数・死亡率(人口10万対)・構成割合

 

ということは、一日あたりで200人から300人は肺炎でお亡くなりになっているということです。

1日です。

 

ですので、2日で500人とか、そういうイメージの数です。

 

専門家会議の記者会見では、肺炎が増えているという方向は無いと答えています。これって結構重要なことです。もしCovid19が本当に恐ろしいのであれば、肺炎が優位に増えていても良いはずです)

 

これに関連して池田信夫さんがツイートされていました。

これ大事なポイントだと思います。

c.f.世界はあなたが思うほどドラマチックではない(ファクトフルネス) 2020年04月17日
*我田引水ながら、同様の指摘を厚労省のデータから指摘しています↑

 

 

 

 

で、、、遅くとも1月から新規感染者が報告され始め、いま5月です。

そしてCovid19での死者数は500人(543人)です。

 

(これで医療崩壊するとしたら、システムの問題です。そして実際にシステムが破綻しているとは思います)。

 

厚生労働省:新型コロナ届出様式

*こんなのを忙しいときに手書きしていくのも大変だと思います。

電子カルテの普及の遅れだけではなく、様々な非効率が幅を利かせているのです。

 

そして改善されるというニュースが。

【共同通信】コロナ届「日本ついにデジタル」 米紙、ファクス脱却と報道 2020/5/7 11:51 (JST)

【ニューヨーク共同】「新型コロナウイルスのデータをファクスで集めていた日本が、ついにデジタルへ」―。米紙ニューヨーク・タイムズ電子版は6日までに、日本政府が医療機関に新型コロナ発生届を手書きしてファクスするよう求めていた仕組みから脱却し、今月中旬からオンラインで行われるようになると伝えた。

 同紙は、先進技術が使われる日本では「広範な役所仕事で古い技術を強要する政府」に多くの人が不満を抱き、代表例が「はんこの使用」と紹介。「医師が前時代的と不満を抱いたプロセスを合理化」する動きと指摘した。

 呼吸器内科医が「手書きの発生届」への不満をツイートしていた。

 

 

怖い怖いと煽られて、煽られるばかりか緊急事態宣言で、ほとんどの活動が自粛を要請され(ほぼ命令の)ていますが、、、、

 

 

実際は感染しても死なず、そして人数もインフルエンザに比して、重大視する必要がないことはデータが教えてくれます。

(しつこいでしょうが、結核は国内で年間約2000人が死んでいます。新規感染者は年間15000人です)

 

結核は、患者数及び罹患率(人口あたりの新規結核患者数)が順調に減少しているものの、今でも年間15,000人以上の新しい患者が発生し、約2,000人が命を落としている日本の主要な感染症です。

引用元:厚生労働省(結核:BCGワクチン)

 

 

全国民の私権を大幅に制限する以上は、少なくとも科学的な根拠は最低限必要ですし、合理的で納得の行く理由も必要です(納得するかどうかは別として)。

 

その異常事態を継続することを諮問されている機関(専門家会議)が、その根拠も明確な数字も出さず、ふわっとした回答しか会見でしないことに対しては、怒りを覚えます。

[「新しい生活様式」を例示/感染症対策専門家会議が会見【ノーカット】 - YouTube]

 

数字ひとつでは決められないって、、、だからといって主観的なさじ加減で決められても困ります。

 

戦時中でもありえないレベルの私権の制限を行っている以上は、その責任を考えて欲しい(って、分かるはずないですよね。法律や権利の専門家ではないのでw←皮肉です)。

 

 

医療崩壊がーーーと言いますが、これくらいの少なさでって思います。減っているし、、。

(不要不急の治療を遅らせるような声明が出ているのも、異常事態です)

 

 

 

退院者数は順調に増えています。

 

 

 

世界に目を向けても、昨日の画像を貼りますが、

 

 

 

また死亡者数のボリュームも減りつつあるのが分かります。

(しつこいですが、各国がピークを過ぎたという認識を発表しています。日本も)

 

https://www.ft.com/content/a26fbf7e-48f8-11ea-aeb3-955839e06441

 

 

ロックダウンの効果がどうであったかに関しては、もちろん意味があったという考え方と、意味がなかったという研究があります。

 

ロックダウンしようが、しまいが、変わらないのではないか、もしくはむしろ免疫を下げるのではないか(これは確実にそうでしょう)という議論があります。

 

それについては昨日のマイケル・レビット氏のインタビューを是非。

 

 

イギリスに関しては面白いニュースがありました。

 

新型コロナ パージされた「英国の8割おじさん」都市封鎖中に美しすぎる既婚女性と“密会”し引責辞任

 

マイケル・レビット氏はイギリスはうまく集団免疫の道を正しく歩いていたのに、間違った数字を見せられて、間違った方向へ行ったと評しました。

 

(引用開始)

集団免疫の政策は正しい政策だと思う。イギリスは間違った数字を与えられる前は、まさに正しい道を歩んでいたと思う。そして、彼らは大きな間違いを犯した。

目立った勝者はドイツとスウェーデンだと思います。彼らはあまり多くのロックダウンを実践していませんでしたが、十分な数の人々を病気にさせて、集団免疫を得ることができました。

私は、オーストリア、オーストラリア、イスラエルのような国は、非常に厳しいロックダウンを行っていましたが、症例数は多くありませんでした。彼らは経済にダメージを与え、大規模な社会的ダメージを与え、子供たちの教育にもダメージを与えましたが、集団免疫を得ることはできませんでした。(引用終了)

*後半部分は注目すべきと思います。いま勝ち組のような顔をしている厳しいロックダウンで封じ込めたと主張する小さな国々(オーストリア、オーストラリア、イスラエル)は論理的に考えて、いわゆる第二波が来るのです。

とは言え、その感染拡大に目を白黒させたとしても、そのころ世界は「コロナ?なにそれ?」となっているので、ニュース価値はないでしょう。

 

 

 

で、その間違った数字を見せたのがこのニール・ファーガソン教授です。

プロフェッサー・ロックダウン(ロックダウン教授)と言われているそうで。

 

彼が示したのが、、、

 

何もしなければ40万人が死ぬ、、、ではなくw

 

(1)何もしなければイギリスで50万人死亡

(2)社会的距離など緩和策なら25万人死亡

(3)厳格な都市封鎖なら死者を2万人以下に抑えられる可能性も

(4)都市封鎖を解除して高齢者や持病のある人らハイリスクグループだけ感染リスクを80%減らしても年末までに10万人死亡

c.f.新型コロナ パージされた「英国の8割おじさん」都市封鎖中に美しすぎる既婚女性と“密会”し引責辞任

 

こういうオオカミ少年たちはパージして良いと思います(スキャンダルで足を引っ張るのではなく、真っ当に)。

 

マイケル・レビットは「疫学者は死亡者数を過小評価した場合にのみ、間違っていると言われるように見えるので、警戒心に内在するバイアスがある」と言います。(以下、Lock Down TVより

 

ただ、レビットが続けて言うように、過小評価も過大評価も間違いは間違いです。

 

 

そして記事によれば、彼はこれまでも外してばかりです。

 

 

2002年BSEで、5〜50万人が死ぬと予測し、実際は200人未満

2005年鳥インフルエンザでは、最大2億人が死ぬと予測し、実際に死んだのは数百人。

2009年新型インフルエンザでは、イギリスで6万千人が死ぬと警鐘を鳴らし、実際には475人。

 

 

(引用開始)

2001年口蹄疫

口蹄疫の流行で家畜650万頭の大量殺処分につながった研究に取り組む。ブレア政権の方針で、感染した農場から3キロメートル以内の農場の家畜は無差別に殺処分にされる。畜産農家の廃業や兼業化が相次ぎ「口蹄疫は数百メートルを超えては伝染しなかった。3キロメートルの科学的根拠は不十分」との不満が今もくすぶる。

2002年BSE(狂牛病)

牛肉のBSEへの曝露により50~5万人が死亡し、ヒツジに広がった場合は15万人に増える恐れがあると予測。実際にはイギリスでの死者は200人未満に留まった。

2005年鳥インフルエンザ

鳥インフルエンザで最大2億人が死亡する可能性があると主張。実際に死亡したのはわずか数百人。

2009年新型インフルエンザ

新型インフルエンザの致死率を0.4%と予測。最悪のシナリオではイギリスで6万5000人が死亡すると警鐘を鳴らしたが、実際には457人だった。主席医務官は実際の致死率は0.026%と結論。

(引用終了)

c.f.新型コロナ パージされた「英国の8割おじさん」都市封鎖中に美しすぎる既婚女性と“密会”し引責辞任

 

 

これだけ見事に外す人をなぜまた「専門家」として、受け入れたのか、不思議で仕方が有りません。

 

マイケル・レビットは数学が間違っていると言います。

 

(引用開始)

彼はニール・ファーガソンの論文に具体的な問題を提起している。"表の脚注には、6日間で15%の指数関数的成長を想定している”と書かれています。私は中国を見てきましたが、指数関数的な成長が急速に減衰していないのを見たことがありませんでした。(引用終了)(Lock Down TVより

 

ボリス・ジョンソンとトランプの最初の処置は正しかったのではないかと思います。

 

ただし、そのときはもっとまともな専門家を引き入れて、正確に予言させるべきです。

これだけの人数が死ぬが、それは自然災害として覚悟して欲しい、と。


 

ちなみにマスクもソーシャルディスタンスもStay Homeもロックダウンも疫学的には無意味です(という証明がこれからされてくるでしょうw)。

今回のケースで言えば、隔離すべきは重症化のリスクがある高齢者だけです(あとは喫煙者)。

 

 

それをマイケル・レビットはスマートロックダウン政策と呼んでいます。

 

 

(引用開始)

(マイケル・レビットは)無差別なロックダウン対策を「大きな間違い」と表現し、高齢者を守ることに重点を置いた、より効果的な対策を中心とした「スマートなロックダウン」政策を提唱しています。(引用終了)(Lock Down TVより

 

 

とは言え、これも日本では行うべきではないと思います。

というのは、この程度の死者数で特定の人口群をロックダウンすることが可能であれば、インフルエンザのたびに全国民をロックダウンできることになるからです。

 

もちろんいまやっている緊急事態宣言はナンセンスです。

 

専門家会議としては、「データが実際の現象に対して2週間遅れで来るので(これもどうかと思いますが。マイケル・レビットは新規感染者でモデルを作り、予想しました)、当時は見えていなかったけど、今は緊急事態宣言が意味がなかったことが分かるので、即日中止しましょう」と言うべきえしょう。

 

まず見えている人数だけでも、ものすごく少ないのです。

インフルエンザと比較しても、空気感染する結核と比較しても。

「これから感染爆発する」とか言っている人もいますが(いまゆるめたら水の泡になるとかw)、寝言は寝てから言って欲しいものですし、もし寝言ではないのであれば数字を示して、根拠となるモデルを示すべきです。

 

いまからとてつもなく感染爆発したとしても、インフルエンザの1000万人に及ぶでしょうか?

インフルエンザの死者数1万人に及ぶでしょうか?

どう想像力をたくましくすれば、そうなるのか分かりません。

 

そして、仮にそこまで感染拡大したところで、緊急事態宣言にすることはこれまではありませんでした。

 

 

あと気になるのは、そのような私権の制限をしている人たちが、ちっともSars-Cov-2(新型コロナウィルス)を恐れていないことです。

 

口で言っていることとを彼らの行動が裏切っているのです。

 

 

トランプがマスクをしないのはもちろんとして(副大統領は批判の上でするようになりましたがw)、たとえばN95のマスクではなく安い布マスクをしている宰相とか都知事とか、、、。彼らのロジック通り、マスクが感染防止になるとして、紙マスクですらほとんど防御になっていないのに、布マスクは問題外でしょう。

 

むしろ防護服くらいを着て欲しい(笑)

一国のトップ、そして1300万都市の首長です。

それくらいに本気ならば、何かあるのかなと思いますが、、、それはTVメディアも同様です。

ソーシャルディスタンスを取るフリでしかありません。

 

本気でロックダウンしたいくらいに政府が新型コロナウィルスウィルス(Sars-Cov-2)を怖がっているならば、政府の仕事はすべてテレワークなるものにすぐに切り替えれば良いことです(準備ができないというのであれば、それは他の国民も一緒です。範を示して欲しいものです)。

(専門家会議の副座長が、記者会見でマスクが何度も外れて鼻が出るのはシュール以外のなにものでもありません)

 

 

 

ですので、これは壮大な茶番です。

 

ですが、茶番の主役ではなく、人工的な副産物の大恐慌によって人は殺され、チャンスは奪われ、不要な負債を抱えられ、人々は争い傷つけ合い、子どもたちは学習権を深刻に侵害されるのです。

 

 

そして、この茶番の副作用は大きいのです。

 

確定した未来である大恐慌のことではありません。(いや世界は素早く目覚めて回復することを祈っています、たとえば中国は活動をガンガン再開しています。

 

たとえば5月1日から5日の連休に旅行者数が述べ1億1500万人だそうです!

 

素晴らしいことです!

 

 

【Newsweek】(ロイター)中国輸出、4月は予想に反し増加 輸入急減し対米黒字は拡大 2020年05月07日(木)17時55分

[北京 7日 ロイター] - 中国税関総署が7日発表した貿易統計によると、4月の輸出はドル建てで前年比3.5%増と、大幅な減少を見込んだ市場予想に反して増加した。

増加は昨年12月以降で初めて。市場では15.7%の減少が予想されていた。3月は6.6%減だった。

 

【Newsweek】中国、労働節5連休に延べ1.15億人が旅行 業界「明るい兆し」

[上海 6日 ロイター] - 中国では、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた外出制限が緩和される中、労働節に伴う5月1─5日の連休の旅行者数が延べ1億1500万人となった。自動車旅行が多くを占めた。文化観光省のデータと旅行業者の情報で明らかになった。

前年の1億9500万人と比べると41%減少したが、旅行業者や当局は、予想の約9000万人を上回っており、明るい兆しだと歓迎した。

 

 

上海ディズニーランドも11日から営業再開だそうです(1月25日から営業中止)

 

 

 

これもまた確定した未来の一つでしょうが、本当のオオカミが来たときに、我々は喰い殺されるのです。本気のパンデミックは確率論的に必ず来るのです。ポイントは来るか否かではなく、いつ来るかです(これは先日旭日大綬章を受章したビル・ゲイツも警告していますし、時限爆弾はカチカチ音を立てています。たとえば家畜の抗生剤問題は発見者のフレミングも真っ青なレベルに深刻です)。

 

 

TEDLectrue”The next outbreak? We’re not ready | Bill Gates”

TEDレクチャー「もし次の疫病大流行(アウトブレイク)が来たら?私たちの準備はまだ出来ていない」

(引用開始)

2014年、世界はエボラの恐ろしい更なるアウトブレイクを免れる事が出来ました。何千人もの自らの犠牲を惜しまない医療従事者達の努力により―そして、率直に言えば単にとても幸運だったお陰で。 事態を振り返って、私たちにはもっとやるべきだった事が分かっています。アウトブレイクのシナリオに沿った計画立案からワクチンの開発、そして医療従事者達のトレーニング―ビル・ゲイツは今こそがあらゆる最善の方法やアイデアを実現する時だと訴えます。 「パニックに陥る必要はありません―でも今、始めなければならないのです。」(引用終了)(TED日本語版より引用)

*とは言え、今回のCovid19はNext Outbreakではありません。

 

 

ですから、いまその備えをするべきときなのに、こんなことではやばいのです。

 

 

というわけで、(「まといのば」を含めて)意見を聞かなくて良いので、Factを見ましょう。数字を見ましょう。数字を比較しましょう。

 

それもなるべくリアルな数字を。

 

c.f.だから、読者はすこしも判断を乱されずに、私の説明の根拠となった事実の適否を吟味することができる。 2020年04月30日