星ボケレンズ☆インダスター61☆Industar61 L/Z-MC 50mm f/2.8 M42
ボケが星型になるソ連の名(迷)レンズ、インダスターIndustar61 L/Z-MC 50mm f/2.8 M42を買ってみました。趣味がめぐってめぐっているところにおロシアのオールドレンズです。F5.6-8で星形/六芒星の絞りになるの。なにこれ。絞りのリング回して眺めるだけでもすでに楽しい。機材はnikonZ6、アダプターはK&F ConceptのM42→NIKON Z用で撮影したよ。 K&F Concept KF-42Z マウントアダプター [レンズ側:M42 ボディ側:ニコンZ] 4,858円 Amazon イルミネーションをボケさせるとこんな!写り込みも星形ボケよ。ボケずともふつうにちゃんと撮れる。F8より絞ると電飾。開放してくと星ボケあらわる。これはF5.6でF8にすると星がシャープになる⭐️遠くの光源が星星してる⭐️やべーこのレンズ楽しいー!クロスフィルターはいまいち楽しめなかったけど、この星ボケレンズは楽しいわー。ふつうにも撮れるし星ボケもできる。Z6は夜景に強いから、さらに楽しい。構図どうあれ、とりあえず星でまくる。ファインダーでも星星してるのわかりますよー。マニュアルフォーカスもピーキング機能でいい感じに簡単。わたしのとこにきた1984年のソ連製の星ボケレンズ。別に星ボケ目的で作ったわけではなかったソ連のロングセラー大量生産のレンズ。(このかたちの星ボケ目的だったらちょっとコワイんだけど…)いろいろ考えるとムネアツで、妄想捗って、やっぱりどうしておそロシアでおもロシア。不思議な出会いだなー。ミラーレスが新しい世界を見せてくれたわねー。ミラーレスを買う前は、オールドレンズで撮るなんて考えもしなかったし。星ボケももちろん楽しいけど、そういう出会いが楽しい。昼間も陽の光を使うと星ボケでた。ピント合わすと星が小さいけどぼかすと大きい。無調整でシャッター切ったら白かった。露出しすぎ。サンシャイン60が真っ白やーでも、ちゃんと暗くすると色も写り込みも出るよ!*蛇足*先日必要に迫られ180mmの単焦点をZ6でマニュアルフォーカスして、動きがないもんは思ったより全然簡単に撮れた…ということは、かのツァイスも簡単に使えるんだ。ツァイス…なんてよく撮れそうな響きのレンズなの…孤高のカールツァイス。って、ツァイス欲しいが自分の中でけっこう盛り上がったんですな。だけどいや待て、標準域の単焦点って好きになれるかわかんないじゃん。まず知らない世界をのぞきたい&いいかんじにマニュアルフォーカスのリング回したいだけなんだから5万円以上するツァイスじゃなくて、別のオールドレンズとかどうよ?ミラーレスとオールドレンズって遊ぶのに使いやすいっぽいし、なんか楽しいのないかなー。ググってあっという間にわたしが好きそうな変なやつ見つけたのがこれ。旧ソ連のオールドレンズ(ロシア好き)、50mmの単焦点(持ってない)、F2.8のマクロ(マクロ持ってない)、なんとボケが星型、ファンタスティック、買うしかねぇ。日本のオールドレンズ沼の猛者たちのブログを参考にし、これはソ連で長いこと大量生産されたモデルで、たくさん出玉はあるものの、どうやら、Industar61と名の付くレンズでも、星ボケしない個体もある(ロシアだものソ連だもの)、インスタ映えによって、オールドレンズ界でこいつやや流行っているらしい。沼の人間は、沼の手法を別の沼にも転用するもので、対象物件が世界でどんな取り扱いをされているか、世界のアマゾンでいくらで売られているか、そんなことが気になるわけで。今回はおロシアものなので、ИНДУСТАР61とキリル文字でもリサーチ。沼の変格活用。ロシア語は大学で半期やったから書いてあるものの判別がつくのだフハハー。星ボケだよキャッキャウフフで扱われてるのって日本の一部だけの様子(日本がそういう国)。キリル文字で検索かけたら出てきたキエフの写真家さんのブログhttps://radojuva.com/2011/08/obzor-industar-61-lz-ms/すごい詳しく書いてあるの(ほかのラインナップもすごい)Carl Zeiss Jena Tessarよりわるくないのもあるとか奇妙な六角形のボケ等書いてある(グーグル翻訳)。星型ボケ目的で買うか否かやりとりもされておるね。アマゾンUS,UK,DEではインダスター61の扱いがあって1万円~くらいの値段。FR,ES,AUではどう検索かけてもでてきませんでした。新品同様とかとてもよいとか一応状態は書いてあるけど、日本のアマゾンのように、かびやくもりにも言及する商品詳細はないわけよ。Industar61だけどマウントがM42じゃなくてM39がきた、なんて書き込みもあって、しかもDEはどちらか選べない仕様だった…wロシア製だけど、キリル文字圏のショッピングサイトにひっかからなかった。そういうものを通販で取引する文化がないのかしらね。検索能力の問題かなぁ。去年いったイルクールクの市場ショッピングモールのそのまま30年前みたいなカメラ売り場とかで普通に売ってそうだし、たぶん現地では三分の一くらいで買えるんだろうけど、今欲しいしな。ほかにもおもロシアレンズいろいろありそうなので、旅行の時、カメラ屋さんのぞく楽しみができたわ。外国から送られてくるもんだと1万円、国内のカメラ屋さんだと良品1.5万―2万円。この程度の値段差だったら、日本のカメラ屋さんが販売できるレベルに清掃、メンテしてくれたのを買うのが確実だわこれ。多少安く買っても星型でなかったり、清掃できてなかったら、お初にオールドレンズ手に負えないもん。在庫持ってそうなお店に、より星型がちゃんとでてるのが欲しいですってメールしたら、在庫並べてF5.6とF8の状態写真をおくっていただけたとこでぽちりました。親切。カメラ屋さんって基本すごい親切なんだな。しかも日本は、こういうこだわりかたわかってくれるのすごい楽。そして無事に星ボケ撮れたよー。やったー。初めて手にする50mm標準レンズが初めてのオールドレンズしかも星形ボケ。新しい出会いを楽しく使っていくわ。レンズキャップは純正(…笑)が付いてたものの緩かったんでビックカメラでエツミの49mmのこれを買いました。ぴったり。 ETSUMI ワンタッチレンズキャップ 49mm用 ブラック E-6494 200円 Amazon