こんにちは。文筆家、エッセイスト、絵本原作者の木谷美咲です。
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昨年末、本場のウツボカズラ飯を求めて、ボルネオ島サラワク州クチンへ行った旅の記録です。
私たちに待ち受けていたものは。
前回の記事の続きです。
いよいよ帰国の日。
ボルネオ島を後にし、クアラルンプール経由で日本に帰ります。
綺麗で明るいクチンの空港。
国内線の機内食はミーゴレンかナシゴレン。
ミーゴレンを選びました。上にどーんとチキン。カトラリーは木。
ところが、この機内食に毛が2本入っていて 鶏肉の毛かと思いましたが、やはり人毛。
人毛でも鶏毛でも、いずれにしても、まぁ嫌です。
替えて貰ったとしても、どの道同じ環境で作られているでしょうから
交換しても、もはや食べる気はなく、下げて貰いました
楽しみにしていた国内線の機内食だけに残念。
撮り忘れてしまいましたが、ホテルで作って貰った朝食ボックスは、
サンドイッチとフルーツ
贅沢な話ですが、正直パンが余り美味しくないです。
大概ホテルメイドパンは美味しいものですが、水分量が多く柔らかく、はんぺんのよう
ぼーっとしながら、2時間弱でクアラルンプール到着。
行きと同様、クアラルンプールでは乗り継ぎ時間が1時間とタイトなフライトスケジュールで、
国内線と国際線を繋ぐモノレールが運行中止になっているため、急いでバスで移動。
生体認証も急ぎ足で通り過ぎました。
クアラルンプール→成田へ、7時間ほどの空の旅。
行きの機内がやたらに寒かったので、あらかじめダウンを出しておきました。
12月後半というシーズンもあって、機内は恐らく日本への観光の人で混んでいました。
アットホームなマレー系のCAさんたち。乗客に気さくに声をかけていました。
機内食は鶏肉か魚。私は魚にしました。
デザートのチョコマフィンが美味しかったです。
無事成田に着き、通関手続きをデジタルで入力したのですが、これが失敗。
入力後にhiyokoさんから結局紙の方が早いと聞き、その通りで時間がかかりました。
デジタル化による効率化とは…
リムジンバス乗り場で寒さに慄き、思わず温かい飲み物を購入。
熱帯から冬の日本への寒暖差は−20℃以上で身体に堪えます。
私は冬より夏の方が断然得意で、寒いところから暑い国への方が体が楽です。
その逆は、辛い。
バスの車内は温かいものの、下車駅で再び寒さに襲われ、寒さとともに、
熱帯の島への恋しさがいや増す思いがしました。
また必ず、ボルネオ島に戻ります。
今度はぜひビダユの人たちとともにウツボカズラ飯を料理したいものです。
今回食べられなかったサゴワームや発酵猪肉のカッサムバビーも食べたいです。
グヌンムルに滞在したり、ビダユの村に一泊したりもしてみたい。
バコやムルド山でトレッキングもしたいですし、またサバ州に行き、今度はコタキナバルにも挑戦したいです。
了
ウツボカズラ飯の記事
前回までの記事のまとめ