こんにちは。文筆家、エッセイスト、絵本原作者の木谷美咲です。
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昨年末、本場のウツボカズラ飯を求めて、ボルネオ島クチンへ行った旅の記録です。
私たちに待ち受けていたものは。
前回の記事の続きです。
3日目の朝。
いよいよウツボカズラ飯取材の当日。
ウツボカズラ飯は週末の出店でしか見られないとのことで、金曜日のこの日を心待ちにしていました。
朝はヒルトンクチンの朝食。
昨日とラインナップが微妙に変わっているのが素晴らしいです
大好きヒルトンクチン
昨日の朝はラクサを食べたので、この日はナシレマッを食べました。
13年ぶりにクチンで食べるナシレマッ。セルフで作ります。
バナナの葉に包まれたスチームココナッツミルクライスを1個とり、
Daging Masak Hitam 牛肉の煮たの
Squid Sambal イカのサンバル 超辛い
これらのソースを選び、
お決まりのゆで卵、きゅうりの輪切り、ピーナッツ、イカンビリス（干しじゃこ）をのせて完成です。
ライスが小さめで食べやすくいい感じです。
久しぶりにナシレマッを食べたところ、
Squid Sambal （イカのサンバル）がめっぽう辛く、舌が痺れるほど。
攻撃的な味でした。
逆にイカンビリスは、以前食べた時は口が曲がるほど塩辛かったのが、塩分控えめで。
日本の梅干し同様に塩分控えめ傾向にあるのかしらと思いました。
ナシレマ以外も野菜と果物をたっぷりいただきました。
エリンギのソテー、パインのソテー、ブロッコリー・カリフラワー・カボチャのソテー。
きのこのソテーが美味しく、思わずおかわりをしていただきました。
昨夜のタンポヤ、ブラチャンなどの発酵食品に加え、毎日きのこと野菜、果物をふんだんに食べて体の調子が良いです。
ヤングコーン、チャーハンにダヤック風魚料理、野菜のキッシュ、チキンのパンダン包みも
イカのサンバルで舌が痺れてしまったので、果物で口直し。
パパイヤをいただきました。
前回のマレーシア・サバ州への自生地遠征でもとにかく食べたパパイヤ。
マレーシアはパパイヤが美味しいです。
マレーシア名物甘ーい紅茶 Tea tarik（テー・タレッ）もほんの少しだけいただきました。
濃い紅茶に練乳を混ぜたもの。
痺れるほど甘いのですが、なぜかクセになる味で、
翌日また飲みたくなりました。
ジャムコーナーのマレーシア名産のカヤジャム、気になっていましたが、そこまでは手がつけられず
後ろ髪を引かれる思いで食事を終わりにし。
途中でシェフがテーブルに挨拶に来て、以前北海道のニセコヒルトンで働いていたと聞きました。
クチンが地元とのこと。温かいおもてなしが嬉しかったです。
その後、フロントにInsarToursさんに迎えに来て貰い、
グヌンガディン国立公園、その後ウツボカズラ飯の屋台のあるシニアワンの週末夜市へと向かいました。