こんにちは、文筆家、植物愛好家、ヨガインストラクターの木谷美咲です。
当ブログをご覧いただき、ありがとうございます
くわしい活動は→プロフィール をご覧ください。
前回の記事の続きです。
ニリンソウの自生地を見た後に西山峠へ。
保護地から西山峠へはすぐに着けました。
このまま大垂水に向かう予定です。


西山峠から大垂水までは4.1km。
梅の木平からは4.2kmと、ちょうど中間地点で、まずまずの距離です。
有名な木彫りの「西山の龍」

ヤマレコやYAMAPでよく見ていました
これが、あの…という感じで満足。
ヒゴスミレ。写真を撮っている方に教えていただきました。


ヒトリシズカもたくさん咲いていました。

花束のようなヒトリシズカ。全く静かじゃないです。

ハナイカダ。そういえば昨年日影沢でハナイカダの雌雄を教えてくれた
通りすがりのご夫婦がいたと思い出しました。
これはオス。

ウラシマソウ。群生地をそこにいた方に教えていただきました。

そして見晴台に到着。

霞がかっていましたが、城山湖が見えました。

アカネスミレとチゴユリ

ミヤマシキミ?

ヒトリシズカ

アカネスミレ

マルバスミレかな。花色がピンクですが。

ジュウニヒトエ。綺麗に咲いていました。

このルート、思った以上にアップダウンが激しく
病み上がりにはきつい道でした。
胃が万全ではなく、心拍数の上昇とともに軽く吐き気が
傾斜が急
途中ロープがありました


アップダウン具合は東高尾山陵といい勝負。
東高尾同様にトレランの練習コースになっているようで、時折ランナーとすれ違いました。
いつも思いますが、トレランナーの心肺機能すごい。
また尾根道も狭く、削れて細くなっているところもあり
すれ違うときに足を置いたところが崩れて、ヒヤッとした場面も。
なんとか金毘羅山。


リュックをかけるところがありました。
水分を摂り、しばし休憩しました。
ホメオスタシスが強く、ダイエットをしても痩せにくい反面、ハンガーノックも起こしにくいです。
飢餓に強い体質。
ご先祖様が永いこと飢餓に晒されて、その遺伝子を受け継いだのでしょうか。
知人トレーナーにマラソン向きの体質と言われました
子供時代、運動が大の苦手だったので、なんだか不思議です。
大洞山へ。

ようやく大垂水峠まであと1km。
きつかったため途中の写真がありません
登山系のYoutubeで険しい山道を動画撮影でカメラを置いて登ったり降りたりしている方がいますが、
真似できません。ほんと尊敬します。
しかも山道のあと1kmは、平坦な道の1kmとワケが違うことを
経験で知っています。

ひたすら下り、登り返しがあり、下り。
木の階段で降りやすいのが有難い

途中にイカリソウが咲いていました。

最後、急な下りを経てゴール。
大垂水峠橋に出ました。


ここのバス停からバスで駅に戻ろうと思ったのですが、
バスが行ったばかりで、次に来るのは3時間後でした
調べが甘かったでぃす
(シャコ星人)
そこで選択肢が3つ浮かびました。
①3時間待つ
②大垂水から小仏城山に登り→一丁平→高尾山と更に登山
③タクシーを呼ぶ
3時間もここで待つのは嫌です。
本来なら、ここから城山→高尾山がベストの選択ですが、病み上がりで体力がかなり減り
さらに登山する気力を失っていました。
となると、残る選択肢はタクシーを呼ぶ…ですが
ここまで踏破してきたのに、タクシーを呼ぶのは何か負けた気がします。
歩いて行くことも考えましたが、歩道が途切れ車道のみ
途中まで歩いてみたものの、
車道を歩くのはあまりにも危険で引き返しました。
バス停に戻り、途方に暮れていると
同じ年くらいの女性が現れ、
「乗り合いでタクシーに乗りませんか」と誘われました
彼女はここから城山→高尾山に行こうとしたところしんどくなり、
タクシーに乗ろうと思っていたところに、私の姿を見て声をかけたとのことです。
こんな幸運なことがあるんですね
そんなわけで2人で乗り合い、高尾山口駅へ。ありがたや
無事に高尾山口駅に辿り着くことができましたが、このコースは「山と渓谷」の記事で紹介されていたように
バスの本数が少ないので、
梅ノ木平→大垂水ではなく、
大垂水→梅ノ木平が正解ですね。
梅ノ木平からでしたら歩道もありますし、距離的にも楽勝で歩けます。
大垂水に行く時は、大垂水から入ろうと思いました
もしくは元気な時に梅ノ木平→大垂水→城山→高尾山と行きます
これが行けるなら全長16kmのセブンサミッツも踏破できることでしょう。
行けるかな??挑戦したいでぃす。
有難いご縁と反省を残し、病み上がり登山を無事に終えました。
登山時間 5時間
推定消費カロリー 2000kcal
食事 なし(胃腸炎の後遺症のため)
水分補給 1200ml