2021年1月21日
ML725で多度山方面に走りに行ってきました。
自走でもいける距離ですがあえて養老鉄道のサイクルトレインを使ってみました。 それはこんなアナウンスがあったからです。
過去に何度もお世話になっている養老鉄道のサイクルトレイン。 自転車をそのまま列車にのせられる素晴らしいシステムです。 今までは播磨駅から揖斐駅までの区間が利用可能となっていました。 それが、令和3年1月16日より桑名駅から播磨駅間も可能となり、養老鉄道全線で自転車の持ち込みがOKとなったのです。(サイクルトレインには曜日や時間帯による制限があります)
桑名駅自体も昨年新築オープンしたという事なので、新駅の見物がてらサイクルトレインで多度駅まで向かうことにしました。
こちらは東口となります。 奥が旧桑名駅、手前が新桑名駅。 JR・近鉄・養老鉄道 3社の線路をまたぐ自由通路が東西に渡され、階段を降りると各々の改札口ができていました。 (旧駅舎の改札は、3社共用でした。)
エレベーターを使い自由通路まで上がってきました。 規模の大きな歩道橋のような感じでしょうか。 桑名駅を東から西に向かったりする場合、踏切を渡らずして移動することが可能となりました。
線路は東からJR・養老鉄道・近鉄の順番ですので、サイクルトレインの養老鉄道は自由通路のちょうど真ん中あたり。 階段かエレベーターで降りていきます。
結構な高低差があります、エレベーターの使用が無難ですね。 通路を進むと乗車券の販売機と改札口が見えてきました。
乗車券を販売機を見ると支払いは現金のみ。 SuicaやPASMOなどのカード払いはできません。 ご注意下さい。
多度までの券を買っていると駅員さんから声をかけられました。
「どちらまで行かれますか?」と駅員さん。
「多度までお願いします。」
「ありがとうございます。 サイクルトレインは2両目となりますので、手前の車両にお乗り下さい。」
そう促され、停車していた大垣行きの赤い車両に乗り込みました。
ホームに佇むロードバイク、いつ見ても不思議な光景です。
12:05に大垣に向けて出発。 今までサイクルトレインでは見られなかった桑名の風景が始まりました。 しかし、発車からたった3分後に播磨駅に到着。 そこからは見慣れた風景が始まりました。
12:19 多度駅に到着しました。
所要時間14分 距離8.6km 運賃310円
私の場合、多度方面に向かう場合サイクルトレインを使うことは少ないです。 目的地が大垣を越えた先だったり、何らかの理由でエスケープする場合に、サイクルトレインを便利に利用しています。 曜日や時間帯による制限はありますが、凄くありがたいシステムだと感じています。 是非是非、続けていただきたいです。
桑名駅も新しくなり、サイクルトレインも全線で可能になったという記念で、今回は利用してみました。
ただ・・・
「桑名駅からサイクルトレインに乗り込むのは面倒だな」と言うのが素直な感想です。
一般道から改札までの道のりが長いのですし、階段かエレベーターを使っての移動が必須となり、時間がかかりました。 また、駅自体に来るのも幹線道路の走行や信号待ちなどで、ストレスを感じた次第です。
桑名駅の次の「播磨駅」 この駅から乗り込むことが多いですが、一般道からホームまでが目と鼻の先なのです。 桑名駅からもそう離れてはいませんので、スポーツバイク系の方ならこの間を自走して、サイクルトレインを利用した方が楽ではないでしょうか? 私的な感想ですので、ご参考までに。
養老鉄道を使う目的が「自転車を持ち込んだまま、桑名駅を発着点にする」という事であればとても素晴らしいシステムだと思います。
〜その2に続きます〜