2021年11月7日
ポタリングメンバー3人で
三重県の中部を流れる清流
「櫛田川」をメインに走ってきました。
松阪市の西部、櫛田川や香肌峡などは、
モンベルや三重県サイクリング協会が、
イベントのルートに使用するなど、
最近自転車熱が高まってきている
地域に感じます。
実際走ってみても自転車で流すには
気持ちの良いシチュエーション。
渓流の釣りにはまっていたころ、
一番足しげく通ったのが
今回ポタリングで訪れた櫛田川水系でして、
キャンプをしながらの
アマゴ釣りにハマっておりました。
そんな櫛田川沿いを自転車で
走ることとなるとは。
何か感慨深いものがあります。
今回は輪行で現地に向かいました。
久々の輪行で、
スムーズにできるか心配でしたが
何とか列車の時刻には
間に合うことができました。
YouTubeを見て予習しておいて良かった。
2020年に新しくなった桑名駅。
線路を跨ぐ自由通路が広くて綺麗です。
輪行の収納や組み立てには
とてもありがたい場所なのです。
桑名駅から多気駅まで、
JRの快速みえを利用。
約1時間の列車の旅。
自分で運転しなくて良いとは
素晴らしい。
輪行旅の良いところですね。
多気駅で列車を降り、すぐさま組み立て。
輪行の後は気になることばかり。
「フレームなどに傷が入ってないか?」
「リアディレーラーの調子はどうか?」
輪行慣れしていない証拠。
多気駅の外でバイクを組み、
櫛田川上流に向けて出発。
県道421,県道700などで西へ。
少しピークを過ぎたコスモス畑や
ゆっくりと流れる川を眺めたり
なかなか先に進めません。
車の通行量は多くなく
のんびりと走る事ができました。
国道166に合流し、さらに上流へ。
最初の休憩スポットは「道の駅 茶倉」
対岸にはキャンプ場もある
素敵な道の駅。
いつかは、キャンプで訪れてみたい
スポットです。
温かいコーヒーなどで補給し、
「道の駅 茶倉」を出発。
国道166をそのまま西へ。
先程の休憩からさほど経っていませんが、
道の駅「飯高」で
ランチタイムとなりました。
温泉や蕎麦打ち体験工房などもある
人気の道の駅。
日曜日の昼時とあり、
結構な賑わいでした。
レストランで注文したのは、
「鹿肉のカレーライス」
さっぱりとした肉で、
あっという間に平らげました。
他のメンバーは「松阪牛の牛丼」を注文。
意外とリーズナブルな価格で、
松阪牛がいただけるんですね。
鹿肉と松阪牛肉でお腹を満たした後は、
旧和歌山街道にある
「珍布峠」(めずらしとうげ)
に向かいました。
相変わらずの不思議空間。
この道がある所は
そのために掘ったのか??
それとも最初からこの幅で
裂けるように空間があったの??
再度国道166に戻り、さらに上流へ。
沈下橋を眺めたり、
橋の上から川の眺めを撮影したり。
櫛田川を堪能しながら
バイクを進めます。
国道166から県道569へ左折し、
名倉谷川沿いの快走路で目的地へ。
最後のプチヒルクライムが終われば
蓮ダム(はちすだむ)に到着です。
管理事務所にてダムカードをゲット!
久しぶりのダムカード、
走りに来たという証には
ちょうど良い記念品です。
展望台からの眺めを堪能したり、
温かな缶コーヒーで暖を取った後は、
川の下流を目指して再スタート。
県道569から国道422へ
帰路は櫛田川沿いではなく、
宮川沿いを下るルートとなります。
途中、「つるや」というスーパーで
補給がてらの小休止。
このスーパーがなんとも風情がある
素敵なお店でした。
国道422で宮川方面に向かいます。
山間部を走る快走路。
先に進むにつれ徐々に勾配を上げ、
意外としっかりとした
ヒルクライムとなりました。
「湯谷トンネル」が
ヒルクライムのゴール地点。
登った後は
ダウンヒルのボーナスタイム。
茂った木々の中を縫うように走る。
時折見える渓流がなんとも爽やか。
ボーナスタイムをさらに
良い時間にしてくれました。
降った先には宮川がお迎え。
川沿いを下流に走り、
大台町から多気方面に向かいます。
ゆったりと流れる宮川。
穏やか過ぎて水が動いていない
ような錯覚に陥ります。
大台の市街地を抜け、
県道770でさらに東へ。
午後4時30分ころ
スタートしてから約90km。
JR紀勢本線の川添駅前で、作戦会議。
朝スタートした多気駅までは
まだしばらく距離があり
しかも暗くなってきたので、
ここでポタリング終了となりました。
輪行ポタリングの良い所ですね。
列車さえうまく利用できれば、
どこでもポタリングを切り上げられます。
紀勢本線で多気駅に向かい、
そこからは往路同様、「快速みえ」で
桑名駅まで戻ってきました。
桑名駅に到着。
朝、輪行袋に自転車を輪行袋に
収納した場所で
今度は組み立てていきます。
桑名駅の東口付近で
イルミネーション発見!
しばしの間、鑑賞タイムです。
ロードバイク越しのイルミネーション。
不思議な感覚ですね。
ここで今日一緒に走ってくれた
お二方とはお別れです。
お疲れ様でした。
また走りに行きましょう!