「紅花栄 (べにばなさかう)」 5/26~5/30頃
紅花が盛んに咲く頃を表した候ですが、実際に咲き始めるのはもう少し後の6月末頃からのようです。
紅花は、キク科ベニバナ属の一年草または越年草で紅色染料や食用油の原料として栽培されています。
原産はアフリカのエチオピアといわれ地中海やエジプトを通り世界へ広まり、古代最古の「天然染料」のひとつです。
紀元前2500年の古代エジプトでは、ミイラを包む布を紅花の汁で染めることで、防腐、防虫対策をしていたそうです。
紅花といえば、ジブリの「おもいでぽろぽろ」(岡本螢原作、刀根夕子作画の漫画)でしょうか?
昭和40年代を舞台に、小学5年生の少女・タエ子の日常を描く物語…舞台となった1982年の山形県山形市高瀬地区の様子や仙山線高瀬駅などが緻密に描かれていました。
声優が今井美樹さん、小学校5年生のタエ子が本名陽子さん、トシオは柳葉敏郎さんでした。
それに、主題歌「ローズ」、エンディングテーマ「愛は花、君はその種子」を"都はるみ"さんが歌っていて驚いたことも…「あんこ椿は恋の花」のイメージが強すぎて(笑)
何回見ただろう?
多分、片手では足りないほど見た記憶があります。
ジブリ作品は大好きなので、全作品を最低3回は見てますね(笑)
「トトロ」と「魔女の宅急便」「もののけ姫」は…結構な回数見てます。
紅花は、乾燥させた花は紅花(こうか)と呼ばれ、血行促進作用がある生薬として日本薬局方に収録されていて、あおの養命酒にも含まれているそうです。
最近はスーパーで見かけることが無くなりましたが、紅花の種子を搾った油は紅花油(サフラワー油)と呼ばれ、サラダ油として用いられたり、マーガリンの原料、日清オイリオ一番搾りべに花油などは今でも製造・販売されています。
紅花油は2種類のタイプがあり、紅花油の脂肪酸の成分のリノール酸が80%という高リノール酸タイプのハイリノール、もう一つは脂肪酸の成分の70~80%がオレイン酸の高オレイン酸タイプのハイオレイック。
リノール酸の効用には、アレルギーの改善やアンチエイジング、コレステロールの減少、血圧や血糖値の降下作用、肌の保湿など、健康にいい効果が期待されているのですが、過剰摂取になると、悪玉コレステロールを増加させてしまうとか、中性脂肪を増やし血液がドロドロになり動脈硬化や心筋梗塞の原因になるなど体に悪影響がでるといわれています。
そのため、今では紅花油は品種改良されてリノール酸を減らし、その代わりに活性酸素を押さえ抗酸化力の強いオレイン酸を豊富に含有したタイプ「ハイオレイックタイプ」がありま
オレイン酸を約80%含む紅花油の効果は、腸内環境と整え便秘の改善に効果が期待され、血液をサラサラにし動脈硬化の防止にも…紅花油の成分のビタミンEは冷え性やシミやシワなどの肌のアンチエイジングに効果的だともいわれています。
紅花油を購入する時に商品名に横に記載されている「ハイオレイック」という表示を気にかけて購入することをお勧めします。
ま、私はこのところオリーブオイルしか使ってませんけど…スキレットで作る「アヒージョ」が美味しすぎて、それにサラダにも。
オリーブオイルといえば「ペペロンチーノ」ですが、スパゲティの炭水化物、グルテンが気になって、食べてませんwww
それから、今夜は特別な夜です!
今夜は、今年最大の満月(スーパームーン)で皆既日食です(^^♪
見どころや月の出方などは、ウェザーニュースを見てください。