【幕張のスイートルーム ~桃色席種レビュー'16~】 | 監督のささやき戦術

 先日の日曜日にQVCマリンフィールドで行われた、サブロー選手引退試合

 チケット速攻ソールドアウトの超人気試合にマリーンズファンでもないのに紛れ込む事が叶ったのは、当スタジアムの常連様からお誘い頂いた「とある団体席」での合同観戦のおかげ様々なのだが、その合同観戦で初めて足を踏み入れた「とある団体席」の話をさせて頂く。

 

 

 ここ数年、魅力的な新席種が次々に登場しているQVCマリンフィールド。この「桃色行脚」でも、「ミニストップシート」「お座敷ボールパーク」「バド・バーベキューガーデン」などの潜入調査を行ってきたが、今回初潜入を果たした席種は、個人では多分無理だろうとずっと憧れ続けてきたラグジュアリーなエリア

 …の割に殺風景な入口だが、こんな集合住宅っぽい見た目に惑わされてはいけない。泣く子も黙るこのエリアの名称は…

 三塁側内野スタンドにある、「フィールドテラス・スイート」である!!

 

 ※マリーンズHPより拝借

 

 そのVIPさもさることながら、24名~60名収容というキャパは、パーティーが出来るほどの知り合いがいない当スタジアムにはハードルが高すぎて、一生ご縁がない雲上世界と思っていたのだが、とあるマリーンズファンの方々が毎年開催しているという定例の合同観戦にお声掛けを頂き、晴れて潜入が叶ったのである。

 

 初潜入、そして二度と立ち入る事はなさそうな気配濃厚な席種ゆえ、もちろん隅々までつぶさに観察。

 

 こちらがパーティルームの全景

 足元はカーペットで全面ガラス張り、もちろん冷暖房完備

 

 奥側はベンチシート。クッションも備え付けられている。

 壁面にはどでかくマリーンズのロゴマークがあしらわれている。

 

 窓際には小さめの丸テーブルと独立ソファー。 

 まるでホテルのラウンジのような雰囲気である。

 後述する「テラス」を挟んでこのタイプの部屋が2部屋あり、それぞれで30名収容なのだが、今回の合同観戦会は両部屋とも押さえて完全貸切開催という超大人数の会なのであった。

 

 

 ここ「フィールドテラス・スイート」には、フリードリンクとオードブルがセットでついてくる。

 しかも、「手酌でご勝手に」だった「バド・バーベキューガーデン」とは違い、専属のスタッフ(樽に隠れている方)がサーブしてくれるのである。さすがスイート。

 

 並んでいるドリンク類。

 選べるのは、生ビール、芋焼酎、ワイン赤白と、ウーロン茶、オレンジジュース、リンゴジュース、そしてミネラルウォーターと、なかなか多彩である。

 

 職業柄気になるビールはアサヒであった。

 ちなみにこのフリードリンク、スタートはプレイボール1時間前で、終了はアルコールの飲み放題が7回まで、ソフトドリンクは試合終了までという運用ルールとなっていた。

 

 

 提供されたオードブル(の一部)がこちら。

 和洋様々の、バラエティに富んだラインナップの料理の数々。すぐ横にある「竹りん」という球場売店が提供しているようで、追加で出てきた唐揚げなどはしっかり温かく、美味しかった

 値段が違うと言ってしまえばそれまでだが、最近行った某ドームのオードブルとは雲泥の差であった…。

 

 

 こちらが、「フィールドテラス・スイート」の「テラス」の部分

 開放感あふれる観戦スペースは、まさに「テラス」である。

 今回初参加させて頂いた新参者のくせに、このテラスの最前ど真ん中を陣取るという暴挙に出てしまったが、皆様快く受け入れてくださったのだった。

 

 お誘い頂いた方から送られてきた、そのテラスのど真ん中に陣取る桃色野郎の写真

 サブロー選手の引退セレモニーを待っている時だと思うが、間違って「CHIBA」ユニを着て来てしまったおっちょこちょいかのような浮き方である…。

 

 

 初めて足を踏み入れたQVCマリンの「フィールドテラス・スイート」で、シーズン終盤のプロ野球の熱戦を、そして名選手の最後の雄姿を大いに楽しんだ先日の日曜日。

 至極貧乏臭い事を申し上げれば、試合時間があまりにコンパクトだったため、飲み放題があっという間に終わってしまった事が若干残念ではあった(そんな事を言いながら、十分すぎるほどに飲んだが)。

 

 今回の合同観戦会にお誘いくださったHさんと、当日どこからどう見ても不審な桃色野郎を快く受け入れてくださった皆様には、この場をお借りして改めてお礼申し上げます。ありがとうございました!!

 来季もまだ見ぬ新席種を求めて、東奔西走を続けたいと思う。

 

 

 本日でドラゴンズとライオンズが一足先に全日程を終了し、明日以降各チームが次々に今季最終戦を迎える9月下旬。

 シーズン最終戦の観戦はもちろん、ポストシーズン期間中の皆様の当スタジアムへのご来場も、引き続き心よりお待ちしております。