玉砕か、貫徹か… -20ページ目

「余裕をもつ」ということ

「余裕をもつ」ことのメリットとデメリット、そして、「余裕をもつ方法」について考えた。


「余裕がないと、新しいことができない。考えられない。」「余裕がないと、精神的にも肉体的にも
 病気になりやすい。」というように言われる。よって、一般的には適度な余裕はないといけないとされている。
精神的なゆとり、時間的なゆとり、肉体的なゆとり、全てを含む「余裕」とここでは考える。



「余裕がない。」

    【デメリット】
      ・精神的ゆとりがないため、精神面のコントロールがきかなくなる。周囲とのコミュニケーションに悪影響を及ぼす
      ・肉体的につらく、過労などの病気になりやすい。
      ・時間的ゆとりがないため、新しいことができない。

    【メリット】
      ・業務を効率的に行う知恵が身につく。
      ・業務スピードが向上する。
      ・業務時間とスキルは一般的には比例するため、スキルが向上する。
      ・忍耐強くなり、精神的に鍛えられる。



と、まあメリットもデメリットもどちらもあるのではないかと思います。
サイヤ人を引き合いにだしますが、極限まで自分を追い込むことによって、力がUPするという
ことは、事実そうなのではと思います。
人間は弱い生き物ですので、「やってもやらなくてもどちらでもいい」という環境にいると、
概して甘いほうに流れてしまうものです。その積み重ねが、さらに自分を甘くし、
その期間が長く続くと、今度はそれが普通になって、元に戻れなくなってしまいます。

ということで、私は、今のところ「余裕がない」ということのメリットのほうを強く感じます。

一つ、デメリットとして厄介なのが、「周囲とのコミュニケーションに悪影響を及ぼす」という点です。

余裕がないと、どうしても周りへの配慮が欠け、失礼な態度や行動をとってしまうことがありますが、
本当のプロは、たとえ自分に余裕がなくともそのような態度はとりません。
周りとの信頼関係、周りの支えというものは、プロや経営管理職になればなるほど
重要になってくるので、おろそかにはしないということだと思います。

ただ、偉くなってから急にそのように態度をかえることはできませんので、
早いうちから、周りへの配慮や自己の精神のコントロールは訓練しておくべきです。

精神的なゆとりをもつための方法は二つあると思います。

①事前に防ぐこと

 ⇒つまり、業務的に追い込まれないように、今日できることは今日やって、常にゆとりを
  用意しておくこと


②ゆとりを奪っているものに対し、思考や行動をストップさせること

 ⇒つまり、「無関心になる」ことです。無理やりそのことに対して気にしないようにしむけ、
  かつ、行動もストップします。それが重要なことであれば解決にならないかもしれませんが、
  余計なことを考えず、とにかくやめてみることです。
  たとえやらなくても、命を取られるほどのことではないでしょうから。









と、ちょっと考えていました。




















らき☆すた企画について⑥ ~結論~

大変ご無沙汰しておりました。

後輩から受けた批判に対して、

親友や尊敬する取引先の方にそうだんし、アドバイスをいただきました。

アドバイスをもらった内容は以下の通りです。

冷静に考えると、確かにその通りだとおもうことばかり。

しっかりと自分を見つめ、自分がやるべきことをやっていきたいと思います。


「大勢はどちらにあるのか?」

「歳が近い先輩後輩は、普通意識するもの。後輩がお前を意識するのはおかしいことではない。」

「お前は、情熱を一点に注げるという才能がある。これは、だれが見てもうらやましいもの。
 後輩が悔しい、うらやましいという感情を抱くのはよくわかる。だから、真っ向から
 後輩に対峙せず、言い方は悪いが、後輩の感情をうまくかわすほうがいい。」

「お前が中途半端に後輩にかまうのはよくない。後輩は余計に、うっとうしいと思うだろう。
 だから、これまでと何も態度を変えるな。」

「後輩に対し、あまりとやかく言わないほうがいい。」


大体、以上の内容でした。

その後輩も、あの日のことを気にしているようで、周りの先輩に相談したり、
私に対して気をつかってくれることが多くなりました。


私は、

後輩に対する気持ちは変えず、

そのうえで、後輩を「見守る」ことを中心に行動し、余計なことを言ったり、無理にからんだり
しないでおこうと思う。

そして、自分の信じた道をまっすぐに歩んでいくだけだと思っています。


昨日、


らき☆すた企画の打ち合わせがありました。

単行本の最後に出てくる、あの方にも来社いただき、話をさせていただきました。


いよいよ、本格的に企画がスタートしました。


$玉砕か、貫徹か…

らき☆すた企画について⑤ ~後輩からの批判~

一昨日から昨日まで、営業部の研修があった。
泊まりがけであったのだが、夜の飲み会中に一つ下の女性の後輩から、
らき☆すた企画を含め、私に対するたくさんの批判を受けた。

らき☆すた企画のことが発端だと思うが、

私に対して
「私利私欲」
「営業が提案すれば通ると思って、やり方が汚い。せこい。」
「ライバルだと思ってるから負けたくない。」
「営業では売上がいかないのがPBのせいだとか言って、他のことやってるのはおかしい。」
「絶対に協力しない。認めない。」「死ね」
とまで言われた。

酒が入ってたとは言え、よほど溜りにたまったものがあったのだろう。
私も急にこんなことを言われて、さすがにイラっとしたし、
何より、一つ下の後輩からこんなふうに思われていたというのが辛かった。


今回のことは、以下の3つの思いが複合して起こっているのではないかと思う。

①価値観、考え方の相異が原因の批判
②らき☆すたを使うということに対する批判
③日頃からたまっている私へのライバル心

特に①と③は根強いものがあると思う。



①については、私と彼女は、元々の考え方が違う。
(私は結果主義。自分を表現する上で、期待されていることや与えられているもの以上のこと、または
それ以外のことに挑戦しようという気持ちが強い。得意としているのは、周囲を巻きこむこと)
(彼女は、過程や手段を重視し、会社での立場や役割を重視する。
また、少し内気なところがあり、自己表現が得意とは言えない)

また、会社生活では、同じ東京の営業部ながらも彼女と私は初任配属部署が違い、
この二つの所属部の方針、営業スタイル、部場長の考え方が違っており、
会社生活を学ぶいろはの段階でそれが価値観に大きな影響を与えたと考えられる。




②については単純である。「らき☆すた好きなので、個人的理由でらき☆すたの利用を
決定した。そこには戦術的なものはない。」という彼女の思い。
そしてまた、彼女は、らき☆すたというマンガ自体を嫌っているという点。

ここについては、確かにそう誤解されても仕方ない。私はらき☆すたが好きである。
特に私に対して日ごろからよく思っていない人は、「私利私欲」とみなすこともあるだろう。

しかし、私自身としては、
らき☆すたを使うのはターゲットへの一つの手段としてなだけであり、
みなさんには話していたが、「今後もらき☆すたを使うことにこだわっている」ということはない。
ただ、そういう点を彼女に伝えて理解してもらえてないのは、
私のコミュニケーション不足である。
私に対して悪い印象を持っている人に対して、その固定観念を払拭することは難しいことだと思うが、
これからはより一層コミュニケーションを図り、彼女に対してだけでなく、しっかりと考えを
伝えられるように行動を改めたいと思う。
また、戦術としてらき☆すたと使ったということが認められるには、「結果」を出すことが必要である。
ことばだけでなく、結果がついてこれば、認めざるをえない。





最後に③だが、
これについては、一つ違いの先輩後輩である以上、仕方ないものがあるのかもしれない。
会社とは一切関係ない人に少し相談したが、やはり年齢の近い人同士は、
どうしてもライバル心が芽生えてしまうということを言われた。
また、上記の①の点もあり、彼女は意識する環境にあったのだと思う。
あと、もうひとつは、自分で言うのは少し気が引けるが、
これまでの会社生活での実績・周囲の評価が、一貫して私が彼女に優っているということが、
彼女のライバル心を強くしていると考えられる。
私は、彼女のことをこれまでライバルと意識したことはなく、「先輩として彼女をしっかりと見てあげ、
良き手本となるよう私自身精進しないといけない」ということしか考えたことがなかった。
私はこれまで、彼女に対して「悔しい」と思ったことがないので、「自分がみてあげないと」
という先輩として(上の立場として)の感情しかなかったためだと思う。
逆に彼女は、
私のことを、羨ましい、悔しい、⇒卑怯だ。というように、感情が複雑に絡み合った状態で見てきたのだと思う。




①~③まで、その感情を生じさせたであろう根拠を説明したが、
私が悩んでいるのは、ここからである。

「では、私はこれから、彼女に対してどのように接すればよいのだろうか?」

ということ。
正直、これがわからない。
③のことを考慮すれば、「私が痛い目にあう。情けない姿をさらす。彼女に負けてあげる。」
ということをすれば、多少彼女の気持ちも晴れるかもしれない。
しかし、彼女に対してそこまでしないと、彼女は考え方と変えられないのか?という思いがあり、
少なくとも今は、そこまでしようとは思えない。無論、失敗を演じることは私自身だけでなく、
会社にも不利益となるので、やりたいとは思えない。

①については、お互い自分を形成してきた過去であり、過去を変えることはできない。




今、私なりにできることは、次のことだと考えている。


・後輩の考え方、態度は、どうしても納得できない点もある。でも、その後輩を知っている人に、
 後輩への怒りや悪口など批判は絶対にしないこと。

・たとえ、価値観や考え方が違っても、後輩の人間性は否定しない。業務と業務外は切り離して考えること。
 また、彼女は私の大切な後輩であり、これからも先輩として後輩をサポートしたいという気持ちを
 持ち続けること。

・たとえ誰から何と言われても、「会社をよくしたい」という気持ちを常に持ち、
 それに基づく行動をすること。


最後に、私自身が私を信じること。何か新しいことをするのに、万人に理解され、協力を得られるということはない。
でも、やっぱり批判されたから辛い。それでも、自分が信じてやろうと思い、
私を信じて協力してくれる人がいる。その人達のためにも私が弱音を吐いたり、迷ったり、
いじけるのだけは絶対にしないこと。





皆さん、いいアドバイスがあれば、いただけませんでしょうか。
ぜひ、宜しくお願いいたします。

仙台革命というブログを書いている若い人

そんな大変な会社じゃないですが、

今日は遅くなってしまいました。

営業担当先がら、この時期は毎年忙しい。

ブログUPをさぼっていた言い訳です。すみません。


さて、寝る前に少しだけ書いてねます。

今日は、

らき☆すた企画の社内打ち合わせをしました。

マーケ部長とブランドマネージャー、販担当、私の上司が参加し、

企画の目的と、検証方法について細かく打ち合わせをしました。

一営業マンである私が、マーケのこともかじらせてもらえて、とても光栄です。

そういう感謝と幸せを忘れず、ずっと行動していきたいです。


さて、ぺたがたまについてる、「仙台革命」とやらを書いてる人のぶろぐを、

今日ものぞきました。

彼は、年次でいうと私の3つ下だと思いますが、行動力もあるし、よく考えているなと

いつも感心しています。


「よく考えている人」「行動している人」でなければ、そういう

表現や内容が出てこないという内容が、彼のブログでは散見されます。

一度、話をしてみたいですね。


私からも、

私がサラリーマンとして日々気をつけ、考えていることを一つ書きます。


「あなたは、去年のあなたよりも給料が高くなっていますよね?
  
 では、去年のあなたと今年のあなたは、何が違いますか?

 会社への貢献という意味で、何が進化しましたか?

 その給与に見合う仕事、行動をとっていますか?

 後輩よりも給与が高いという意味がわかっていますか?」


 これを自問自答しながら、毎日、毎年を過ごすことは、

 非常によいことだと思います。


 自分への戒めとなります。


 



























































らき☆すた企画について④

昨日の打ち合わせ、まあまあうまくいきました。

当社まで取引先に来てもらい、キャンペーンの内容について話を行いました。

キャンペーン応募の目標数値については、やはり10万というのは難しいようです。


さて、

本日、とてもうれしいことがありました。


らき☆すたとのコラボ企画を、

私の所属する営業グループミーティングで、


課長が課員に説明してくれたらしく、


課員の一人であるKさんから、

「鷲宮の近くに僕の担当する○○がたくさんあるんだよ。ドーンとやろうよ!

 取引先もこういうの絶対好きやと思うわ。

 せっかくやねんから、鷲宮の近くの○△に対して、積極的にやってもらえへんかな?

 うちの会社はお金あるんやから、いろんな事挑戦させてあげなあかんよな。」


そういって、「がんばろう!」と言ってくださいました。


本当に、温かい会社だということを改めてかんじました。













らき☆すた企画について③

今日は、営業の仕事で外に出てましたが、

7じ頃会社に帰って、

マーケと一緒にらき☆すた企画について内容を精査していました。

結局終わったのが11時くらいになってしまいました。

最終的に決まったのは、次の点です。

①費用を、「新しいターゲットへのトライアル・新しい手法へのトライアル費用」と
 「売り上げ増を図るキャンペーン費用」の二つに分ける。

②2015年までの(ターゲット)市場育成計画と市場規模をおおまかに決め、
 投資と純売上高の計画を立てる。

③今回に企画に対する目標値を再度設定する。


以上3点を行いました。


来月の統括会議では同じ失敗をせぬよう、

心してかかりたいと思います。



明日は、



らき☆すた企画の


主体をつかさどる取引先と


大事な打ち合わせです。




がんばります。













らき☆すた企画について②

ひどい!!!!!!!!!!!!

めちゃくちゃ長いのをつくってたのに、プレビュー見てる時にback space押して、
全て消えてしまいました。
本当にショックです。

でも、これはどうしても残したいので、もう一度書きます。




金曜日、

社長以下、経営幹部とマーケティング部が出席する会議で、

らき☆すたの社内答申がありました。

もちろん、私のような一介の平社員が出席できるような会ではありませんが、

らき☆すたの説明をするということで特別に許可をもらい、

出席させていただきました。

上司が根回しをしてくれていたのもありましたし、

私自身もこのらき☆すた企画をやる意味をはっきりもっていたので、

自信をもって、プレゼンを行いました。


企画を考えた経緯、
企画の目的、
キャンペーンの内容、
手法、
検証方法、
費用、

これらについて話を進め、最後に、

アニメ動画を少し流しました。


何事もなく、答申が終了するかと思っていましたが、

そう甘くはありませんでした。

名古屋営業所長と関東の営業所長が、POPについて要望を出したのに対し、

新事業開発部長が反論し、最終的に部長が切れることになりました。

また、仙台営業所長が、「こんなことをするより、既存のターゲットに対して

企画を打った方がいいのではないか?」と言ったことに対して

営業統括本部長が、「じゃあ、お前、何かこれに代わる対案はあるのか?あるなら言ってみろ」

と、切れながら私の補佐をしてくださいました。

そのほか、マーケティングの2人の課長や、部員の方、私の上司、最後は、N台さんまで、

私をサポートする発言をしてくださり、本当にうれしかったです。


たくさんの方々が応援してくださっていることに本当に感謝し、

なおさら、絶対にこの企画をこんなところで終わらせるわけにはいかないと強く思いました。




かなり厳しい指摘をしてきたのは、

西の課長と企画管理でした。

「目標値はこんなものでいいのか?この目標値で、これだけの投資費用をどのように

 考えているのか?」

と、厳しく指摘を受けました。

確かに、私の立てた目標値は低いものでした。

高い数値を目標とすることで、それに達しなかった場合に企画が失敗だとされることが

怖かったのが理由です。

そして、過去のキャンペーン等の実績から、妥当な数字を目標としました。

ただ、自分でもあとで情けないと思ったのは、

過去のキャンペーンが成功したのであれば、それらの数値を目標をたてるうえでの

基準としてもよかったでしょう。

でも、過去のキャンペーンは、成功とはいえないものばかりだった。

それを基準に、「前はこのくらいだったから、今回はこんなものだろう」

とするのは、逃げ以外の何物でもないとおもいます。


会議が紛糾し、

最後に社長が口を開きました。

「あのさぁ、おれははっきり言って、こういうのよくわからないけど。

 インターネットを使った販促というのは、これからとても重要になってくる。

 それは間違いない。そういうことへのトライアルというのであれば、

 この企画はそれでいい。

 でも、新しいターゲットへの販売促進策だというのであれば、

 この目標値ではおかしいだろう?

 (私にむかって)君は、こんなものを目標に考えていたのか?

 10万件くらいを目標に考えていたんじゃないのか?

 このくらいの目標しか出せないのなら、これは私の投資としてはノーだ!

 マーケも、もっとよくかんがえてやれよ!」



社長からも厳しいことばをもらいました。

ただ、私は、絶対にこんなところであきらめたりはしない。

明日から、もう一度、


企画の目的、目標数値、長期的な目指す姿

以上の点を精査し、来月の会議に向けて綿密な計画を練りたいと思います。

最後に、私が会議の最後に言った言葉を載せます。

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私は

この企画を通じて、営業、マーケ、年齢などに関係なく、

過去の形式にとらわれないで、自主的に考え、提案していける、

そんな会社の風土をつくりたい。

そのためには、

今回の企画で成功し、そういうことが受け入れられる風土をつくらなければならない。

昨日のデンマーク対日本のワールドカップ、


MVPは本田という選手ですが、彼が試合後インタビューでこう言いました。

「そんなにうれしくないんですよ。もっとうれしいかと思ったんですが。
  
 なんで、そんなにうれしくないか考えたんですが、

 俺の目指しているところはこんなところじゃない。もっと上。だから、
 
 うれしくないんだと思う。もっと上にいけることを証明する。」

そんなことを言いました。

私も、らき☆すた企画をやらせてもらうことが目的じゃない。

らき☆すた企画を成功させ、もっともっといろんなことに挑戦できる風土を作りたい。

目指しているところは、こんなところじゃない。


だから、強い意志をもって、私は絶対にこの企画を成功して見せる。

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らき☆すた企画について①

どうもです。
仕事関係で時期的にちょっと忙しくなってきました。

さて、私のこのブログ、相変わらず殆どだ~れも見てませんので、
大事なこと、書いてしまいます。
これでたくさんの人に広まるんだったら、それはそれでよいと思いますが、

たぶん、そんなことないでしょうね…


実は、今年の2月から、

らき☆すたとのコラボレーション企画を進めています。
発案は、営業の私ですが、マーケティング部や社外の方のたくさんの協力を得て、
だいぶ形になってきました。

らき☆すたとコラボレーションした企画を作ろうと思った経緯をお話しします。

まず、初めに、
「アニメやマンガといった日本を代表する文化を使って、何かおもしろいことをやりたい!」
と思っていたのが根底にあります。そう思わせたものは、私自身、アニメやマンガがすきだという
こともありましたし、私のいる会社が、そういったものとは無縁で、そういった新しい風を
使った経験も、そしてこれからそういうことをやろうという気風もなく、そんな会社に、
アニメやマンガの力を見せてやりたいと思っていたからです。
大それているかもしれませんが、企画を成功させ、会社の風土や、上の人の固い考えを変え、
若い人達が、もっと自主的に考え、どんどん提案していけるような雰囲気を
醸成したいと思いました。(もちろん、マンガやアニメに限らずです)

ではなぜ、そこで、「らき☆すた」を選んだのか。
理由は三つあります。


一つ目は、今回の企画でターゲットとする層とらき☆すたファン層が合致すると考え、
また、新しい販促手法としてマンガやインターネットをつかった手法の実験として、
らき☆すたとのコラボレーションが適切であると考えたためです。
つまり、新しいターゲットと新しい販促の実験としてらき☆すたを使いました。


二つ目は、らき☆すたの世界観と当社のコラボが、設定としてとてもマッチしていると
思ったからです。
これは、「マンガの中で、なぜらき☆すたか?」という点ですね。
ハルヒやエヴァ、けいおん!など、人気のものは他にもたくさんありますが、
ストーリーや登場人物の設定・世界観など、
「ただ、人気があるからそのキャラを使った」
というふうにはしたくありませんでした。
それではファンやターゲットの人に思いは届かないと思います。


三つ目は、私自身らき☆すたがとても好きで、また、らき☆すたと鷲宮や、埼玉といった地域との
コラボレーションにとても感動していたからです。
らき☆すたと一緒に、お互いをもっと高められるような企画を作りたい
と思っていました。
そして、埼玉での盛り上がりを見ていて、
「らき☆すたのファンの人達なら、きっと力になってくれる」と思いました。


実は、2008年末くらいから、「やるなら、らき☆すたとやりたい。でも、どうやってやろう?」

ということをずっと考えていたのです。



余談になりますが、

今年になって、ハルヒとロッテの企画など、ハルヒブームで
企業がハルヒとコラボしてますよね。

アクオのCM見ていて思いましたが、
「今人気のハルヒを使ってアクオを宣伝する」

ということしか、正直伝わってきませんでした。
たぶん、ロッテ側は広告代理店の推薦を受けて、
ハルヒを採用したのでしょう。
でも、それでもアクオの宣伝になったのなら、
ロッテとしてはそれでいいのでしょうね。


私は、そういった意味では、
甘い考えをもった、ダメなビジネスマンかもしれません。

私は、本当にらき☆すたが好きです。

だから、らき☆すたをただ単に当社のものを宣伝したり、売ったりするために
好きに使うということはしたくない。

らき☆すたの登場人物や、

これまでのストーリー、世界感

そういったものにこだわって、

それで、

一緒になった企画をつくりたいと思っています。



そういう私の思いに共感してくれた方が、おられました。
ここで、その方々のお話をすることはできませんが、

私は絶対に

この姿勢を崩しません。


企画の組み立て、実施、そして企画が終了するまで、


私は絶対にこの思いをもって、


らき☆すたとのコラボ企画に臨みます。



誰にも通じないかもしれない。


でも、らき☆すたを好きな人間が、一生懸命考えて、作った


そのことを、自分だけは絶対に認めてやりたい。




鷲宮に少しだけ残した私からのメッセージ、

そして、このブログ



ほんとは、こんなことしちゃいけないんだけど、


でも、ファンの人が一人でも見て、


一人でも共感して、協力してくれたら、


これを残した意味があったと、


私は思います。





これが、「愛」ではないかと思います。







































前社長からの返信メール

前社長の慰労会で送ったメールに対し、
返信が来ました。

おほめの言葉をいただき大変うれしく思っていますが、
でも、

最後にありますね。

「慢心するな」

というような文面が。


今後、私が成長していくうえで、

肝に銘じておかねばならないことだと思います。


歴史上の名だたる名君ですらも、

「慢心」により、身を滅ぼした者が多々います。

私のようなそこそこ程度の人間では、なおさらありえるでしょう。

本当に注意します。


----- Forwarded Message

○○さん

金、土と、故郷の福島に行き、約40年ぶりでの旧友に再会し、
近況と今後の交誼等について、酒を交えて団欒してきました。
その関係で、御礼が遅れ申し訳ありません。
○○さんの暖かい計らいで、将来を担う若手との会食、
語らいは久しぶりに楽しく、素敵な一夜でした。あらためて御礼申し上げます。
時は変わり、人の価値観も変わり、ビジネス環境も変わり、
働く人たちの意識、行動も、従事する人も変わっていきます。
しかし、変わってはならないことの一つは、ビジネスで言えば
「人としてのあり方、幹部社員(候補生)としてのあり方」であり、
それはすでに貴君が掴んだように「新しい課題を設定し、
それに向かって努力し続ける、常に向上心、改善意欲を持ちつづけかつ実行する」
事かと思います。慢心、油断が命取りになります。
今後とも精進、交誼よろしくお願いいたします。                    
                          
                          まずは御礼まで


フェデラー、一回戦勝ちましたね

つまり、こういうことなのです。


はっきり言って、

本当に絶体絶命でした。

ファイアの serving for match しかも、芝のコートですよ。

それでも、フェデラーがブレイクするんです。

これこそ、王者です。集中です。実力です。そして、ファイアは緊張した。

でも、

そんなことをすべてひっくるめて、


これこそが、「天意」なのですよ。


天が、フェデラーを導いた。


フェデラーは、そうなるべくして、そうなった。


私も、大学4年の夏、予選決勝で、1-6、7-6、1-5から、

相手がけいれんを起こして、

最後、勝ったことがあります。

天が私に慈悲を与えたとしか思えません。

ただ、そこに至るまでには、


しっかり自分も練習や努力を積んで、

その天意を引き寄せたのもあります。


天意を起こすには、


それ相応の布石があるのです。


でも、同じことしてても、天が味方をしない場合もあります。


だからこそ、私は思うのです。




「導かれし者かどうか」




最後の紙一重は、これで決まるのだと。