らき☆すた企画について① | 玉砕か、貫徹か…

らき☆すた企画について①

どうもです。
仕事関係で時期的にちょっと忙しくなってきました。

さて、私のこのブログ、相変わらず殆どだ~れも見てませんので、
大事なこと、書いてしまいます。
これでたくさんの人に広まるんだったら、それはそれでよいと思いますが、

たぶん、そんなことないでしょうね…


実は、今年の2月から、

らき☆すたとのコラボレーション企画を進めています。
発案は、営業の私ですが、マーケティング部や社外の方のたくさんの協力を得て、
だいぶ形になってきました。

らき☆すたとコラボレーションした企画を作ろうと思った経緯をお話しします。

まず、初めに、
「アニメやマンガといった日本を代表する文化を使って、何かおもしろいことをやりたい!」
と思っていたのが根底にあります。そう思わせたものは、私自身、アニメやマンガがすきだという
こともありましたし、私のいる会社が、そういったものとは無縁で、そういった新しい風を
使った経験も、そしてこれからそういうことをやろうという気風もなく、そんな会社に、
アニメやマンガの力を見せてやりたいと思っていたからです。
大それているかもしれませんが、企画を成功させ、会社の風土や、上の人の固い考えを変え、
若い人達が、もっと自主的に考え、どんどん提案していけるような雰囲気を
醸成したいと思いました。(もちろん、マンガやアニメに限らずです)

ではなぜ、そこで、「らき☆すた」を選んだのか。
理由は三つあります。


一つ目は、今回の企画でターゲットとする層とらき☆すたファン層が合致すると考え、
また、新しい販促手法としてマンガやインターネットをつかった手法の実験として、
らき☆すたとのコラボレーションが適切であると考えたためです。
つまり、新しいターゲットと新しい販促の実験としてらき☆すたを使いました。


二つ目は、らき☆すたの世界観と当社のコラボが、設定としてとてもマッチしていると
思ったからです。
これは、「マンガの中で、なぜらき☆すたか?」という点ですね。
ハルヒやエヴァ、けいおん!など、人気のものは他にもたくさんありますが、
ストーリーや登場人物の設定・世界観など、
「ただ、人気があるからそのキャラを使った」
というふうにはしたくありませんでした。
それではファンやターゲットの人に思いは届かないと思います。


三つ目は、私自身らき☆すたがとても好きで、また、らき☆すたと鷲宮や、埼玉といった地域との
コラボレーションにとても感動していたからです。
らき☆すたと一緒に、お互いをもっと高められるような企画を作りたい
と思っていました。
そして、埼玉での盛り上がりを見ていて、
「らき☆すたのファンの人達なら、きっと力になってくれる」と思いました。


実は、2008年末くらいから、「やるなら、らき☆すたとやりたい。でも、どうやってやろう?」

ということをずっと考えていたのです。



余談になりますが、

今年になって、ハルヒとロッテの企画など、ハルヒブームで
企業がハルヒとコラボしてますよね。

アクオのCM見ていて思いましたが、
「今人気のハルヒを使ってアクオを宣伝する」

ということしか、正直伝わってきませんでした。
たぶん、ロッテ側は広告代理店の推薦を受けて、
ハルヒを採用したのでしょう。
でも、それでもアクオの宣伝になったのなら、
ロッテとしてはそれでいいのでしょうね。


私は、そういった意味では、
甘い考えをもった、ダメなビジネスマンかもしれません。

私は、本当にらき☆すたが好きです。

だから、らき☆すたをただ単に当社のものを宣伝したり、売ったりするために
好きに使うということはしたくない。

らき☆すたの登場人物や、

これまでのストーリー、世界感

そういったものにこだわって、

それで、

一緒になった企画をつくりたいと思っています。



そういう私の思いに共感してくれた方が、おられました。
ここで、その方々のお話をすることはできませんが、

私は絶対に

この姿勢を崩しません。


企画の組み立て、実施、そして企画が終了するまで、


私は絶対にこの思いをもって、


らき☆すたとのコラボ企画に臨みます。



誰にも通じないかもしれない。


でも、らき☆すたを好きな人間が、一生懸命考えて、作った


そのことを、自分だけは絶対に認めてやりたい。




鷲宮に少しだけ残した私からのメッセージ、

そして、このブログ



ほんとは、こんなことしちゃいけないんだけど、


でも、ファンの人が一人でも見て、


一人でも共感して、協力してくれたら、


これを残した意味があったと、


私は思います。





これが、「愛」ではないかと思います。