こんにちは、
世界のどこにいても
自立していたいあなたの
キャリアとマインドをサポート
ドイツ会社歴16年
グローバルキャリア・アドバイザー
ブットラー惠子です。
今日も昨日の続きで、
私がドイツの
タイマッサージ店で知り合った
美しく働き者のタイ人女性、
クレ(仮名)の話です。
タイトルの通り
「ドラマのよう」ですが、
実話です。
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10) とある女性のドラマのような愛
12) とある女性のドラマのような誤算
18) とある女性のドラマのような強がり
19) とある女性のドラマのようなSOS
20) とある女性のドラマのような展開
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クレは20歳で自分の父親を
病気で失いました。
彼女は19歳で娘さんを
産んだと言っていたので、
娘さんは当時1歳。
そしてその時から
母親と弟と娘のため、
一家の大黒柱として
お金を稼ぐことになったそう。
その時から
ずっと仕事をいくつも
かけ持って働いてきたクレ。
クレがオランダ行きを
迷っている時、
会社の社長だった
ペーターは、
オランダに来たら
働かなくていいんだよ、
とクレに話していました。
クレ自身も
少し自分の人生を
自分のために楽しみたい、
と笑顔で言いました。
それでも
「万が一のために」
自分のマッサージ店を営んで
自分でお金を稼ぎたい、
とも私に語りました。
だからペーターも
クレがオランダが来たら、
知り合いが売却予定の
タイマッサージ店を買うから、
その店の
オーナーをすればいい、
と話していたそう。
だからクレは
オランダに行くや
すぐに
一生懸命オランダ語の
勉強も始めました。
とことん働き者の
クレらしくて、
私は応援したいと思いました。
でもそのお店は、
彼女が抱いていたような
タイマッサージ店では
ありませんでした。
今2人が住んでいる街に
タイ人は多く、
タイマッサージ店が
いくつか存在するけど、
そのほとんどが風俗系。
彼女が働ける店なんてない。
クレは真面目に
マッサージ店を営む
つもりだったのに、
それを知っていた
ペーターに
完全に騙されたのです。
出会ってすぐに女性に
自分は会社の社長で
タイの彼女に
毎月700ユーロ(約8万5千円)
仕送りをしている、
そんなこと言う男性は
うさんくさい。
それでも、
ここまで嘘をつくなんて
卑怯すぎる。
もちろんそれが
見抜けなったクレは
浅はかだったかもしれない。
クレは最近のメッセージで
自分は軽率だったと
書いています。
だけど
ペーターの嘘と裏切りは
これだけでは
ありませんでした。
長くなるので続きは後日。
写真は全てイメージで
実在の人物には関係ありません。