人の悩みは

社会の仕組みや構造、
または社会から「当たり前とされていること」に関連して

生じることが多いです。
 
 

たとえば

子どもが学校へ行けなくなったとき、
どうして親子とも
あんなに苦しい思いを強いられるのでしょうか?
 
 

 
 


その苦しみは
(他にも理由はあれど)
 
・学校に行くのが当たり前である

・学校をちゃんと出なければ、将来就ける仕事がない

・学校で頑張れないなら、社会でも頑張れない

・学校に行けないのは意思が弱い、サボり
 
などという

社会の無言の圧

から来ていたりします。
 
 
 
親に対しても、
 
・学校に行けないのはしつけがなっていないから

・愛情不足、過保護、甘やかし
 
などという無言の圧がありますよね。
 

 
誰かが直接そう言ってくるわけでもないのに
まわりからそう見られているような
みんなからそう思われているような

そんな感覚。
 


 
 
 



誰かの悩みを理解しようとするときに、

その人が属している社会・集団では
どんな考え方や規範があるのか

そんなことに敏感になっておくことが
必要だと思っています。
 

 
過去に
外国にお住まいの方の継続カウンセリングを
オンラインでしていたことがありますが
 
同じ言葉
同じフレーズでも

所属する文化が違えば
こんなに意味が違ってくるのだ、

ということを実感しました。
 
 

自分たちの背景にある「当たり前」が違うと

容易に会話がすれちがっていくリスクがあるということです。
 
 

「こどもが学校に行っていないんです」の一言が
国や地域、文化をまたぐと
ずいぶん意味が異なってくる。
 

 
わかりやすい例として
国の違いを出しましたが、
 
同じ日本人でも

・住んでいる地域の慣習

・会社員なのか、フリーランスなのか

・仕事をしているのか、していないのか

・持病の有無
 
などで

全く同じフレーズであっても
それをその方がどんな意味で使っているかが違ってきます。
 


 
 
 


ですので

カウンセラーは
社会のことをよく知っておかなければなりません。


 
社会の動きに対して敏感になることは、
相談業をやるならば義務だと思っています。
 

 
日本の中のことだけでなく、
今世界でどんなことが起きているのか、
ちゃんと知っておかなければ
 
目の前の人の悩み、
なぜそんなに苦しいのかを
ちゃんと理解することができません。
 
 

悩みは、
社会の中で作られるからです。
 


社会の動きが悩みを作り、
また一方では解消につながることもあります。
 
 

たったひとつの法案の成立や
たったひとつの概念の認知が広がることなどが

人を救いもすれば、
追い込みもします。
 
 

社会の動きに敏感でいる努力をせず、

社会の動きが
個人に与える影響を考察することを放棄して、
 
「知らない」がために
不用意な発言をすることは

カウンセラーによる加害

なんですよね。
 
 

 
悩みは社会で作られる。
それってどういうこと?

カウンセリング講座では
そんな考え方もお伝えしています。

傾聴は、単なるハウツーではないんですよニコニコ
 
 
 
悩みをちゃんと理解してもらえない
そんな思いをしてきた方は
ぜひ私のカウンセリングにお越しください。

 

 

 

羊人と人の間には複数のストーリーが存在している。

羊自分を批判してくる「声」と、応援してくれる「声」

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