自分でもなんだこの涙は!?って
かなりびっくりしたんですが、
ああ、これってナラティヴなんだ・・
ってあとから思いました。
ちなみにナラティヴっていうのは
私が学んでいるナラティヴセラピーという心理療法です。
興味のある方は下記リンク先に進んでみてください。
なんでナラティヴなんだ・・って
思ったかというと、
私、涙する前に、
祖母との数少ない、ちょっとだけあたたかい思い出を
思い出していたんですよ。
ナラティヴでは、
人と人との関係の間に、
いくつものストーリーが存在していると考えます。
私と祖母の場合は、
私と祖母の間に存在しているいくつものストーリーのうち
対立関係の染み込んだストーリーに
スポットライトが当たっていたんですね。
ここで大切なのは、
どのストーリーも同じくらい価値があり、
ストーリー間に優劣はないということです。
つまり、
祖母が嫌いだったストーリーも
ちょっとあたたかい思い出のストーリーも
どちらも同じくらい大切にされるものであるということ。
巷でよく言われているような、
ネガティヴをポジティヴに言い換える、とか
ものごとの捉え方を変える、というのとは
違うんです。
対立の染み込んだストーリーをなくそうとするんじゃない。
そこに確かにその対立ストーリーも存在していて、
そのストーリーの中で
苦しい思いを強いられたり、
理不尽な思いをしたということは
ゆるぎない事実。
その対立ストーリーを大切に認めたうえで、
かろうじて、あえて言うならというレベルであっても
その対立ストーリーにあてはまらない部分はなかったか?
というところに興味をもっていくのが
ナラティヴなんです。
私と祖母の場合は、
数少ない、ちょっとだけあたたかい思い出を
不意に思い出したことで、
スポットライトが当たるストーリーが変わったんですね。
そこで出てきた涙だったんですよ。
人と人との間には、
いろんなストーリーが複数存在しています。
対立の染み込んだものもあれば、そうでないものもある。
どこにスポットライトが当たるかで、
感じることが違ってきます。
時間の経過などで
自然とスポットライトの当たり方が変わることもあれば
そうでないときもあります。
スポットライトの当たり方を変えてみるには
今スポットライトの当たっていない部分に興味を持ってくれる
誰かと話をすることが近道です。
ナラティヴを学んでいるカウンセラーは
そういう話のしかたをしていくんですよ。
誰かのことを憎くて仕方なかったり
嫌いで仕方ないっていうこと、あると思います。
まずは、今のその思いを大切に認めることで
はじめて次のステップに行ける。
そんな気がしています。
私のカウンセリングは
今の思いや
今どんな理不尽な立場に立たされているか、
そんなところを大切に認めることからスタートします。
どうにもならない悩みを抱えている方は
ぜひお越しくださいね
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私が臨床経験で培ってきたことと
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