ナラティヴ・セラピーで大切にされるのは
まずなんといっても、
相手を認証すること。
認証した上で、
ダブルリスニングと言って
今つらい、苦しい、という状況の裏側に必ずある、
まだ語られていない、もしくは
語られたけれども隅に追いやられている希望の側面に
スポットライトをあてるような
話の聴き方をすること。
私がナラティヴと出会ったのは
長男の不登校に悩んでいたときです。
カウンセリングの勉強のため
よく本を読むのですが
そのとき何気なく手に取ったのが
ナラティヴ・セラピーの本でした。
ナラティヴって、
そういえば心理師の国家試験のときに
名前を覚えたな~
くらいの軽い感じで読み始めました。
そのときの私は
長男の不登校に悩んでいて
まさに、つらく苦しいところにいたのです。
ダブルリスニングという考え方に出会ったとき
もしかして自分の今の状況にも、
希望はあるのだろうか?
と自分自身に問いかけるきっかけとなりました。
希望って、あると思って探せばあるし、
ないと思えばないんです。
クライエントさんが
カウンセリングを必要とするときって
絶望していたり
どうしていいかわからなかったり
とうてい希望なんてものを
信じられない状況です。
だけど、だからこそ、
私がカウンセラーとして誰かとお会いするときは
私だけは希望を信じて語りかけ続けたいと思っています。
だって、あると信じなければ
希望は見つからないのだから・・
私に希望を与えてくれたナラティヴを使って
今度は私がひとりでも多くの方に
希望を見つけるお手伝いをさせていただきたくて
カウンセラーをしています![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/590.png)
![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/590.png)
今の状況に希望があるなんて
どうしても信じられない、
絶対にあるはずがない、
そんな方こそ
私のカウンセリングに来ていただきたいのです。
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