一見似ていても
胃がんと胃潰瘍くらいちがうのです・・!
うつ病と双極性障害の違いを挙げてみます。
※加藤忠文:「双極性障害の治療と診断」より引用
双極性障害は
発症年齢が若い
再発を繰り返す
抗うつ薬ではなく気分安定薬という分類のお薬が必要
生涯にわたり再発予防をしていく
という特徴があります。
また、双極性障害の方のうつ状態では、
過眠・過食
25歳未満の若年での発症
短期間(1年くらい)に3回以上繰り返す
という特徴がみられます。
うつだと思っていても、
このような傾向が見られる場合は、
双極性障害の可能性も考えて
様子をみたほうがいいでしょう。
双極性障害は遺伝要因も大きいので
ご家族に双極性障害の方がいらっしゃる場合も
うつではなく双極性障害かもしれない
という可能性を頭に置いておく必要があります。
双極性障害は、診断にも時間がかかり
その間うつと躁を繰り返す、
とても苦しい病気です。
ご家族が双極性障害を抱えている場合、
そして苦しんでいる姿をみている場合、
どういう接し方がいいのか悩みますよね。
それに、ご家族が双極性障害を抱えていることによって、
あなた自身も影響を受けてしまいますよね。
私のカウンセリングでは、
ご家族の状態を相談できるだけでなく、
あなた自身に焦点をあてたお話も
丁寧に聴いていきます。
たくさんつらいことがあったけれど、
自分は今どのへんにいるのかな?と思ったら
人生の木を描きに来てくださいね!
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