双極性障害は、


活動的な躁状態と無気力になるうつ状態を

繰り返します

 

 

 

もちろん一概には言えませんが、

 

比較すると

うつ状態の時期が長い方が多いです。

 

 

 

私の知っている方で、

年単位のうつ状態のあとに

数ヶ月の躁状態となる方もいました。

 

 

 

それくらい、多くのケースでは

うつの時期のほうが長いのです。

 

 

 

 

 

 

うつ状態は、言うまでもなく、

無気力になり、

憂鬱になり、

焦燥感もあり・・

 

想像するだけでも

とても苦しい状況です。

 

 

 

双極性障害の方の場合、

このただでさえ苦しい状況の中、

 

ぽってりフラワー躁状態のときの自分の行動を振り返り

後悔したり自分を責める

 

ぽってりフラワー躁状態のときのやる気に満ちた自分や

自信にあふれた自分との違いに苦しむ

 

という状態に陥りやすいです。

 

 

 

 

 


 

病気の経過の中で

躁状態を経験することによって、

 

うつ状態のときの苦しさが

余計に増してしまうのです。

 

 


 

うつ状態に転じたとき、多くの方が

「死にたい」という思いを抱えます。

 

 

 

気分の波を経験し、その間に起きたことを

ひとりで受け止めるのは

とてもとても酷なことなんです。

 

 

 

病気だと気付かないままに日常が壊れていく【双極性障害】でも書きましたが、

 

双極性障害では病気(特に躁状態での病的行動)によって

周囲の信頼を失います。

 

 


 

その結果、


家族も職場も友人も失い、

ひとりぼっちで

病と闘っている方がたくさんいます。

 

 

 


 

 

 


しかし、

 

ひとりで闘えるほど、

双極性障害は甘くありません。

 

 

 


病気によって

性格がガラッと180度変わるような感覚は、

 

自分がどんな人なのか

自分でもわからなくなります。

 

 

 

常にうつ状態の苦しさを

味わうことの恐怖に怯え、

 

躁状態になったら

自分の行動が制御できなくなることを心配する。

 

 

 

このサイクルから抜けられないのです。





 

 

 

それはまさに、

「死にたくなる」ほどの苦しみであり、

 

「死んだほうがまし」と

思わせるくらいのものです。

 

 


 

双極性障害の患者さんの8割が

「死にたい」という思いを抱えており、

 

その半数が実行にうつそうとしたことがある、というデータがあります。

 

 

 

双極性障害の患者さんの自殺率は、

一般の方と比較して

10倍以上になるとも言われています。

 

 

 

特に、うつ状態に転じるタイミングや、

完全なうつ状態から少し元気がでてきたタイミングが

危険だとされています。

 

 

 

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双極性障害は

ご本人もまわりも苦しくさせる病気です。

 

患者さんを支えていくご家族は

ご自身も心のケアを受けていかないと

心がこわれてしまいます。

 

ゆっくり丁寧にお話をお聴きしますので

ぜひ休憩しにいらしてくださいね。


関わり方のヒントもお伝えできます。

 


 

 

 

 

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