白石稲荷山古墳〜春の美墳巡り。群馬県藤岡市 | 徒然コオロギ庵~旅する似顔絵師~

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一年の半分を旅に過ごす似顔絵師コオロギの日々の雑記。趣味の古墳巡り&地質巡り&車中泊アレコレetc徒然とだらだらと書き尽くします

ゴールデンウィークを挟んだ関東滞在から無事戻りました!
日が長くなったのもあって、いろんな所を巡りました。
半年分くらいのブログネタバレの収穫がありましたよ!


このゴールデンウィーク

移動しながら古墳巡りもしましたー!


訪れた古墳が

春の新緑、柔らかい光の効果もあって?

どれも美しい古墳ばかりだったので

思わず美墳巡りなんてタイトルを(笑)

春の美墳祭りパン!?


まずは

群馬県藤岡市の白石稲荷山古墳!


近くの七輿山古墳は訪れたことがあったけど

こちらは初めて!


見晴らしのいい段丘上にある175mの

前方後円墳っ!

5世紀前半築造。

墳頂部から2つの竪穴式礫槨が見つかってるとのこと。

白石稲荷山古墳は三段に造られており、全長155メートル、前方部幅80メートル、後円部径90メートル、高さは前方部で6メートル、後円部で13.5メートルという大型前方後円墳です。
昭和8年(1933年)の調査により2つの竪穴式(たてあなしき)礫槨(れきかく)が墳頂部から確認されています。この主体部からは鏡や直刀、石で作られた枕・鎌・下駄などの石製模造品(もぞうひん)が出土しています。また、主体部の上には豪族の館を思わせる家形埴輪や短甲形(たんこうがた)埴輪が設置してありました。
 副葬品に直刀、銅鏡、首飾りに使われた勾玉などの他、石製模造品が多数出土してます。これらの出土品は東京国立博物館に収蔵・展示されています。


こちらからコピーしました下矢印


看板と全長が違うな。


さきたま古墳でも礫槨が使われてるけど、、

結晶片岩が採れる地域なら

板石を積んだ竪穴式石槨もできるのになー

不思議だわ。


遠景。


はい、もう美しいよね。

綺麗に草が刈られてシルエットが美しいです!


手を合わせて古墳に登ります。

墳頂部には


巨大な石碑がっ!


後円部から前方部を眺めたところ


わーーーーーっ!と駆け出したくなるスロープ

やはり100mをこす古墳は壮大ですラブ

でも、お墓なので騒いだらダメよww


後円部から前橋や高崎方面の景色。



七輿山古墳といい、

すぐ近くに川が流れていて

教科書どおりな古墳の最適立地OK


桜の木はもう緑。



埴輪片?も


チラホラ。

葺石かな?


結晶片岩ラブラブラブ

群馬や埼玉の古墳は結晶片岩多用してて

もうそれだけでワクワクしますラブ


すぐ近くに陪冢の

十二天塚古墳、十二天塚北古墳があるらしい。

地図によるとたぶんこの辺下矢印


続いて博物館と埴輪窯跡へ行きましたウインク
下矢印 



古墳の詳細はこちら下矢印


  これまで訪れた群馬県の古墳

群馬県藤岡市