蛇穴山(ジャケツザン)古墳!! | 徒然コオロギ庵~旅する似顔絵師~

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一年の半分を旅に過ごす似顔絵師コオロギの日々の雑記。趣味の古墳巡り&地質巡り&車中泊アレコレetc徒然とだらだらと書き尽くします

夏の余韻を噛みしめながら

夏の旅のブログをタラタラ書きます。

口笛うずまきうずまきうずまき


三密を避けて群馬の古墳&遺跡巡り、

保渡田古墳群、下芝谷ツ古墳、三ツ寺Ⅰ遺跡、国分寺、国分尼寺、総社古墳群の宝塔山古墳

に続いて訪れたのが

群馬県前橋市にある



蛇穴山古墳!

ジャケツザン古墳と読むそうです。。


へびあなやま、、と読んでも

なかなかきわどいですがヘビハッ

ジャケツザンっ!

怖さ増し増しですよねガーン


箱根にある地名、蛇骨野(ジャコツノ)を思い出させます。。


そんな蛇穴山古墳、

宝塔山古墳のすぐお隣にあります。


1辺44mの方墳(四角い古墳)。


宝塔山古墳に比べて平べったいですね。


同じように立派な


横穴式石室!キラキラ

石室前広がる前庭と呼ばれる部分が特徴的な古墳だそうですウインク


ここも石室の中に入れ、、ますが、、



暗っ。

写真のホワイトバランス失敗スマホアセアセ


改めまして


ここにも石棺が残ってますウインク


でもね、、キョロキョロタラー

蛇穴なんて名前がついてたら

石室に入って石棺を間近で見る勇気、

無いですーーーガーンガーンガーン!!


基本、ビビりですえーんタラー


というわけで

石室外からの写真で申し訳ないですが

石室の天井、奥壁、左右の壁が

一枚岩でできていることが

お分かりいただけますでしょうかラブ??


天井写ってないな。ゴメンなさい。


2~3m四方の

巨大で綺麗な一枚岩に加工するという

7世紀末から8世紀初めの

石材加工技術の高さキラキラ

これが伝わると嬉しいです!


ちなみに石材は




輝石安山岩のようです。

写真だと花崗岩っぽく見えるね。


と、近代建築をも彷彿とさせる7~8世紀の美しい横穴式石室を礼賛しといてなんですが、、平たい石などを大量に集めて積み上げて、石棺を念入りに閉じ込めて、さらに粘土で完全密封!開封厳禁!みたいな3~4世紀の竪穴式石室(石槨)が、、やっぱ好きラブ横穴式石室みたいに中に入ったり棺を見ると、古墳見学したっ!て感じはするし、スマホ映えたりしますが、棺ってね、ホントは見てはいけないモノって感じかするのです。美しければ美しいほど、見てはいけないものを見たような気になりますもぐもぐ。横穴式石室にも平たい石を積み上げたものもありますが、古墳が造りはじめられた時代の、つたないながらも工夫して石を積み上げて棺を閉じ込めた竪穴、、必死さを含めて、なんか好きラブキラキラ



古墳を横から見たところ。



うん、平べったい。


宝塔山古墳、蛇穴山古墳横には

前橋市総社歴史資料館があります。

今回は夕方に訪れたのですでに閉まってました。。無念。


続く。




上野国分寺下矢印


上野国分尼寺下矢印


宝塔山古墳下矢印