【5/15北海道】授業・講演での伝え方研修
こんにちは。
「なるほど&エンタメ&タメになる」精神医学を提供する、
なるタメ精神科医の西井重超です。
本日は、日総研出版様主催で北海道で、
「学ぶ側の「主体性」「満足度」「理解力」を引き上げる 」
というテーマで講演・研修をしてきました。
今日も1つ教え方のヒントをお伝えしたいと思います。
私の講義がわかりやすいと言われる理由の一つに
具体例ではセリフで話すということがあります。
1.娘が母の日に日々の感謝を伝えてくれた。
2.娘が母の日に「お母さんいつもありがとう」と言ってくれた。
起こった内容は同じです。
しかし、口に出して読んだときに
相手への伝わり方が全然違います。
記憶や感情にアプローチしたい場合は、
具体例にセリフ混ぜてみてください。
「なるタメ」精神科医の西井重超でした。
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【3/29研修 奈良県病院協会看護専門学校】精神障害・発達障害の理解
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「なるほど&エンタメ&タメになる」精神医学を提供する、
なるタメ精神科医の西井重超です。
本日は奈良県病院協会看護専門学校様で
精神障害・発達障害の理解というテーマで研修をさせていただきました。
1つの看護学校単独で依頼を受けることが最近出てきております。
基礎からの発達障害に関する知識の再確認からはじめ、
最近のトピックスである合理的配慮をお伝えさせていただきました。
地元奈良県の出身なので、
懐かしい風景に心癒されながらの研修でした。
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北九州ADHDセミナー開催御礼
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「なるほど&エンタメ&タメになる」精神医学を提供する、
なるタメ精神科医の西井重超です。
本日は、産業医科大学のおひざ元北九州で
4月から関西に戻るわけなのですが、
九州最後の夜を講演会で締めくくれるのは
非常にうれしいことでした。
なじみの先生方も駆けつけてくださり、
九州を第二の故郷として
またこれからも精神医学と産業医学の道を歩み
ADHDをはじめ困っている方々のために
微力ながら貢献していけたらと思いました。
本日は、いままでの御礼という形でのブログとなりますが
いつも読んでくださっているみなさまと
応援してくださっている先生方みなさまに対し
改めて感謝の意を述べたいと思います。
いつもありがとうございます。
「なるタメ」精神科医の西井重超でした。
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【3/10兵庫県職業能力開発促進センター】発達障害の理解と対応について
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「なるほど&エンタメ&タメになる」精神医学を提供する、
なるタメ精神科医の西井重超です。
今日は兵庫県職業能力開発促進センターで
発達障害の理解と対応について研修をさせて頂きました。
学校でもよく受ける質問の1つに
目指す職業が明らかに適性でない人はやめさせた方がいいのか
という質問があります。
この質問の答えに正解はありません。
私のスタンスとしては
「本人とよく話し合い、本人に悔いのない人生を。」
です。
ただ、話し合いのコツはあると思います。
その1つがサンクコストという心理学の考え方で、
それまでに投資した時間やお金などが大きいほど
こだわって諦められなくなるということです。
例えば、勉強し始めて1か月程度ならあわなかったら諦めれます。
それが1年2年となるとその時間を棒に振ることになるので
明らかにいばらの道であっても諦めれないという心理的なワナに
かかってしまうことです。
恋愛で、何年もつきあってた恋人と別れ話になって
「別れるなら私の青春返せ!」みたいなことを言ってる人がいます。
たくさんの時間をかけていたから後戻りをすることが出来なくなっているんですね。
もちろん「やってみないとわからない」という考え方もありますので、
挑戦し突き進むのもアリでしょう。
ただ、指導や支援にも限界があります。
指導する側はどこまでなら支援できるが、
仕事が上手くいくかは自分次第であることは伝えておいた方がいいでしょう。
引き際を「何か月の時点で諦めるかやりつづけるか考え直す」と設定しておくのもありでしょう。
また、テストなどを行い数字などで評価できる客観的な評価基準を作って
基準まで達せない人は卒業できないシステムをちゃんと構築するのも1つですね。
指導員の目という曖昧な評価はトラブルの可能性も出てきてしまいますので。
まとめるとこんな感じです。
1.適正でない人が卒業しないよう評価基準を見直す。
最後に公的機関なのでちょこっと合理的配慮の紹介をして終わりました。
合理的配慮と言われると身構えてしまいますが、
まずは少しずつ理解していくことが配慮の一歩です。
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発達障害研修(合理的配慮も含めて)in東京医療保健大学
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なるタメ精神科医の西井重超です。
今日は東京医療保健大学様のご依頼で
「発達障害の理解と 看護学教育における学生支援の方法」
というテーマで発達障害の講演をさせて頂きました。
お願いされていたサブテーマは今話題の合理的配慮です。
僕は産業医学でよく言われるアレが
合理的配慮と似ていると思っています。
配慮。
そう、安全配慮義務ですね。
どこが似ているかと言うと、
どこまで配慮したらOKかという明確な線引きがないということです。
安全配慮義務も線引きがありません。
だからといって配慮をしないと、配慮が足りないということで
罰せられる可能性はグッと上がるでしょう。
逆にある程度きちんと配慮することが、
法令順守への一歩となります。
というわけで、発達障害への合理的配慮への一歩は
まずは「知る」ことから始まるとお伝えをしました。
専門家を名乗るほどの知識は求められないでしょうけれども、
少しでも知識を付けることからスタートすることが
配慮への一歩だと考えます。
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パーソナリティ障害研修~福岡県田川保健福祉事務所様より~
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なるタメ精神科医の西井重超です。
今日は福岡県田川保健福祉事務所様のご依頼で
パーソナリティ障害の講演をさせて頂きました。
テーマは「パーソナリティ障害の対応法」とのことで
お役所などが困っている病的クレーム対応などについてを
話させていただきました。
保健所様主催だったので参加人数はほどほどかと思いきや
会場入りしたらざっと5~60人くらいおられびっくりしました・・・。
いつもの話に加えて時期的な話題である合理的配慮についての話をしました。
パーソナリティ障害の対応は一貫した対応が大切であること。
一貫しない対応は一時的に特別扱いをするなど良いと思ってしたことであっても
相手にとってははしごを外されたように不安を与えること。
を、わかっていただけたらと思いました。
私がよく言っている
「ずっと出来ないサービスはサービスではない。
サービスが出来なくなった時に逆に見捨てられたかと思わせる種にもなる。」
ということですね。
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成人期ADHD講演in鹿児島~産業医視点と法改正(合理的配慮)を交えて~
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なるタメ精神科医の西井重超です。
今日は鹿児島にてADHDの講演をさせて頂きました。
合理的配慮についての話をしました。
合理的配慮は平成28年4月1日から
一部法律で義務化もしくは努力義務化をされる取り組みです。
ざっくりと一部分をかいつまんで言いますと
障害者雇用促進法では民間企業は
従業員に対して合理的配慮が義務です。
障害者差別解消法では民間企業は
利用者(お客様など)に対して合理的配慮が努力義務です。
「障害者だからってつっぱねちゃだめよ、配慮してね。」
っていう話です。
まだあまり知られていないようで、
興味を持って知っていただけたようで幸いです。
また症例カンファ的な時間があり、
個人事業主の方の症例など
実際の仕事現場である問題のディスカッションも行えました。
事務の人がしっかりしていれば、予定忘れなどは多少事務の人が
リマインドしてくれることがある等具体的な内容の話ができ、
好評をいただきました。
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【悲報】授業に協力した学生に罰を与える講師
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なるタメ精神科医の西井重超です。
最近、研修のため座学で学生の立場になることが
あるのでそこで経験したことを話します。
私が授業を受けているときは自分の中には
学生の自分と講師を評価する自分がいます。
良い授業を受けるといい方法を取り入れようと思います。
つまらない授業を受けるとこれは自分は決してやらないでおこうと
反面教師にすることが出来ます。
今日は講師の先生がやってしまった事例を1つ紹介します。
今後自分のスライドにいれようと、
忘れないように早速スライドも作りました。
講師がある知識について聞いたことがあるかと言った発言に対し、
協力的な1人の生徒が挙手をしました。
講師はその生徒を当てて、その知識の説明をさせようとしました。
その後、この講義中は二度と誰も協力的に手を挙げる人はいませんでした。
だって・・・、普通に考えたら嫌でしょ。
分からなかったら人前で無知を晒すわけですし。
結局のところ、先生がその知識の説明を少しされました。
「ほとんどの人が手を挙げてないなら、
当てて言わせずに説明しろよ!」
って思うんですけどね・・・。(苦笑)
挙手により1人しか知らない(もしくは知識に自身がない)と確認できたら
先生自ら説明すればいいんです。
その挙手の一番の効能は、当てることではなく
どれだけの人が知識を持っているのかの調査だと思います。
だから当てる必要はない。
わざわざ時間を取ってその先生が生徒を当てた行動は、
生徒に恥を書かせた効果と、先生本人が悪評を得た効果しかありません。
常々言っていますが、学生の嫌なことをしなければ
講義はスムーズにすすみます。
是非1つ1つの行動の授業への効果を考えながらやってみてください。
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【教え方研修】高齢者虐待の原因の具体例は「介護疲れ」ではない
こんにちは。
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なるタメ精神科医の西井重超です。
本日は、日総研出版様主催で名古屋にて
「学ぶ側の「主体性」「満足度」「理解力」を引き上げる 」
というテーマで講演・研修をしてきました。
今日も1つ教え方のヒントをお伝えしたいと思います。
私の講義がわかりやすいと言われる理由の一つに
具体例きちんと言えるということがあります。
いくつか質問をいただいた中に
「何が言いたいかわからない」と生徒に言われます。
と、悩んでおられる先生がおられました。
先生自身はきちんと伝えようとしているつもりなのに、
これは切実な問題です。
たまたま授業プリントを持ってきておられていたので
プリントを見つつ少し話を聞いていると、
具体例の例示の仕方に問題がある事が気づきました。
分かりやすくするために、少しアレンジして言います。
「高齢者虐待の具体的な理由は?」と私が尋ねたら
「介護疲れとか」とおっしゃるわけです。
「介護疲れ」は具体例じゃありません。
具体例とは「家族が24時間付きっ切りで、おじいちゃんが夜中に徘徊とかしだしたら連れ戻したり、おばあちゃんを留守にさせれないから気軽に外食にも出かけられない。それが3年4年と続くんです。」
これが具体例です。
核家族化で高齢者と一緒に住んだことがない20歳行くか行かないかの学生が
「介護疲れ」と言われてピンと来ない場合だってあるでしょう。
具体例とは誰でも頭で同じ絵が描けるような例です。
是非、明日から具体的な話が出来るよう工夫してみてください。
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眠いのは 教える側が 座るから
こんにちは。
「なるほど&エンタメ&タメになる」精神医学を提供する、
なるタメ精神科医の西井重超です。
授業中や講演中によく寝る人がいるのでなんとかしたいという悩みが
多く寄せられます。
原則はわかりやすく話すことなのですが、
私がやっていても眠い空気が漂うときがあります。
それは私の体調が悪いときです。
全日遅くまで仕事をしていたり風邪をひいて体力がなかったりすると
自分ではいつも通りにやっているつもりでも動きが鈍い。
限界が来て片手を壁や黒板につけて話をしたりすると、
かなり眠そうな人が増えてきます。
なので、講義の前日は十分な休息が必要と考えています。
今日お伝えする聞き手を寝させないために最低限必要なこと。
それは座って話をしないことです。
実際に学生からも座って授業をしないで欲しいという声が
多数挙がっています。
立って話していても壁に寄り掛かったら眠い空気が流れるのですから、
座って授業するのは学生に眠れと言っているようなものです。
ただ、高齢になってくると立っての授業はきついのは事実です。
立ちながら喋るので体力もかなり使います。
私も今はまだ一日5コマの授業(1.5時間×5コマ)は耐えれますが、
年々体力の減退を感じます。
多分60代くらいになったら、最終的に1コマが限界になるんじゃないだろうか。
そんな心配もあります。
もし座って授業をしている先生がおられたら、
出来るだけ体調を整えて立って授業をするようにしてみてください。
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