人生の全体攻撃をうまく取得する | 精神医学をもっとわかりやすくもっと面白く。

人生の全体攻撃をうまく取得する

こんにちは。
 「なるほど&エンタメ&タメになる」精神医学を提供する、
なるタメ教育系精神科医の西井重超です。


今日も日記のようなものですいません。
好き勝手書いているので、討論好きの人とかは読まないでください。


私は資格をいくつか持っています。
医師免許以外に代表的なもので言うと、
・日本精神神経学会 専門医
・日本産業衛生学会 専門医
です。


あと、現在クリニックの院長をしています。


私は元々成績が良くなかった方なのと親が自営業なので、
資格がちょっと好きで、自営業になってしまいました。
(資格が有効かどうかの価値観を他人と論じるつもりはありません。)

祖父・父とずっと自営業を見てきた私は、
お客さんがいないと会社がつぶれるという
ごく当たり前のことをいつの間にか考えるようになっていました。


いきなりですがドラクエの攻撃魔法は次の3種類に分けることができます。
1.単体攻撃(メラなど)
2.グループ攻撃(ギラ、バキなど)
3.全体攻撃(イオなど)

私の頭の中では資格も3種類に分けて考えます。

ドラクエのように厳密に分けることは出来ないのと、
どこに属させるか若干ブレる場合がありますがこんな感じです。
1.単体攻撃(精神保健指定医など)
2.グループ攻撃(産業衛生学会専門医、医学博士など)
3.全体攻撃(医師免許、内科専門医、精神科専門医など)


資格のメジャーっぽさが分類の根拠の1つです。
単体攻撃より全体攻撃の方が一般の人に認知や理解がされやすいという考えです。
たくさんの患者さんに来院していただけるかどうかの目安になります。
これ言うと精神保健指定医の先生は気を良くされないと思いますが、
精神科専門医の方が一般の人にはおそらくわかりやすい資格であるということです。


あとは、これこそ専門医なんてなくてもいいと考えているの方と近い意見かもしれませんが
単体攻撃は職人芸というか技術的・業務的なことに直結するものを分類させています。
経験症例数1000例とか言う条件の専門医があるとしたら、単体攻撃に分類すると思います。
資格がなくても、累計何例の手術を経験したなどもこれに属します。
凄さが分かってもらいにくいものが多いです。


グループ攻撃は単体攻撃とグループ攻撃の中間です。
医学博士は全体攻撃に入れようか迷いましたが、独断で暫定的にここに入れています。
マニアックな分野の人であれば、ある程度深い理解を得られる資格です。
怒られるかもしれませんが、放射線や病理の専門医はここかなぁ。


あ、再度言いますが、勝手に私が考えているだけであって
これについて他の人からの意見や討論は一切求めていませんので。
好きにしておいてください。


単体攻撃ばかりを磨いてきた先生は。実力や技術力を何より大事にします。
一方で全体攻撃もわりと重視する先生は、職人気質の単体攻撃重視の先生からすると
手に職をつけずに何が医療だと批判を受けることもしばしばあります。
どっちが正しいというわけでなく生き方・考え方なので押し付けるものではありません。

私はクリニックの院長をする身ですので、
従業員の皆さんの明日の給与も私の手にかかっています。
全体攻撃を取得し、多くの患者様にわかっていただき
クリニックをうまくつぶれないようにしないといけません。


なので私は全体攻撃やグループ攻撃をうまく取得しつつ、
単体攻撃で病気にトドメをさせるよう腕を磨いています。


ただやみくもに毎日を過ごすのではなく、
数年後の自分のためになるように資格取得やスキルアップを取り組んではいかがでしょうか。


 「なるタメ」精神科医の西井重超でした。
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