あいかわらずQueenですが,今回もおつき合い下さい。
それでは,過去記事のまとめから。
Queen 過去から現在へつなぐ曲 Doing All Right に絡むお話
Queen フレディがマイケル・ジャクソンと残した録音などなど
Queen ロジャー・テイラーについて思うこと
Queen ブライアン・メイ初めてのソロ・プロジェクトが楽しい
Queen ジョン・ディーコン参加の最後の曲 そしてフレディデビュー前の曲
Queen 映画「ボヘミアン・ラプソディ」三番目のフレディ Marc Martel
Queen フレディ存命中最後の作品 INNUENDO
私が選ぶQueenの最高傑作アルバム Queen Ⅱ
PENTATONIXのボヘミアン・ラプソディ
Bohemian Rhapsody の素敵なカバー Brooklyn Duo
今回は,2回に分けて,ブライアンのギターについて書いてみます。
ブライアンのギターといえば,デビュー当時は,暖炉を壊してお父さんと自作したギター,だとか,6ペンス硬貨をピック代わりに使っている,という情報がよく聞かれました。
まぁ,暖炉だけでギターが一本できあがるわけないじゃないですが^^
レッド・スペシャルと呼ばれるこのギターについての情報は,自宅の机や友人の家の暖炉に使われていた木材,バイクの部品から,母親の編み棒など,そこらへんにある物を片っ端から流用し,2年がかりで作成したことは,今だとネットですぐに調べることができます。
あの独特の音色も,通常のギター製作ではあり得ないような配線の賜物のようです。
また,ブライアンが弾きやすいように作成しているので,万人に弾きやすいギターとはなっていないらしいです(コピー商品でも,手に持ってみたことがないので実のところはわかりませんが)。
彼は,ほとんどすべてのスタジオでの録音や,ライブ演奏でこのレッド・スペシャルを使っているので,ブライアントいえばレッド・スペシャルというイメージが強いですね。
そんな彼が,レッド・スペシャル以外のギターを弾いている場面ってすぐに思い出せますか?
映画「ボヘミアン・ラプソディ」でのクライマックス・シーン,ライブ・エイドの演奏シーンの中ではカットされていましたが,当日演奏されていた曲があります。
1980年発表のアルバムThe Game(ザ・ゲーム)に収録されていたCrazy Little Thing Called Love(邦題:愛という名の欲望)の演奏ですが,ライブ・エイドではフェンダー社のテレキャスター1978年モデルを,PVではフェンダー社のエスクワイアの1967年モデルを弾いています。同じ曲ですが2曲続けてご覧下さい。
思いつくままに書いているので,いきなり年代順でなくなってしまいました。。。
次は,1986年発売のA Kind Of Magic(カインド・オブ・マジック)から, Princes Of The Universe(プリンシズ・オブ・ザ・ユニヴァース)のPVです。この曲は,映画「ハイランダー悪魔の戦士」のサウンド・トラックとして書かれた曲です。
ここでのブライアンは,Washburn社のフライングVを弾いています。型名は,RR V White。
1980年発売のThe Game(ザ・ゲーム)収録のPlay The Game(プレイ・ザ・ゲーム)のPVでは,Satellite社のストラトキャスターを使用している姿を見ることができます。
続きは,また明日。