映画「ボヘミアン・ラプソディ」は,興行収入が日本で100億円を突破し,アカデミー賞にも5部門でノミネートされるなど,まだまだ話題が尽きないようです。

そんな話題に便乗し,あいかわらずこのブログでもQueen(クイーン)ネタを続けさせていただいてます^^

今回は,ジョン・ディーコン,ブライアン・メイと続きましたので,今日は,ドラマー,Roger Taylor(ロジャー・テイラー)についてご紹介します。

実は,私は,ドラマーとしてのロジャーは最初は好きじゃありませんでした。技術的に目を見張るものもなかったし,何よりもイケメンすぎて。。。


え?そこなのか?


今はクイーンのドラマーはロジャーしかいないと思ってますよ(^^)v


そんなロジャーは,早くから精力的にソロ活動を行っていました。


1977年,A Day at the Races(邦題:華麗なるレース)を本家で出した頃ですね。その年には,I Wanna Testify(アイ・ウォナ・テスティファイ)というシングルを自費制作しました。

 



そして,その4年後,本家のツアーが忙しい(?)合間を縫って,ソロ・アルバム Fun In Space(ファン・イン・スペース)を発表します。このアルバムは,一部のキーボードのみ他者にまかせてはいるものの,作曲を含め,ボーカルはもちろんのこと,全ての楽器を自分で演奏しプロデュースするほどの徹底ぶりです。

そのあとセカンドアルバムまで出していますが,驚くことに,1987年には,自分のバンド The Cross(ザ・クロス)まで結成し,アルバムを3枚出してしまいます。バンドといっても,最初のアルバムは,また,ほとんど一人でやっちゃってるのですが。
とりあえずバンドという形をもったザ・クロスでは,ボーカルとギターを担当するロジャーなのでした。

もともと,本家のアルバムでも,メイン・ボーカルの曲まで入れちゃうくらいですから,頭の中はやりたいことだらけだったのでしょうね。

ソロ・アルバムでもクイーンの楽曲でも,ぱっとしなかったロジャーですが,1984年に発売されたシングルRadio Ga Ga(レディオ・ガ・ガ)やKind Of Magic(カインド・オブ・マジック)など後期になるとクイーンを代表するヒット曲が生まれいていきます。


やっぱりロジャーはクイーンになくてはならない存在でしたね^^
あのハスキーな力強いボーカルや,バッキングに回った時のハイ・トーンのコーラスはロジャーならではです。


いつもより文字の量が多くなってしまいました。
なぜ,ジョンやブライアンよりも熱心にロジャーについて語っているかと言いますと。。。。



嫌い嫌いと言いながら,クイーンのメンバーで一番気になる存在なのがロジャーだったりするのです^^;
アルバムも全部持ってますし(^^ゞ


ということで,最後までおつき合いいただいたお礼に,ロジャーの珍しい曲を2曲。

最初は,ロジャーがSmile(スマイル)のドラマーとして活動する以前(まだ1960年代です)にいたバンド The Reactions(ザ・リアクションズ)から貴重な1曲を。ボーカルとドラムはもちろんロジャーです。

 

 


次に,2006年に,息子と一緒に出した曲 Woman You're So Beautiful (but still a pain in the ass)をどうぞ。名義は,Felix and Arty(フェリックス・アンド・アーティ)ボーカルは,息子のフェリックス君です。