なんだかブログの更新が滞っているにもかかわらず,毎日訪問してくださる方がいるようです。ありがたいことです。

きっとQueen(以下クイーン)の記事を求めている方が多いと思われますので,今回もまたクイーン関連でいきましょう。


今回ご紹介するのは,ギタリスト Brian May(ブライアン・メイ)のソロ・アルバム(?)です。


映画「ボヘミアン・ラプソディ」では,フレディがソロ・アルバムを作成すると宣言した事に対して,メンバー達から非難を浴びせられ,ここでメンバー間に亀裂が入ったかのようになっていましたね。この映画は,あくまでもドキュメンタリーではないという前提があるので,これはこれで話の筋がわかりやすくていいのですが。


今回ご紹介するのは,あの伝説のLive Aid(ライブ・エイド)が開催された2年前,1983年にリリースされたブライアン初めてのソロ・プロジェクトによるミニLPです。フレディ以外にもソロアルバムは出してたわけで^^
ロジャーにいたっては。。。。
あ,これもネタにできるので,違う機会にでも。


クイーンとしては,この前年に Hot Space(ホット・スペース)を出し,ファン離れが加速していた時期でありましょうか。
あぁ,ここら辺も一回分書けそうなので,いつか気が向いた時にでも。


どうも,脱線ばかりですみませんm(._.)m


ブライアンの息子に,「お父ちゃん,僕この番組が好きなんだけどギター弾いてみてー」と言われたかどうかはわかりませんが(^◇^;)
息子の好きな「スター・フリート」という番組の主題歌のカバーをお友だちとちょこちょこっとカバーしちゃいました,って感じのアルバムがこの1983年にできちゃったミニLPとなります。


そして,そのお友だちというのがすごい!


一緒にギターを弾いているのが,Eddie Van Halen(エディ・ヴァン・ヘイレン)なのです。
それも驚きですが,他には,ドラムにAlan Gratzer(アラン・グラッツァー),彼は,この時期,REOスピードワゴンのドラマーでした。REOもこの時期人気がうなぎ登りでしたね。
ベースは,Phil Chen(フィル・チェン)。これもロッド・スチュワートの絶頂期(?)Hot Legs(ホット・レッグス)やDa Ya Think I'm Sexy?(アイム・セクシー)でベースを弾いていた方です。ジェフ・ベックやボブ・マーリーなどとも共演しています。
キーボードは,Fred Mandel(フレッド・マンデル)です。彼は,ピンク・フロイドのThe Wall(ザ・ウォール)で演奏しています。クイーンとは,Hot Spaceでの共演,その後もいくつかの曲やフレディのソロ作品でも演奏しています。


そんな彼らが,Star Fleet Project(スター・フリート・プロジェクト)として発表したアルバムの中から,1曲目のStar Fleet(スター・フリート)をお聞き下さい。冒頭部分は,ふざけてるの?って感じですが,けっこう本格的にハードロックしてます^^
ブライアンのボーカルもなかなか。あ,そうそう,ロジャーもバック・ヴォーカルで参加しています。

 


2曲目は,思いっきりブルースで遊んで(?)います。二人のギターのかけ合いに興味のある方だけお聴き下さい(笑)
Let Me Out(レット・ミー・アウト)です。

 


そして,B面丸々使ったブルース・ジャム,エリック・クラプトンに捧げられたBlues Breaker(ブルース・ブレーカー)です。聴いているとついつい頬の筋肉が緩んでくるような楽しそうな演奏となっています。