石の上にも○○年~物書き志望女のひとりごと -8ページ目

石の上にも○○年~物書き志望女のひとりごと

日常で気になったことや、長い物書き志望歴で思ったことをランダムに綴ります。

GWに洋服の整理をちょっとだけやったら、ほとんど着ていない服がたくさん出て来た。


なぜ着なかったかというと、たとえば腕が多少窮屈だとか、ウエストが合わなくなったとか、それを着て出かけるような外出先がなくなったとか。


コロナ禍もあって、家の中や近所ばかり、汚れても構わないテキトーで楽な服装しかしなくなっていたので、それらをなるべく着てみることにした。

それで結構気分が上がったりしている。

 

何年か前であれ、通販であれ、実店舗であれ、自分が気に入ってお金を払って買った服。
おお、着てみると、やはり好き。

型が古いとか、年齢的に顔とマッチしなくなってしまった、とかは置いとくとして。


全くきれいに忘れていたので、知らずにいたら同じようなものを買ってしまっていたかも。


で、これと同じような感覚を覚えたのが、昔やっていた映画ブログ。

 

もう10年以上も前のこと、目次を数えてみれば305件のレビューがある。

途中で媒体を変え、前の媒体はもはや存在しないので読めなくなっている分もあるけれど。

(映画ブログについて一度書いていた →「映画ブログやってました」  

レビュー件数が微妙に違ってるけど、なぜなのかよくわからない……)

 

 


最近古い映画をテレビ視聴して、これを最初に観たのはいつだっけ、どんなことを思ったんだっけ、と久しぶりに閲覧してみたこのブログ。


ざっと目次を眺めてみたが、こんな映画知らない……と本気で思ったものが約半分。

レビューを読んでみたら、そんな話、本当に観たんだっけ? と全く記憶に残っていない。

 

まあそんな昔にたった1回しか観ていないものであれば、覚えていなくても仕方ないかもだけど、それにしても。


感動して褒めてこの一本に出会えてよかった、などと書いてあるのに何だよ自分、と悲しくなったり。


最近観て持った感想で、このブログに同じことが書いてあったりすると、ああやっぱり自分が書いたのね、と笑ってしまったり。


好き嫌いは案外変わっていない。

古い洋服を引っ張り出して気に入って着ている今、映画も好みだったものはやっぱり今も好きと感じる。


で、そのブログ、目次の上から順に読み直し始めてみた。


何度も観たものはともかく、内容を覚えていない映画については、新鮮。

 

ここで褒めてあって、今テレビ録画しただけで放置したままのものが結構ある。


この感想を書いたのは自分。

ならば、これを参考に次に視聴するものを選んでみたら、割に満足度が高いかも。


新作を観に映画館に出かけるとき、評論家やSNSを参考にしたことがあるが、まあ好みは人それぞれ。これは違った、と思うことも多かった。


というわけで、洋服と同じように、過去の自分を信じてみようかな、と。


好きな俳優さん目当てで観て「カッコイイ~!」とかに終始しているトンチキで全然映画評になってないものもあるが、そのおバカさ加減にしても、やっぱり自分が書いたんだな、と納得してしまう。

 

(終)
  

 


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巖頭館へようこそ

 

 

 

 

 

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バラを育ててはいけません (ファンタジー)

 

 

 

 

 

コロナ禍でご無沙汰だったものの、そういえばそれ以前はこうだった。

と、この4月5月で思い出した。

 

毎年この時期になるとテレビが嬉々として大騒ぎ。

GWはどこへ行く、今からでも間に合う穴場情報、空港・新幹線の混雑ぶり、渋滞の長さ。

その放送のためにわざわざ渋滞を1台×テレビ局数分増やしてますよね、とツッコミたいくらい。

 

大型連休はみんなどこかへ行かなきゃいけません、それをしない人はおかしいです、当然旅をしますよね、的な物言いに、いつもうんざりしていたっけ。

 

実家に帰る方については、休みがこの期間にしか取れなかったり、地域によっては盆暮れ正月と同等に帰郷が当然となっている場合もあるかと思う。

 

でも、旅行はどうなんだろう?

 

GWは交通費も宿泊料も割高。高速のETC割引もこの期間はなし。&今や歴史的な円高、&たぶん飛行機の燃料サーチャージャーなんかもとんでもない額になっていると思われる(全くその気がないので調べてもいないけど)。


加えて、きっとどんな観光名所も大混雑で、順番待ちにかかる時間など想像もしたくない。

 

なのになあ……

 

ニュースでは、空港や新幹線発車駅の人、人、人。チェックインや荷物預けに長蛇の列。

たぶん普段の倍や3倍の時間かかるのだろうな、と画面越しに見るだけでどっと疲労感が押し寄せてくる。

旅行本体を楽しめる体力なぞ残らない気がしてならない。

 

みんな、すごいなあ。体力的にも経済的にも。とても真似できない。

 

で、我が家はガス台や換気扇の掃除をした(年末はやらない予定)。

衣替えも、全部とは言わないがまあほどほどに。

 

外出は、近場に藤やバラやツツジを見に行った。

今年は気候が急に暑くなったり激しい寒さに逆戻りしたりで、花の咲き方も予想とは違う感じではあったけど、楽しめることは楽しめた。

 

あまり遠出をしない。

それが正しいGWの過ごし方かな、と思うようになったのは、並んだり混んだりするのがめんどくさくなってきた年頃だからか。

 

と思ったら、意外にそこそこ混んでいた。車もお店もお花の見られる場所も。

 

同じように近場で済ます人もたくさんいたということで。

 

安心したような、やっぱりどのみち混むんだな、とがっかりしたような。

 

余談だけれど、「正しい〇〇の××方」とは、書き上げてしまった小説でどうしてもタイトルが思いつかない場合につける、最後の砦な言い回しだったりする。あくまで私の場合。

 

(了)

 

 

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自宅のプリンターの端っこが欠けて久しい。インクセットする場所の蓋の爪の片方が割れてしまってパカパカするのだ。


でも、紙をセットしたり印刷したりに不具合はない。


ほとんど年一回、年賀状の時期にしか使わないのである。それ以外は、手帳代わりのメモ用ブランクや、役所に提出する書類のひな型くらいで、ろくに稼働していない。


つまり、ちょっとくらいの不具合など普段は忘れている。


だからなのか、年末に急に数十枚のカラー付きイラストと表の宛名をたて続けに印刷する、という大仕事のときに限って詰まる。


紙じゃなくてインクが。

かすれて一部が欠損。

 

これは、ノズルチェックとヘッドクリーニングを繰り返せばどうにか復活するのだが、結構な回数が必要。


で、かなりのインク量が消費され、さて本番、てときに「インクがなくなりました」とのメッセージが出たりする。

 

滅多にプリンターを使わないので、そのたびいちいちどうするんだっけ? と試行錯誤してから、そうだった、と思い出し、その結果にそうなると、やる気が無くなる。


たぶん、あまり使わないことが、逆に目詰まりを引き起こしやすくなっている気がしている。


元々は、あちこちのコンクールに応募する小説やシナリオを印刷するために買ったプリンターだった。

 

ところが、最近はWeb募集が増え、印刷や紐綴じや郵便局へ走る、などの手間をかけずにすむ。バカにならないインク代、郵便代金もかからないし。


なので、画面上だけですますことが多くなったのだけれど、これはちょっと危険。

 

ジェネレーション的に差はあると思うが、紙にプリントアウトすればすぐに気づく間違いを、画面上だと見逃がしやすいのである。


だから、できれば印刷して読み直して赤ペンで修正を入れて画面上に反映する、というのが一番ミスが減る方法だと思う。


最近は短編ばかり応募しているので、これをちょっとサボっていて……随分経ってから自分の公開作品を読んでみて冷汗をかくことも多い。


だから使おう、プリンター。

絶賛印刷推奨中。


ただ……バイトのためには使う気になれなくて。

 

細かい数字を確認しデータ入力する仕事。

出社していた以前なら、会社のプリンターで資料を紙に出力し、画面のデータと突き合わせていた。

 

が、今はそれができない。

いや、プリントしてもいいのだが、会社から貸与されているパソコンに、自宅のプリンタドライバーをインストールするのはどうかと思うし、セキュリティ上もよろしくない気がするし。


みなさん、どのようにしてこうした確認作業をしているのだろうか???


私はその元資料を、画面から広告の裏紙に手書きで写し取り、入力したデータに間違いはないかの確認をしているが……(その裏紙は一応シュレッダーへ)。


テレワークなんていう最先端だからこそ発生しているこんな旧態依然のやり方……、ちょっと笑ってしまう。

 

(了)
 



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最近はもっぱら8000字以内の短編しか書いていない。

 

短編の方が書きやすいから、というのが理由だけれど、実は楽ではない。

 

よく例えられるのが、短編は短距離走、長編はマラソン。

つまり、短編は最初からダッシュの全力疾走、長編はペース配分を考えてスパートをかけるべきときにかける、みたいな。自分はそんな感じに捉えている。

 

完成後、18万文字近くになった長編を書いていた時のこと。

 

短編と同じように「起承転結」を作り、その「起」の中にまた起承転結、「承」の中に起承転結……と分割して書く手順でプロットを作った。

 

思うがままに筆を走らせる作家さんもおられるようだが、私の場合、大体の方向をプロットで決めておかないと進まなくなる。

 

それでも、途中どうにもならなくなった一つが『長い交際期間を経て結婚した夫が事故死』という場面を書いた後。


なぜ事故死にしたかというと、彼がいると主人公が動く必要がなくなってしまうから。

でもいなくなったら余計動かなくなってしまった……。

 

で、結局事故死はやめ、遠距離の単身赴任に切り替え。


が、そうすると、それまで端々に匂わせた会話やそのための伏線エピソードを変更しなくてはならない。

どこにそういうのを入れたんだっけ? と探すだけでも大変で。

 

長編だと、それまで書いた中で自分でも忘れている文章や展開があって、読み直すだけでも時間がかかる。


それに加え、これがこうなってああなるはずだったけど、これがこうならないのでそうなって……と、変更が2倍3倍、いや2乗3乗に膨れ上がってゆくのである……(´;ω;`)ウゥゥ

 

書く人にもよると思うけれど、私の場合、ざっと全体を書き終えてから見直して齟齬を整えていく、という流れになることが多い。


短編なら何度でもそれができるのだが、長編だと「何度でも」という時間も体力もなく。

 

でも、そんな苦労がある反面、長編は長編なりの楽しさがある。

大きく風呂敷を広げられるし、人物のキャラや行動を細かく描写、エピソードを二重三重に張り巡らしたりができる。

 

短編は短編で、もちろん創作にかかる時間は長編より少なくて済むのだけれど、短いので無駄なエピソードや文言は不要。

自分としてはそこが好きで、「最小限の言葉で最大限伝える」ことを目指すのが楽しい。

 

ただ言葉足らずの説明不足に陥る危険性も大で、後から読み直して「ちょっと何言ってるかわからない」と思ってしまう駄作も多い。

 

そして短編は、とにかくアイディア勝負。


一つ終わるとはい次、といった具合に溢れんばかりに浮かべばいいけど、いつもその時点で唸っていて、そこが苦しい。

 

今もちょうど唸っている状態で、新作を書き始めることができていない……。

 

(了)

 

 

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お手紙ありがとう

 

 

 

 

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コロナ禍があったことで、人と直接会ったり外食したり人混みを通ったり、といった行動を取ることが少なくなった。


仕事さえ、出社がほとんどなくなってビデオ通話&リモートワークで済むようになり。

 

結果、いまだにほとんど外出不要なので、外出着もおしゃれ靴もカバンもあまり使わなくなった。


何より人と会わないので、日焼け止め以上の化粧をしない。

 

そして、髪は伸ばし放題だった。

どうせ一つに縛ってしまうので、多少伸びようが同じこと。

 

ただ根元に白髪が目立ってくると、さすがに気になる。

ビデオ通話でもわかってしまうな、と認識できるくらいになると、ドラッグストアの染髪剤を買って自分で染めるようになって約1年。

 

結構要領よくなかなか上手に染められるようにはなったのだが、やはり素人。

後ろ側とか内側とか肌の際とか。染め残し多し。

 

そろそろ長さもかなりになって、重いしかさばるしシャンプーやドライヤーに時間もかかるし。

何より首や肩が凝ってきたので、久~々に美容院に出向いた。

 

かつての行きつけではなく、新設の、ご新規様割引のカット&カラーのセット価格でお願いした。

 

伸びた1年分、がっさり切って軽くなりたい。

これから暑くなるからめっちゃ梳いてほしい。

と希望したのだが、あんまりは切ってもらえなかった。

 

「こんなに伸ばしたのにもったいないですねえ」と言われたが、いやいや「伸ばしたんじゃなく、伸びちゃったんです〜」、と言ってもそれ以上は切ってくれなかった。

 

私の場合、1か月1~1.5cmくらいの勢いで伸びるので、12か月で17~8cmは伸びたと思う。

 

何せ、歩いたり運動したりすると、くくった毛先が背中に当たってガサガサする。

その不快さもなくしたかった。

 

どなたかのブログでも、なかなか一気に切ってもらえなかったと読んだのだが、まあ美容師さん側としては、「もっと切って」の場合はやり直しがきくけど、「切りすぎちゃった!」となったときに取り返しがつかないのかなあ、と想像。

 

それで思ったほど短くはならず、その後今に至るまで誰一人として気づいてくれない ( ノД`)シクシク…

 

でも、カラーに関しては、素人とはやっぱり一線を画す感があった。

髪をどう梳かしても留めても、白い部分が出ない。完全にすべてが染まっている👏

 

染めながら美容師さんは「髪多いですねえ……ご自分で染めるの、大変でしたでしょう……」と何度も言ってきた。


うん、ごめんね。今あなたにめちゃくちゃ手間かけちゃってるよね……と心の中で手を合わせた。

 

やっぱりもう少しプロにお任せする頻度を上げた方がいいかな、と、少し反省中。

 

(了)


 

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そろそろ寿命か、CSのリモコンがおかしくなった。

 

明日の番組表を見たいのに、日付プラスボタンを押しても動かない。

仕方ないので日付マイナスボタンを6回押して、1週間先から戻って来るという荒業でしのいでいた。

 

次に、7のボタンが効かなくなった。

チャンネル753の場合、6、0、0と押してからチャンネルプラスボタンを連打して合わせるという荒業第二弾。

 

あ~面倒くさいなあと思いつつ、何とかしのげていたので放っておいたら、今度は番組表ボタンがダメになった。

お~い、これはどうやってもどうにもならんぞ。

 

そのうち全てがイカれて見たい番組にたどり着かなくなる不安にかられ、ようやく重い腰を上げ、契約会社に連絡。

 

……しようと思ったら、ホームページのどこにも電話番号がない。

えー、こんな状況、どうすんのよ、と、過去に修理依頼をしたときの書類を捜し出し、その番号にかけてみる。

 

すると受け答えは録音で、多分こっち、という振り分け番号を押してゆくと「ショートメッセージを送るので受け取れる電話番号をお知らせください」とな。

 

えええ……? 状況を説明したいのに聞いてくれる対応員はいないのだろうか。不安。

 

結局、ショートメッセージに示されたアドレスからホームページに入り、リモコン交換という項目に行き着く。そして我が家の宛先を入力、送付日を指定。

 

で、届いた。

 

でも、その後使えるようにする設定は、メールに添付された動画か、送られてきた新リモコンに同封されていた説明ペラを見て自分でやれ、と。

 

いや、割と簡単に出来はした。やってやれないことはない。

そして今や、めっちゃ快適なリモコンライフに突入。

 

けど、今回全く契約会社と言葉を交わすことなく。全てがデジタル操作。

 

これが効率化というものなんだろうけど。

 

もし意図した対応でなかったら?

もし指定日に届かなかったら?

もし設定に失敗したら?

教えてくれる人、いない……

 

そうなったら多分、トラブル修理とかの項目にアクセスし、別途依頼をするのだろうけど。

 

ホームページによっては出来が悪くて同じところをぐるぐる回ったりするものもある。

 

依頼のやり方も、多分今回と同様で、ちゃんと伝わったのかどうかわからないまま進み、目的地にたどり着けなくて嫌になりあきらめる、みたいなことにもつながりかねない気がする。

 

人員削減、コストカット。

わかるけど、一つくらいは人が対応してくれる窓口を置いてほしいと思うのは、時代遅れなんだろうか。

 

昔の方がいいとは言わないが、単純に確実に依頼できたという点では、ありがたかった。

 

(了)

 

 

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第5話「3-0からの選択」


 

第4話「惑わじのライトスタンド」

 

 

第3話「ロージンバッグを置いて」

 

 

第2話「バックスクリーンは見ている」

 

 

第1話「ファールボールの行方」 

 

 

 

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実は長いこと大石静さんの脚本のファンである。

 

何も知らずに「この話、次はどうなるの。このキャラから目が離せない」と魅せられたドラマが『脚本 大石静』なことが多いと気づいたのは何十年前だろう。

 

シナリオの勉強を始めてからは、「キャラが奥深くて面白くて魅力的」「ストーリーの展開が意表をつきながらちゃんと伏線もあって楽しめる」のが大石ワールドだなあなんて思いながら見ていた。

 

「ふたりっ子」「私ってブスだったの?」「私の運命」「長男の嫁」「あきまへんで!」「愛と青春の宝塚」「お天気お姉さん」「家売るオンナ」など、昔から近年に至るまで、大石作品をWikiを見るまでもなくスラスラ言えるほど好き。


また、数年前に宝塚にハマったそのきっかけの舞台が大石さんの脚本だった。大石さん、筋金入りの宝塚ファンだとか。

 

書かれたエッセイもほぼ全て持っている。


玉ねぎのみじん切りの仕方を家庭科の先生に怒られて理不尽だと思ったこと、癌と闘っていた時期があること、朝ドラ女優になりたかったのだが脚本家へ逸れていったこと。


そんなどれもこれもが、どれかの作品に生きているように思える。

 

また、講演にもよく出かけた。

大石さんのお話は、書かれる脚本と同じように起伏に富んでいて、「脚本の勉強」と思わずに聞いても面白いのである。

 

周りの方のお話もいろいろ耳に入ってきた。大石さんは個人的なことでもざっくばらんに語る方で、打ち合わせではそこまで言っちゃう? ってことまで話されるとか。


そういうところが深いキャラを作り上げることのできる理由なのかな、と思ったり。

 

なので、私には真似できないかも、とも思った。


私は人に自分のことを話すのが苦手で、そこから話を広げていくというやり方がたぶんできない。

それができないと言っているうちは脚本家になれないのだろう、とか落ち込んだりもして、結局なれなかったのはやはりそのせいもあるかもしれない。

 

ともかく、長年一線でご活躍なのに、更にいまだに話題作を作り続けている大石さん。

 

今年の大河ドラマ「光る君へ」。

巷で視聴率がなんだかんだと言われているけれど、キャラ一人一人に面白みがあって、どうなるの、という展開の速さなど、もう相変わらずの目の離せなさ。私にはこの45分がいつもとても短く感じる。

 

それに合わせてか、BSでは24年前の朝ドラ「オードリー」が再放送されている。これがまた第1話からすごい吸引力なのだ。


実母がいるのに隣の旅館の女将がやたら面倒を見てきて母が2人に、という設定なのだが、それが「怖すぎる」「ホラーだ」とSNSで囁かれたりしている。


が、エッセイによれば、これも大石さんの実体験だったはず。どれだけ経験を生かしてるんだ、大石さん。


ちなみに先週末は、堺雅人さんが脇役で出ていて驚き。佐々木蔵之介さんにしろ、今をときめくイケオジの若い頃のお宝映像でもある。

 

そんなことも含め、旧朝ドラも大河も長いスパンでの放送なので、楽しみがしばらく続くのが嬉しい。

 

(了)

 

 

↓「お花見」がお題の新作短編です。14分で読めます。(ヒューマンドラマ)

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「キッコのベンチ裏レポート」

 

第4話「惑わじのライトスタンド」

 

 

 

第3話「ロージンバッグを置いて」

 

 

 

第2話「バックスクリーンは見ている」

 

 

 

第1話「ファールボールの行方」 

 

 

 

 

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お手紙ありがとう

 

 

 

 

↓「雪の思い出」がお題の短編。9分で読めます。(ヒューマンドラマ)

かぐやかぐや

 

 

 

 

 

 

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バラを育ててはいけません (ファンタジー)

 

 

 

 

 

プロ野球が開幕した。

贔屓球団がある私には、スポーツニュースが大変大事。


勝った日には大喜びであちこちにチャンネルを合わせる(負けたときはまあそこそこ)。

 

ただ、プロ野球は12チームあって1日最大6ゲームの結果を伝えるため、例えば巨人とかサムライ代表者のいるチームなどが優先される。私の贔屓球団は割と地味な部類なので、あまりスポットが当たらないことが多い。

 

そんなのはわかっている。わかった上で不満がある。

 

贔屓球団云々に限らず、地上波のスポーツニュースの伝え方にモヤモヤするのである。

 

まず真っ先に大谷くんニュース。

ホームランとかヒットとか、勝ちに貢献したならまだいい。でも、三振でした、とか、今日はヒットが出ませんでした、とか、あるいは試合がないのに明日のためにこんなトレーニングをしてました、とか。

 

私だって大谷くん、嫌いじゃない。むしろ大好きだし、WBCでめちゃくちゃ興奮したし、頼もしくて素晴らしい、日本の宝だと思っている。

 

でも、国内のプロ野球の公式戦があったんだよ? その結果より先に、試合のなかった大谷くんの今日の様子、というのが、どう考えても納得いかない。

 

チャンネルによっては、公式戦の勝敗を優先して告げるニュースもある。でも、それにしたってどうも手抜きに感じてしかたないものが目立つ。

 

試合前から「今日のAチームとBチームの対戦は、A所属の〇選手にスポットを当てよう」といった決め打ちをして、どう試合が転ぼうがそのまま放送しているように見えるのだ。

 

その対戦、Bチームが勝って〇選手が4タコだったとしても、「〇選手は惜しくも残念な成績で、Aチームは負けました」といった放送の仕方。

 

え、Bチームはどうやって勝ったの? どの選手が決勝打を打って、勝ち投手は誰? という最も核心のところは、最後に一瞬出される経過ボードで確認しろ、というスタンス。

 

例えばサヨナラ試合だったとしてもその肝心な場面がなく、◯選手の凡退打席の映像ばかりを見せられ、「試合はサヨナラでした」との一言だけ。


はあ? 

?と💢マークで頭が一杯になるわけで。


残念ながら、こういうパターンのスポーツニュース、多い気がする。

 

別にね、私の贔屓球団にクローズアップしてくれと言っているのではなく。

どの試合でもちゃんと、どちらがどういう経過で勝ったか、誰がヒーローなのか、きちんと伝えてほしいわけです。

 

で、だからCSやネットしか見なくなってしまう。

 

ネットのハイライトなら、試合がとてもよくわかる。

投手の好不調も、ゲームのターニングポイントも、活躍したのが結構地味な選手だったとしても、ポイントを押さえている。


試合後のヒーローインタビューまで見られるので、それはもう満足。

 

贔屓球団はあるけれど、野球全般が好きな身としては、どの球団の試合でも、知りたいのはそこ。

 

そういう意味で、先の決め打ちニュースを作っている方々は、あまり野球愛がないのかな、と思ってしまったりする。

 

(了)

 


↓「おなかが空いた」がお題の新作短編です。12分で読めます。(コメディになりそこねたヒューマンドラマ)

「美男とティラノー」

 

 

 

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第4話「惑わじのライトスタンド」

 

 

 

 

第3話「ロージンバッグを置いて」

 

 

 

第2話「バックスクリーンは見ている」

 

 

 

第1話「ファールボールの行方」 

 

 

 

 

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↓第213回コンテストで佳作に選んでいただいた「ポケットの中」がお題の短編はこちら。11分で読めます。

ハンドメイド作家とただの客 

 

 

 

 

↓「あなたを消した理由」がお題の短編。8分で読めます。(現代ファンタジー)

お手紙ありがとう

 

 

 

 

↓「雪の思い出」がお題の短編。9分で読めます。(ヒューマンドラマ)

かぐやかぐや

 

 

 

 

 

 

↓第185回コンテストで入賞作に選んでいただいた「○○解禁」がお題の短編はこちら。14分で読めます。

バラを育ててはいけません (ファンタジー)

 

 

 

 

 

バイトがテレワーク主体になってから年単位が経つ。

 

最初の頃は、通勤分の浮いた時間で、あちこちを片付けたり整理したりができることを楽しんでいた。


が、そのうち「時間が浮いた」感がなくなり、マスト事項しかやらない生活に戻って久しい。

 

それで「めんどくさがり」の性格は、ちょいちょい不便を感じていながら、そのまま放置していたこと、多数。

 

例えば、自転車。

そのタイヤのヘタレ具合を見て見ぬフリ、乗り心地の悪さに我慢すること長期間。

たまに気分が乗った時だけしゃかしゃか空気を入れ、パンパンにする。

 

が、何度も乗らないうちに、すぐにへなへなになる。

てなことを繰り返し、ついに自転車屋さんに繰り出したのが今年1月だった。

案の定、タイヤの中のゴムがイカれており、それを交換して約四千円也。

 

手痛い出費に悲しくなるも、その帰り道、ぱああと明るい気分に。

ペダルが軽い。段差の乗り越えが楽。坂道の辛さも減。

 

おまけにその自転車屋さんは親切で、キーの差込口に油を差してくれたらしい。


めちゃくちゃ固くなっていたキー、かけるたび外すたび超力づく、いちいち指がダメージを受けていた。

それがひょいっと簡単、一瞬で。

おかげで全くストレスがなくなって、自転車を出すのが楽しくなっている。

 

それから、サンダル。

ポストやゴミ出しにちょっとだけ出たいとき用のサンダルがある。

その片方の底がぺらっと剥がれて久しい。

 

ちょっとだからと靴裏をパタパタさせながらマンション内をうろついていた。


捨てとけ、と自分に突っ込みつつ、脱ぎ履きに楽なつっかけはそれ一つ。

随分とぱたぱた不快を我慢した挙句、ようやく「アロンアルファでくっつけてみよう」と実行に移す。

 

結果、歩くのが楽~。
何てストレスレス。

なぜもっと早くこうしなかったのか。

 

そして、玄関前に積み重なった、服やら靴やらを突っ込んだ袋。

これ、もう着ない使わない(使えない)と判断して、相当前にそこに置いたもの。

たぶん3年は経っている。

 

あとはゴミ捨て場やリサイクルに出すだけだったのだが、かなり愛着があって愛用していたものもあり、一瞬躊躇していたらどんどん年月が過ぎていった。


それを、ついに捨てた。

うわあ、何て廊下が広いんだ。移動がスムーズにできて爽快。

 

こういった、ちょっとした不備を片すだけで気分が大層良くなる。深〜く実感している今。

 

というわけで、いい気候にもなったし、あちこち整理したい熱に浮かされ始めている。

 

断捨離とか終活という言葉はあまり好きじゃない。

まだまだ新しくてきれいでかわいい便利そうなものを欲しくなり買ってしまうことも多い。

 

要は、整理することで機嫌よく毎日を過ごしたい。

ただそれだけ。

 

(了)

 


↓「おなかが空いた」がお題の新作短編です。12分で読めます。(コメディになりそこねたヒューマンドラマ)

「美男とティラノー」

 

 

 

 読み切り連載始めました⚾

「キッコのベンチ裏レポート」

 

第3話「ロージンバッグを置いて」

 

 

 

第2話「バックスクリーンは見ている」

 

 

 

第1話「ファールボールの行方」 

 

 

 

 

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タイガー&ホース 

 

 

 

 

 

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バラを育ててはいけません (ファンタジー)

 

 

 

 

 

私が愛用している小説サイトには、2週間に一度、短編コンクールの募集がある。

そこに応募し始めてから、もうすぐ4年になる(この話をブログに書こうと確かめてみて地味に驚いた)。

 

それ以前にも、「まあこんなもんでいいか」と2回ほど出したことがあるのだが、かすりもせず、きっとこのコンクールとは相性が悪いのだとそのまま離れた。

 

が、あるとき受賞作の一部を読んで愕然。

あんな片手間に適当に書いたものが、かするはずもない。もう全身全霊、真剣に全力投球しないと出す資格はない! と思わされる力作ぞろい。

 

で、決めた。

 

これからは、このコンクール、毎度毎度渾身込めた作品を書いて皆勤していこう、と。

 

言うほど簡単じゃなかったけど。


出てくるお題が好きじゃなかったり、何のご縁もないものだったり、逆にありふれているあまり誰でも思いつくだろうネタしか出てこなかったり。

 

なので、毎回気に入った作品が書けるわけじゃなかったけれど、とにかく書いた。とにかく必ず締め切り前に出した。

 

それで4年近く。

年20数回として、80作品前後? 

 

それだけ書いて、受賞できた確率は限りなく0に近く、私の視力程度。

発表があるたび落ち込んだ。

落ち込んで、受賞した人たちがお祝いコメントでお祭り騒ぎになっているのに滅入っていじけることを繰り返した。

 

でも、自分で「書きたいこと」を0から洗い出すのが苦手で、お題を2週間ごとに与えてくれるこのコンクールを、自分の中の「書きたいこと」を目覚めさせるきっかけにするのがスタイルになってしまった。

 

とにかく書く。

うまくまとまらなくても、結構思い出とか、思い入れとか、忘れていた大切な何かなどを形にできることがある。

もちろん、無理くりこね回してダメダメな話になったりもするけれど。

 

そんなこんなで、「書きたいこと」を掘り出すために利用している、と割り切ってはみるものの、コンクールなので、やはり落ちる度に落ち込む。

 

そして、たまに受賞した場合、ちょっと戸惑う。

 

嬉しいことに、先週、1年ぶりくらいに佳作受賞と相成った。

 

「佳作」に選んでいただいたのはこちら↓


「ポケットの中」がお題の短編。11分で読めます。(ミステリ改めヒューマンドラマ)

ハンドメイド作家とただの客 

 

 

 

とにかく落ちることに慣れていたので、発表日のチェックもしておらず、フォロワーさんからのお祝いコメントで選出を知った。

 

すごく嬉しいし、お祝いをいただいたお礼も言いたい。

 

でも、落ちる度に味わってきたあの苦々しい思い。

慣れているはずなのに、毎度最底辺の暗がりへテンション落下。

闇に浮遊中につき、受賞した人の作品を読みたいと思うまで、かなりの時間がかかる。

 

それは、応募して選出されなかった全ての人に共通だと思うのだ。

その面前で「お祝いコメントありがとうございます」と掲げること。

いいんだろうかと躊躇してしまう。

 

受賞は、私レベルだとそうあることじゃないから、一緒に喜んでくれる方と「わーい」とやりたいのだけど。

どうも手放しで喜べず、でもやっぱり嬉しいので、控えめにお礼コメントを上げてみた先週。

 

(了)

 

 

 

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第2話「バックスクリーンは見ている」

 

 

 

第1話「ファールボールの行方」 

 

 

 

 

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